SC相模原

SC相模原

MENU

NEWS DETAIL

03-12-2017

 試合結果 

01/J3第1節長野戦安永聡太郎監督試合後会見

——今日の試合を振り返ってコメントをお願いします。 「開幕戦なので、『良いゲームをしようと思うな』と(選手たちには)話して試合に入りましたが、前半は、良い入りをするなと言ったんですけど、むしろ良い入りをしていたと思います。ボールの捨て方や統一されている部分というのは非常によく出たんじゃないかなと。前半が終わって同じように戦っていくぞというところで、後半はちょっと足が止まった選手がいて、そこを代えようかなと思っているときにファウルを冒してしまった。そこからのセットプレーで失点したので、そこは僕の判断が……。まさかあの時間帯で選手の動きがピタっと止まるとは思わなかったので、そこの部分に関しては、ここまでの調整がよくなかったのかなと。選手とも話してみないと分からないですが……。全体的には本当にどのように守るか、どのように奪うかというところの整理は選手たちの中でもできていると思うので、あとは奪った後の精度と、奪った後にどのように出ていくのかですよね。高さという武器があるので、それを出すためにどのようにアタックを仕掛けていくかというところを詰めていければなと思います。 あと、これは批判ではなく、問題提起なのですが、むしろはっきりさせてもらいたいのですが、ペナルティーエリアの中で手に当たるハンド。物理的にここ(身体)に手がついているのですから、『バーン』とボールが跳ね返ったものが手に当たったとしても、それはハンドじゃないというのは分かりますし、認めます。でも、『ファールじゃないですよ』というアピールを込めて挙げた手に(ボールが)当たった。しかも、レフェリーに確認したら当たりましたとも言っている。それは、この(手を挙げる)アピールをしなければ流れているプレーですよね。その後ろに選手がいれば、チャンスになるわけですから。それを『ファールじゃない』と、手を挙げなければいいものを挙げたがために(ボールが)手に当たった。これはある種、故意なのではないかと、僕は思うんです。サッカーにミスはつきものだと思っているので、それはいいんです。でも、副審が違うと主張してもいいはずです。今は確かそれもしない。そこはちょっと納得できないというか、整備してほしいと思いますし、それがないならないで、ないものだと思って諦めます。 ちょっと熱く語りましたけど、これは批判しているわけではなく、ペナルティーエリアの中で手に当たったらハンドという仕組みに関して、去年から厳しくなっていきている。でも、身体に手はついているものなので、当たってしまうこともありますよね。それはそれでいい。でも、あれはファールじゃない。故意にあげているのですから、僕は『ハンドでしょう!』と思うんです。それ以外に関しては、ミスはあることですし、もしかしたらこちらの見間違いもあるかもしれないですからね」 ——チームとしての今日の出来は? 「守れるという部分に関しては、非常に手応えを持っています。ただ、(ボールを)奪いに行く位置がちょっと低かったかなとも思っています。そこを整理して、奪ったボールをどのように前線に運んでいくのか。1本目のパスの質であったり、それに対するランニングというところの質を上げていくという意味では、だから65点くらいですかね」 ——岡根直哉選手や菊岡拓朗選手がなかなかボールを持てず、ボールをつなげていなかったように見えましたが、そこについてはどうでしたか? 「そこは(ボールを)持たなくていいと話していたので、前半はそこでいいサッカーをしようとしすぎるなと。相手の狙いとしてはセットして引っかけて出ていくのがベストなはず。だから、今日はいったん背後にボールを下げながら、面白くないサッカーかもしれませんが、とにかく相手も1回(ボールを)下げる、自分たちもセットする。その中で間延びしてきた時間にボールを動かせばいいという判断をしていました。選手たちからしてみれば、もう少しできたのになという思いはあったのかもしれないですが、今日に関しては、それほどストレスを感じていないですね」 ——AC長野パルセイロの浅野哲也監督が、中盤でハメたかったが思ったよりも相手が蹴ってきたため、ハメることができなかったと話していましたが、それは狙いどおりできたということか? 「長野さんのメンバーであったり、4−4−2というシステムだということを考えると、昨日の鹿児島ユナイテッドさんと藤枝MYFCさんのゲームもそうでしたけど、4−4−2でバシっと締めて、中に突っ込んできたところを引っかけて出て行くというのが、一番、4−4−2というシステムで戦う際にはベストだとは思います。長野さんのメンバーと配置を見たときにも、それが狙いだということは事前の情報とゲームの入りで予測はついたので、その部分をさせない、そのための前半でOKだっていうところで行くと、前半は全く問題ありませんでした。ただ、サイドを行った回数があまりにも少なかったので、そこでセットプレーがもっと取れて、セットプレーでもっと脅威を与えたかったなと。その部分が出てこなかったので、セットプレーを取るためのサイドでのプレーであったり、人数の掛け方、どのようにアタックを繰り返すかというところを整理する必要はあるかなと感じています」