SC相模原

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09-25-2016

 試合結果 

Vol.13 J3第23節琉球戦 安永聡太郎監督記者会見

——本日の試合を振り返ってのコメントをお願いします。 「ゲームを動かすというところを、僕が誇示しすぎたがために敗れてしまったのかなと。そういうゲームだったのかなと思います。ただ、じゃあ、あの状況で1ボランチの脇を埋めて、ラインを下げて、しっかりと守ってという戦い方もできた方がいいというのは分かっていますが、個人的にはそこではなく、2点目、3点目をどのようにして奪うのか。そして、前からのプレスが行けなくなったときのミドルゾーンでの守備というのをもっと整理して、下がって守るというのではなく、苦しいときにはミドルゾーンでどのように守備をして、攻守の切り替えの部分で前からだけでなく、相手にセットアップされたときの守備の形というのを、僕が整理しきれなかったというか、ゲームで出し切れなかったというのが、最後のガス欠を導いてしまったのかなと思っています。以上です」 ——交代選手の意図についてそれぞれ教えてください。 「今日、右の前の部分のパワーが、石田(雅俊)が少し疲れはじめている印象があったのと、ブチ(岩渕良太)の運動量が少し落ちてきたので、石田を中央に置いて、マキ(牧内慶太)を右の前に出して、マコ(普光院誠)を右SBに持ってきて、ナリ(成田恭輔)に左サイドで前への推進力を出してもらおうと思った。左からもう一つ、色の違うクロスというものを考えて1枚目のカードは切りました。その後、(飯田)涼を入れたのは、北原(毅之)のところが少し、前半はよくやってくれていたんですけど、この天候もあって、最終ラインに少し吸収されたところもあった。それで(菊岡)拓朗を1つ下げたところでボールをより落ち着かせようと考えた。それで涼に積極的にアタックを、2対1を、仕掛けてもらうというところで、2枚目は切りました。3枚目のマキの交代ですが、彼はすごい運動量を持ってやってくれている中で、少し縦へ仕掛けるというよりも、止まる機会が増えたので、そこに(近藤)祐介を入れて、もう一度、石田をサイドに出したんですけど。うちのゴールキックに対して競る選手がいなくて、跳ね返されて苦しい時間帯が前半の途中くらいから続いていたので、一度、祐介に競ってもらってと思って出したのですが、石田が足をつったりして少しそこからはばたついた選手交代になりました。最終的に全体が横にも縦にも間延びしてしまったというのは、これは僕が前から前からと言ってやらしている部分でのガス欠。そこの戦い方を本当は勝ち点にこだわって、一度、下げたりと、整理をするべきなのかもしれないとは思うんですけど、それよりも僕は前からという部分にこだわってやっていきたい。そこだけは軸として曲げたくないという思いがありますし、そこはこだわっての最後の2失点なので、これはまあ、僕の責任だと思っています」 ——成田選手の交代後、普光院選手を右SBに入れ替えましたが、牧内選手を前で、普光院選手を右SBで起用した理由は? 「後ろからの強いランニングを今日はマコのほうができていて、マキのほうがランニングの部分に関して少し疲れている色が出ていたので、守備のところの球際も含めて、マコが後ろのほうが今日はパワーを出せるという判断で、その位置に置きました」 ——監督の言葉からもガス欠という言葉がありましたけど、やりたいサッカーがすごく伝わってくる中で、70分以降、ガス欠になったのは、体力的な問題なのか。それともペース配分といったものが大きいのか。どちらと捉えていますか? 「ペース配分って、じゃあ、15分仕掛けて、15分休んで、また15分、最後にアタックしてやるというのは、決めてやるものではないと思うんですよね。ゲームの中で流れを見ながらやるべきことだとは思います。最終ラインのビルドアップからつないでいくというトレーニングは一切やっていない。ゲームの中でもあったんですけど、自分たちがゲームの中で一つ楽をしようとしてつなぎ出して、それが相手の前からのプレッシャーで引っ掛かっているシーンのほうが多かったですよね。それであれば、相手も疲れている、自分たちも疲れている中で、どっちが一歩前に進みますかというところを積極的にやり続けて行きながら、それありきでつないでいくのであれば、相手も怖いので、それほど前から来られなくなりますよね。ただ、つなぐときも、誰かが背後を必ず狙っていなければならない。というところの段階は、まだチームとして踏んでいないので、背後、背後という中で、足下につけながらつないで、最後は誰かがランを仕掛けながらというのは、最後の理想像ですね。ビルドアップというのは、僕の中で一番難しい作業だと思っているので、そこをどの段階からできるのかというところ。ガス欠については、今週、ずっと雨が降って涼しい中で練習してきて、このゲームだけ気温が暑くなったのでね。そこの部分はもう少しだけ、僕が配慮してあげられれば良かったのかなと思います。落としていいぞという言葉は使いたくなかったので、選手に行くんだという言葉しか掛けていないので、これも僕の責任だと思います」