SC相模原

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11-06-2010

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第44回・関東社会人サッカー大会・1回戦

1011060 1011061 関東社会人サッカー選手権の1回戦が駒沢補助競技場で行われた。S.C.相模原は、埼玉県3位のパイオニア川越と対戦した。先発は、GK佐藤、DFは工藤、奥山、金澤、井上の並び。MFは富井、鈴木健が底に入り、坂井と森谷がサイドを担った。FWは齋藤、ジエゴでスタートする。開始1分、左サイドでFKを得ると、富井のクロスから齋藤が頭で合わせて先制する。  しかし10分、一瞬の守備のスキを突かれ同点に追いつかれてしまう。中盤からの縦パスに、S.C.相模原の守備陣は前に出て対応しようと試みるが、ゴール前のFWに通ってしまう。そして相手に前を向かれると、ゴール左にシュートを決められてしまった。23分にはゴールを背にボールを受けたジエゴが、振り向きざまにシュートを放つがゴールの角に当たり追加点はならず。28分にも右からのサイドチェンジに走り込んだ森谷がシュートするもGKに防がれてしまった。  パイオニア川越は両サイドのスペースにロングボールを入れ、これにFWが走り込むことで決定機を作りだそうとしていた。他にも最終ラインから中盤に入る縦パスに焦点を絞り、パスカットからショートカウンターを仕掛けようと試みてきた。トーナメント特有の堅さもあったのか、S.C.相模原は攻め切れず、苦しい展開が続いた。そうした状況を救ったのはやはりエースの齋藤だった。30分、先制点と同じく左サイドでFKを得ると、クロスボールに再び齋藤がヘディングで競り勝ち得点。2-1とリードして前半を終えることに成功した。サイドが変わった後半も相手を圧倒することはできなかった。それだけでなく66分にはミドルレンジからのシュートをGK佐藤が弾き、こぼれたところを押し込まれ、同点に追いつかれてしまう。これを受けて69分にはジエゴに代え水野を投入。森谷と齋藤の2トップに変更し、S.C.相模原はスピードで勝負した。それが奏功した。 中盤でボールを奪うと、森谷が中央をドリブルで持ち上がる。右には水野、左には齋藤が走り、3対2の状況を作った。ペナルティーエリア手前までドリブルした森谷は、DF2人が右寄りに位置しているのを見抜くと、左にパス。齋藤はゴール前に切り込むと、逆サイドを狙い澄ましたシュートを決め、スコアを3-2とした。その後、88分には船越、アディショナルタイムには鈴木隼をピッチに送り込み、守り切り初戦を勝利した。連戦となる2回戦は、FC西武台を下した東京都1位のTOKYO23FCと11:00から駒沢第二球技場で対戦する。

原田大輔

駒沢補助競技場 10:30キックオフ(45分×2本)
1st (45分) 2-1 得点者:S.C.相模原-齋藤2
2nd (45分) 1-1 得点者:S.C.相模原-齋藤
結果 S.C.相模原  3-2  パイオニア川越