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07-16-2016
試合結果Vol.09 J3第17節G大阪U-23戦 薩川了洋監督記者会見
——本日の試合を振り返ってのコメントをお願いします。
「うちにとってすごく大きな負けになったかな。得失点含めて勝ち点を落としてしまっているわけだから、これから先、上位を目指す中では、今日は鹿児島対栃木という上位対決があるわけで、勝ち点としては最低でも1は取らなければならない試合だった。やっぱり、それが立ち上がりに、ミス、ミス、ミスの中から失点する。それでまた、ミスからCKの流れで失点する。サッカーにありがちな失点の仕方だけど、そこが浅はかな失点だったなと。ラッキーというか、うまいシュートで1点して、後半はイケイケ状態にはなったんだけど、あれだけ後半も攻めきれていて、シュートで終われないというのは、もう少しチームとしては積み上げていかなければならないのかなと。
新戦力も入ってきて、これでまた競争も激しくなるし、もちろん負けたことには自分にたくさん責任があると思うし、ただ、やっているのは選手たちなので、チームとしてしっかりと冷静に、この負けを受け止めたい。ただ、やっぱり、プライドとしては、8つ、9つ年齢の若い選手たちに負けたことに関しては、選手たちに悔しがってほしいですね。暑い中、よく走って、悔しいのは選手たちだと思うけど、そこはプロサッカー選手として、またそこを目指しているクラブとしては、負けてはいけない試合というのはある。そういった意味では、ミス、ミス、ミスというのが続いた時間帯が15分くらいあったので、そこは情けなかったなと思います」
——なぜ、ミスが多い時間帯があったのでしょうか。
「技術がないからですよね。5mの距離のパスをミスするのは、オレの問題じゃないよね。もったいないシーンがすごくあるんだよね。今週のミーティングでもそれはやってきた。ミスが多すぎて30分しか映像は見せなかったんだけど、30分の中で30数回あるんだよね。例えば、前に運べるところで、バックパスして、セットされてしまうだとか。フリーでヘディングしているのに、味方につなげず、相手のボールにしてしまうだとか。
だから、そういうのって、自分も選手だったから、ピンと来るところはあるんだけど、やっぱり今の選手たちはどうなのかなと。それがもしできないのであれば、できるようにするのがオレの仕事ではある。来週はもっと長いミーティングを開いてやろうかなと。選手って基本的にはミーティングって嫌がるけれども、やっぱり負けたときだし、反省点はもちろんたくさんあるからね。ただ、後半、相手が疲れてきたところでは、ボールを保持できている。それを前半、相手が元気なときから保持できていないということに関しては、オレが考えていかなければならないよね。考えさせられる1年だよね。チームを作っていく上では。
新しい選手が入ってきて、競争においては、うちのチームにおいて活性化していくのはすごくいいこと。今まで出られていた選手も簡単には出られなくなっていくからね。やっぱり、近藤(祐介)も強さはあったよね。そういう選手たちを、今後どう組み合わせていくかは、考えていきたいよね。
考えさせられる1年だね。チームを作っていくのは。新しい選手が入ってきて、競争においては、うちのチームにおいては活性化していくのはすごくいいこと。今まで出られていた選手も簡単には出られなくなっていくからね。そういう選手たちをどう組み合わせていくかは、考えていきたいよね」