MF/17 伊藤恵亮
--松本山雅FC戦で決めたボレーでの1点目が、6月度のJリーグ月間ベストゴールに選ばれました。素晴らしい得点でしたが、受賞の予感はしていましたか?
予感とかはしてなかったですけど(笑)、そういった賞を取りたい気持ちはありました。
--選ばれた後の反響はありましたか?
特にないです(笑)。昨季いた栃木シティFCの選手や友達から「おめでとう」と言ってもらえましたけど、なにかが変わったというのはないですね。
--バックステップを踏みながらしっかりと決めたゴールだったと思いますが、練習から取り組んでいたかたちだったのでしょうか?
練習からやっていたわけではないですけど、こぼれ球に詰めていくことが多くて、そういった意識はしていて常に「来い」と思ってプレーしていたなかで、いいところにこぼれて来て思い切り足を振ったことが良かったのかなと思います。
--あのゴールが松本戦の逆転勝利と、その後のチームの勢いにもつながっているようにも感じますが。
チームが大きな決断をして、勝つための話し合いをみんなと1週間して試合に臨んで、あのゴールが反撃の狼煙じゃないですけど、チームを勢いづけられたことはうれしく思います。その後のカターレ富山戦からも負けなしで来ていて、チームはいい状況、いい雰囲気でやれているのかなと思います。
--次の試合以降へ向けた意気込みはいかがですか?
チームが勢いに乗っている時にこそ勝ち点を積んでいかないといけません。一試合一試合を大切に、次の試合でも勝てるよう準備をしていきたいと思っていますし、ゴールはもちろん狙っているので、結果を求めてプレーしていきます。
DF/18 三鬼海
--前節、SC相模原でデビューを飾ったと共に約2年4カ月ぶりの公式戦復帰を果たして再スタートを切りました。
久々の公式戦に出て新たなスタートを切れたということで、自分自身高いモチベーションでいれています。(前節の出場時間は)少しではありましたけど、次はもっと長い時間へと、徐々にプレータイムを増やして、よければスタメンで出てチームに貢献したい思いがあります。
--ピッチに立った瞬間は、どんな心境でしたか?
試合に出るのはずっと楽しみにしていましたし、本当にもう、泣きそうだったというか、グッとくるものがありましたね。でも試合に入ったら緊張感とかはなく、すごく楽しめて本当に特別な試合になりました。
--三鬼選手がピッチに立った姿を見た方たちからは、お祝いの声も多かったのでは?
そうですね。僕の家族や妻の家族、リハビリに携わってくれた方、町田から応援してくれていた方も試合を観に来てくれていましたし、DAZNや速報で気にしてくれた方もLINEでメッセージをくれました。たくさんの方に気にかけてもらえていたことがすごくうれしくて、そういう方たちに活躍する姿を届けたいなと思いました。
--90分出ても大丈夫なほどコンディションは上がってきていますか?
スタートで出られればもちろん90分出たいですけど、90分出るために制限するのではなくて、出し切ってやれるところまで全力を出し切りたいと思っています。このチームは誰が出ても大丈夫だと思うので、交代選手が出たらその選手に託したいという思いでピッチに立ちたいですね。
負けられない戦いがこれから続いていきますし、勝てばこの混戦から抜け出せると思うので、一試合一試合が決勝戦のつもりで戦って、たくさん勝ってたくさんファミリアを踊りたいと思います!