SC相模原

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09-27-2020

 試合結果 

【9/27カターレ富山戦】試合結果・三浦監督・選手コメント

《試合結果》

2020明治安田生命J3リーグ 第18節

SC相模原 3-2 カターレ富山


≪得点≫
17' 花井聖(カターレ富山)
19' ミルトン(SC相模原)
22' 平松宗(カターレ富山)
75' ホムロ(SC相模原)
79' 星広太(SC相模原)


三浦文丈監督
--今日の試合を振り返って。

前半戦でアウェイで富山に行った時に0-3で負けているのは、私自身も非常に悔しくて。今日はホームなので絶対に勝ちたいと思っていました。前回の対戦では立ち上がりから圧をかけられて、ボールを回されたイメージがあったので、システムを3-5-2にしてハメられる形をつくって、ボールを奪ったら前に残っている2トップに当ててシンプルに攻撃をしようと。前半はシュート数がうちが7本で、富山さんが3本とチャンスはつくっていたのですが、2点をとられてしまいました。
ただ、前々節ぐらいからロングスローとかセットプレーでパワーを持って行こうということで、かなり嫌がっていたので、サイドでスローインをとったらロングスロー、コーナーになったらセットしていくということでやりました。同点に追いついたらひっくり返せるなと感じていました。最後は粘り強くやってくれて、よく勝ち点3をとってくれたと思います。

--鳥取戦に続いて3バックで戦った理由は。

まず鳥取戦のパフォーマンスが良かったこと。そこの継続を考えたのと、後ろに関しては相手が2トップなのでこちらは3バックで1枚余らせようと。一番悩んだのが、富山は2センターバックが広がって、すごくボールを動かされたイメージがあったので、2センターバックに2トップをそのなまはめて、サイドバックに出た時は中盤の3人がスライドしようと考えていました。ボールから遠い方の相手サイドバックはフリーになりますが、そこはスライドするか縦ズレしていく。(相模原の3-5-2と富山の4-4-2で)システムは噛み合っていないけども、ハメることはできるんじゃないかということで3バックをチョイスします。前半戦で富山さんとやった時よりは回されなかったし、何回かボールを奪えた場面もあったので良かったと思います。

--富山はボランチの花井選手からのパス出しが要注意だったと思うが。

本当のことを言うと、(富山が4-2-3-1で)花井選手がトップ下にいられた方が嫌だったんです。こちらが3バックになってしまうので、花井選手が中盤に下りると(3バックのうちの)2人が余ることになってしまう。そうなるのが嫌だったのですが、2トップで来てくれたので逆につかまえやすくなりました。前半から花井選手がセンターバックの間に落ちてビルドアップしていたんですが、それはある程度自由にやらせながら、花井選手との距離が近かったら(ボランチから出ていって)鹿沼やバチが行く。前半よりは後半のほうがうまくいったと思います。

--粘り強く戦うことでの成功体験がつかめたのは大きい?

そうですね。ここ数試合はセットプレーが本当に脅威になっているので、そういう武器ができていることで、(流れがよくない時間帯でも)我慢ができています。ちょっとずつ勢いを感じているので、このまま行きたいです。

--ロングスローの時にDFの梅井選手、ミルトン選手を上げていたが?

純粋に高さがあるので、相手のFWが必ず(自陣の)ボックスまで戻らなければいけなくなる。それを繰り返されると、FWはかなりストレスが溜まります。また、相手の心理としてはタッチに逃げるとロングスローが入ってくると思うと、簡単に蹴り出せなくなるので、相乗効果が出ていると思います。

--ミルトンのパフォーマンスについては。

試合を追うごとにパフォーマンスが良くなっています。単純に前に強いし、高さもあるので、ハートがよい。最後まで諦めずに戦ってくれるので、ミルトンの復帰は心強いです。ただ、調子が良い選手はまだまだいるので、これに満足することなく、競争してほしいと思います。

--最後のピンチはかなり危なかったと思うのですが……。

ピッチサイドからは完全にやられたと思いました。でも、決まらなかったのは粘り強くやるという気持ちが出ているからなのかなと。あれが入らなかったところに、チームの勢いがあるなと思います。

--後半戦のスタートを勝利で飾りましたが。

来週の長野さんもインテンシティが高い、強いチームなので、これを続けていけるようにしたいです。


MF/8 ミルトン

--2試合連続でスタメン出場となりましたが。

ガイナーレ鳥取戦は自分が怪我から復帰して初めてのスタメン出場ということで、すごく感慨深い試合でした。今回の試合はホームで、サポーターの前で出らるということで、良い準備をして臨もう、より自信を深めていけたらと考えて入りました。すごく難しい試合でしたが、チームとして良い試合ができましたし、チームの力になれたと思っています。

--富山の2トップをどうやって抑えようと思っていましたか。

2人ともフィジカル的にも強いので、しっかりと行く、球際で負けず、相手のストロングをなくすことを心がけました。こういう難しい試合を勝てたのは、グループの強さを見せられたと思います。

--3バックとして戦う中での手応えは。

3バックでしっかりと後ろを守ることで結果が出ているので、自信が深まっていると思います。今日のようにポイントを積み上げていくことで、シーズン終了後に喜べるようにしたいです。

--Jリーグ初ゴールを決めましたが。

Jリーグでの自分のファーストゴールなので忘れられないゴールになりました。難しいことがあった後なので、すごくうれしいです。ゴールに関しては、ロングスローをGKがキャッチできなかったので、自分が素早く反応できました。

--試合終了後にビクトル選手と抱き合っていましたが。

同じ守備の選手として、勝利の喜びを分かち合いました。

--今日のゴールは誰に捧げたいですか。

まずは神様、大切な家族、そして相模原に関わるすべてのみなさんに捧げたいと思います。

--後半戦の初戦を勝利しましたが。

すごく良かったと思います。後半戦はアウェイもそうですが、ホームで勝ちにつなげていかなければいけません。サポーターのみなさんの前で、自分たちが戦う姿、強い姿を見せて、もっともっと多くの人に応援していただきたいです。

MF/17 星広太

--今日の試合を振り返って。

後半戦の1発目だったので、自分の中ですごい大事だなと思っていました。チームとして勝てたことは良かったと思います。

--システムが変わって星選手もサイドバックからウイングバックになりましたが。

ウメくんやミルトンが後ろに入って、強さがあるので、迷わずに行けるようになりました。もっともっと攻撃のところで違いを出していけたらと思っています。

--星選手のクロスから同点ゴールが生まれましたが。

大外にウメくんがいて、こぼれ球は常に狙っていました。ウメくんがブロックしてくれたので、良い感じでえぐれて、最後のクロスはムロに出したというよりは、誰か触ればいいかなと。ムロが良いところに入ってきてくれたなと思います。

--セットプレーからチャンスを多く作れていました。

チームとして狙っていた形だったので、そこからゴールも生まれたので、こういう形から決められたらすごく楽なので続けていきたいです。ターゲットが多くなって良いところに蹴れば絶対にチャンスになるので、自分次第かなと思っています。

--決勝ゴールのシーンではどんなことを考えていましたが。

ムロが粘って良いところに落ちてきて、振り切らなかったのが良かったのかなと思います。コースまでは狙っていないですけど、ふかさないように、当てに行く感じで蹴ったらうまく決まったのでラッキーでした。

--残り10分ぐらいはどんなふうに考えていたのでしょうか。

守りながら、チャンスがあれば狙いながら。守っているだけじゃ相手も怖くないので、前への怖さは残しておいたほうがよいかなと思っていました。鳥取戦もこういう展開でゼロに抑えられたので、慌てずにできたと思います。

--DAZNでは星選手が「あぶねー」と言っているように見えましたが。

たぶん言ってましたね(笑)。最後とかは危ない場面もあったので、失点しなかったのは良かったですが、チームとして修正したいです。全員が体を張っていたので、その結果が勝ちにつながったのかなと思います。

--後半戦に向けて意気込みを教えてください。

前半戦はチームとして思ったような結果が出なかったので、後半戦はJ2昇格に向けて1試合1試合が大事になってきます。目の前の試合を全力で戦って、最後に良い結果が残せたらなと思っています。


■Jリーグ公式ホームページ試合結果
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