SC相模原

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10-18-2010

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第46回全国社会人サッカー選手権大会・2回戦

10101701010171 第46回全国社会人サッカー選手権大会の2回戦は、舞台を下関乃木浜総合公園に移して、矢崎バレンテFCと対戦した。この日も晴天の中、S.C.相模原は、多くのサポーターの声援を受けながらキックオフを迎えた。 1回戦で古賀誠史が負傷した影響もあり、ケガから復帰したばかりの鈴木健太がスターティングメンバーに名を連ねる。GKは佐藤、DFは1回戦同様、右から金澤、奥山、工藤、井上が最終ラインを形成した。中盤は、富井と鈴木健が中央を担い、右には水野が、左に坂井が入った。2トップは不動となりつつある齋藤とジエゴ・カンポスのコンビ。この11人で、S.C.相模原は2回戦に臨んだ。 初戦を勝ち抜いた選手たちに「堅さ」はなかった。4分、左サイドで坂井、井上が起点を作ると、富井を中継して右サイドへ。そうして展開された攻撃から、右SBの金澤がクロスを入れた。これを齋藤がDGと競り合いながら強烈なヘディングシュートを放つ。タイミング良く放たれたシュートは、ゴール上へ飛ぶと、バーに当たりながらゴールインした。 攻撃の手を休めないS.C.相模原は、ボールを回すことで相手を揺さぶり、ゴールへと迫っていく。そして、ジエゴがゴールラッシュを記録する。最初の得点は16分だった。先制点をアシストした金澤が右サイドをドリブル突破。ゴール前にパスを通すと、走り込んだ齋藤が、ボールの勢いを止める柔らかいトラップで後方に落とす。そこにジエゴが走り込みゴール左スミにシュートを決めた。10分後の26分には、再び右SB・金澤のクロスを齋藤がヘディングしたこぼれ球に素早く詰めて加点。さらに38分にもゴール前で押し込み、前半だけでハットトリックを達成した。 コンスタントにゴールを決めるS.C.相模原だったが、39分に水野が負傷。前半のアディショナルタイムには、吉岡がピッチに投入される。そうして迎えた後半は、坂井が右サイド、吉岡が左にポジションを変えスタートした。 吉岡が得意の個人技で相手DFを抜き去りチャンスメークするが、ラストパスが合わずに追加点が奪えない時間帯が続く。連戦の疲労も見え始めると、ベンチは動く。51分には齋藤に代え、船越、56分には鈴木健に代え、鷲田を送り込む。相手が前掛かりに攻めてくると、S.C.相模原は、長身の船越にボールを当て、そこからサイドに展開する攻撃を試みた。 5点目が生まれたのは72分だった。守備的MFで出場した鷲田が、左サイドからのボールを、難しい態勢からノールックで、右サイドのオープンスペースへ展開する。そこに右SBの金澤がオーバーラップしてくる。金澤はドリブルすると、ファーサイドを走る吉岡に再び大きくサイドチェンジ。中央には船越とジエゴが走り込むが、金澤からのパスをうまくコントロールした吉岡は、ゴール右スミを狙い澄ましシュート。吉岡の大会初ゴールにより、5-0とスコアを突き放した。さらにアディショナルタイムに突入した直後、坂井のクロスからジエゴがゴール前で冷静にトラップしてゴールを決め、6-0。80分間フル出場したジエゴは、この日4得点と大活躍でチームの勝利に大きく貢献した。 第46回全国社会人サッカー選手権大会も2回戦が終わり、ベスト8が決定。会場を再びおのだサッカー交流公園に移す準々決勝では、トヨタ蹴球団と対戦する。
下関市乃木浜総合公園 13:30キックオフ(40分×2本)
1st (40分) 4-0 得点者:S.C.相模原-齋藤-ジエゴ3
2nd (40分) 2-0 得点者:S.C.相模原-吉岡-ジエゴ
結果 S.C.相模原  6-0  矢崎バレンテFC