SC相模原

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04-19-2024

 練習情報 

練習レポート(福井和樹選手、栗原イブラヒムジュニア選手)

MF/22 福井和樹

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--先週の福島ユナイテッドFC戦は途中出場となりましたが、どんな役割を任されていましたか?

自分が入った時は攻められる時間が多くて、なかなかボールを自分たちが保持する時間がありませんでした。まずは守備で貢献しようと試合に入りましたけど、なかなか攻撃の場面が少なかった。試合に入ったからには、自分のところでタメを作ったりゴールに直結するようなプレーを出せればよかったですけど、そこができなかったことが課題として挙げられます。

ディフェンスでは、相手のCBに対して自分が出ていくことや、最初は相手のCBが右利きだったけれど直線的にプレスにいってしまって右足で蹴れる状況を作らせてしまっていました。途中から監督に「相手は右利きだぞ」と言ってもらって、相手の右足側から自分が出ていくようにしたら良いように変わりました。

--前からのプレッシングは今の相模原にとっての生命線になっていますが、福井選手自身の感触はいかがですか?

元々自分は攻撃的な選手で、守備はあまり得意としていなかったですけど、大学から走力をつけてきて今は二度追いするとか、相手が嫌がるような守備をすることを監督やコーチ陣から細かく指示をしてもらったことが今の守備に繋がっていると思っています。

--プレスをかける上で大事になることは?

対峙する選手によって全然違ってきますけど、相手が右利きの時は右を切って、GKまでボールを下げてきたらに二度追いをして限定して蹴らせたところで味方に回収してもらうということは特に意識しています。前節は途中からだったので難しさはありましたけど、自分の後ろを越された後の戻りのスピードをもっと意識できたらよかったと思います。

--特別指定選手だった昨シーズンからここまで、戸田和幸監督の指導を受けていかがですか?

すごく説明がわかりやすく自分としてもやりやすいですし、試合中の指示もすごくわかりやすい。次に繋げやすいですし、すぐに判断を変えられるような指示をしてくれる。そこは監督のおかげだと思っています。最近は言われなくても自分発信でプレスにいけて、そういうのは成長しているなと思います。

大学では結構点を取ってきた方で、プロに入ってからは得点力というところですごく悩んできましたけど、そこを乗り越えて得点に繋げるプレーができるようになれば、もっと上の選手になれると思います。守備はもちろん大事ですけど、攻撃の選手なので一番はゴールを取れるように努力していきたいです。

--今週末は普段のリーグ戦の時とは違い、相手が自分たちに向かってくる試合になりますが。

相手は勢いに乗って向かってくると思いますけど、自分たちもチャレンジャーでありプロという立場でもあるので、そこは攻守で違いを見せられるように戦いたいと思います。

FW/66 栗原イブラヒムジュニア

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--前節、リーグ戦では初めての出場機会でした。メンバー入りする機会も増えてきましたが、最近のコンディションはいかがですか?

基本的には悪くはないですけど、試合に出て活躍するところを目標にしているので、なかなかスタートから出る機会や、試合に出る機会がずっとないなかで、モチベーションを保つのは難しかったです。そういう状況の中でも、出場に向けて今のところトレーニングはしっかりできてはいます。

この間も出場こそはしたけど、チームは1-0で勝っている状況で、攻撃というよりは締めというところだったので、セットプレーの時にしっかり守ったりとか、前線でちょっとパスコースを消す役割で、なかなか爪痕を残すところまではいきませんでした。自分の本来の強みは前線での攻撃的なプレーなので、そういったところを試合で出すためにも、まずは練習でもっとしっかりやっていって、もっと長い時間出たいなともっと思えるようになりました。

--今シーズンは、ブラジル人選手など強力なライバルが加わりました。ポジション争いは昨シーズン以上に激しいものになっているのでは?

当然、自分はもっとやれるという自信は持っています。今、相模原は攻撃的なチームというよりは手堅くいって、守り勝っている印象があります。セヌさん(瀬沼優司)とブルーノ(・サントス)がリーグ戦1点ずつ決めていますが、自分がチャンスを掴むためにも、まずゴールを自分の中で一つの目標にしています。そこで点数をしっかりと決めることができれば、序列も覆せると思うし、チームとしての目標であるJ2昇格へ向かって自分の力がプラスになれればいいなと思っています。

--最近の練習やトレーニングマッチで意識していることはありますか?

味方がクロスを上げる時に、点を取れるポジショニングに立つことや、ゴールに直結するプレーは意識してしています。ポストプレーは評価してもらっていますけど、最後に自分の強みが活きなかったら意味がない。

自分は9番のポジションに出るわけなので、チームを勝利に導くためのゴールやそのゴールに繋がるプレーについて、最近、戸田さんから個人的に強く言われています。なので、そこを練習・ゲーム形式では特に意識をしています。

評価されたのかわからないですけど、そういうのが最近の練習でゴールを決める回数は増えてきたなという自分の中の手応えがあります。そういうのを公式戦や試合で見せたいなと思います。

--今週末、天皇杯予選があります。連戦じゃないのでメンバーがどうなるかわからないと思いますが、そこに向けていかがですか?

天皇杯は非常に難しい大会です。特に下のカテゴリーのチームとする時はどうしても気持ちの面や、相手の気持ち「俺らを食ってやる」という気持ちがあって、本当に難しいです。昨シーズンも神奈川大とやりましたけど、大学生とはいえ、プロの試合とはまたちょっと違う迫力がありました。そういった難しい大会なので、予選を勝ち上がることは非常に大事です。

まず、下に関東の地域リーグは力があると思います。実際にキャンプでやってみて、力があると感じました。なので、どんな形でもいいから絶対に勝つ。自分が出たら、上手くやるというよりかは、目の前の勝負にこだわるという姿勢で、(泥臭く)勝つことだけを目的にしないといけない。次に繋げないとなにも意味がないので。

やっぱりリーグ戦は負けても次があるというポジティブな面がありますけど、(大会は)勝たないとポジティブな面が何も残りません。そういう中で、チーム全員で勝負にこだわる。そういう試合にしたいなと思います。