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09-27-2015
その他第15回9月27日「J3第31節vs富山戦 辛島啓珠監督試合後記者会見」
——本日の試合を振り返ってコメントをお願いします。
「今日は前節の大敗を結果的に取り返したような試合で、同じ4点差で勝つことができて良かったです。なおかつホームでの連勝とあって、非常にうれしく思います。ホームでの残り試合も少ないですし、そういった意味では一つひとつの試合が貴重な試合になるので、そういう点でも勝てて良かったと思います。前半立ち上がり、相手がリトリートしてくるというのは分かっていた中で、エンジンが掛からないうちに得点できて良かったなと思います。相手のプランも先制点というか、リトリートしている中なので、失点すると基本的には前に出ざるを得ないですし、そういう点では先制点というのは大きかった。そんなにチャンスがあったわけではないですけど、そのチャンスを確実に決めるという点では、本当に今日は前半の3点というのが大きかった。それによって、ある程度、守備の時間が増えたんですけど、それは3−0という状況だったので仕方がないかなと。その中でうまく守備も修正していこうと、ハーフタイムのときも入りました。それが後半立ち上がり注意する中で、相手もリスクを冒してくると思いますし、そこは大丈夫ではありましたが、自分たちのミスで1点返されてしまって、嫌な流れにはなりましたけど、成田(恭輔)のミドルシュートが入って、それでまた3点差になって、ゲームが楽になった部分はあるんじゃないかなと思います。我々もカターレ富山も、連戦の中でもメンバーはそれほど代わっていないですし、そういう点では勝利で3連戦を締めくくれたというのは、今までなかったと思うので、うれしく思います。来週、レノファ山口との試合、アウェイですけど、しっかりやりたいと思います」
——前節6−2で負けて、少なからずショックはあったかと思いますが、立て直すために意識したこと、行ったことはあったのでしょうか?
「前節、負けはしましたが、2−1になり、立ち上がりの安易な失点と、リードされてからこちらにもチャンスがあって、最終的に前がかりになった結果、大敗したのですが、試合内容はそれほど悪くありませんでした。グラウンド状況もあまりいいとはいえない中、自分たちがやっていることがやりにくかった。それだけにあまり前節を気にしないで、ホームに戻ってきたら環境も雰囲気も違いますし、それに高原(直泰)が戻ってきたり、森勇介が右サイドに入ったりというところで、攻撃のところでもだいぶ変わってくるなというのはあった。最後のDFラインのところは、相手の苔口(卓也)選手が裏へ抜けてきたり、北井(佑季)選手のカウンターだったりを警戒しようというのは分析していましたが、それほど変わったことはしていない。選手たちにも今日は前節とは違ったゲームになるよという話をしたので、連戦の中で大きく修正したというのはないです」