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04-05-2015
その他J3第4節 vs盛岡 辛島啓珠監督試合後記者会見
——本日の試合を振り返って感想をお願いします。
「結果は1−1でしたけど、前半1−0で勝っていて、タカ(髙原直泰)がちょっと足に問題を抱えていて交代して。そこで(フェアー・)モービーを入れて5バックにしたんですけど、それで4バックから5バックにシステム変更したことによって、いい流れにならず、逆に点を取られてからも、危ないシーンがありました。それで途中からまた、4バックに戻しました。最終的に1−1だったんですけど、この結果の責任は自分にあります。自分が追わなければいけない。選手に迷惑をかけてしまったなというのが、率直なところです。まあ、それでもチャンスはあったんですけど。ポイントになったのはやっぱり、後半のシステム変更がうまくいかなかったことだと思います。これはやってみないと分からないことだったんですが、ひょっとしたら、もうちょっと違う手を打っていれば、違う結果になったかもしれないですし。最終的にこういう結果になってしまって非常に申し訳ないですし、自分で反省しなければいけないなという、今は気持ちですね。以上です」
——レオジーニョ選手を入れて、4バックのまま継続することもできたと思いますが、そこで3バックに変更した狙いを教えてください。
「3バックに変更した狙いは、向こうのアンカーのところから、ワイドに振られたシーンというのが前半、何度かありました。それで右サイドの相手の高瀬証選手、もしくは左サイドの選手に突破されました。うまく対応できた部分もあったんですけど、スライドが多くなるので、それであれば、後ろに1枚入れて、前節と同じなんですけど、マッチアップさせたほうがいいかなと。意図はそれがありました。ただ、結果的に前のところでうまく、相手の3バックのところにプレッシャーが掛からなくて、前に運ばれて、重心が後ろにいってしまった。最終的に人数はいるけど、いい守備ができなかったというのにつながってしまった。最初の意図としては、髙原が抜けざるを得なくなったこと。DFラインのスライドのところですね。あとは中盤のマッチアップがやりやすいんじゃないかなと。前節と同じような狙いです」
——髙原選手のケガの状態というのは?
「それほどたいしたことはないというか。まだ、はっきり検査をしてみないと分からないところもあります。大事を取ってという感じで、それほどひどい状態ではありません」
——3バックに変更してから、さらに4バックに変更したのは、流れを見ながらでしょうか。その意図を教えてください。
「もう、うまくはまっていなくて、混乱を来しているというのがありました。一つは、手を打っていることがうまくマッチしている、はまっているというのは大事なことなんですけど、手を打ったことがうまくいかなくて。失点した後もピンチがあったので、このまま行くよりは二転してしまったんですけど、もう一度、戻してやったほうがいいなというのは。そこで決断しましたね」
——交代のカードを残していたと思うのですが、投入しなかったのは?
「前の選手も含めて投入しようという考えもあったんですけど、そんなに見た感じではバテている状況ではなかった。いつでも行こうというのはあったんですけど、結果的に交代せずにそのまま行きましたね」