SC相模原

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11-02-2023

 練習情報 

練習レポート(齊藤聖七選手、瀬沼優司選手)

FW/29 齊藤聖七

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--前節87分からですが、久しぶりの出場になりました。ここ最近、公式戦の場から遠のいていた理由は?

戸田(和幸)さんやコーチ陣のいろいろな方と話して、その理由は言われていました。自分に足りなかったものを外れている間はずっと意識してやっていました。(高橋)健二さんもそうですけど、いろんな選手を見ている方の言ってることは間違いないですし、自分に足りないものも納得できていてるので、その意見を自分にうまく取り込もうとしました。試合に出てるだけがこっちに来た理由じゃないですし、そういうところも学べています。もちろん、カテゴリーを落としてまで移籍して、そこでも試合に出られていない自分の情けなさはすごく感じていますけど、プラスに捉えながらやっています。

--先週末、所属元の清水エスパルスと練習試合をしましたが、清水に帰ってそういう気持ちは強くなりましたか?

そうですね。ベストなタイミングというか、清水とまさかの練習試合をやれたので。試合中も、向こうの秋葉(忠宏)さんからも指示されていたんで変な感覚でした(笑)。秋葉さんに言われたことと戸田さんから言われていることは同じで、それが自分に足りないところだと真摯に受け止めてやろうとしました。

--あ、齊藤選手への指示は冗談っぽくではなくて本気で言ってたんですか?

はい(笑)。最初はまさか自分に言ってるとは思わなかったです。「多分聖七って言ってるよな」って思っていたら、他の選手から「聖七にも指示出してたぞ」って聞きました。

--先ほどから言われている齊藤選手に足りないものとは?

オンの時のタッチや技術に関しては自信がありますけど、そうではないオフの時の動きですね。ボールがない時に背後へ走ったりといったことをすごく求められていて、そのプレー頻度をよく言われます。

--今季は残り5試合となりました。齋藤選手の意気込みを教えてください。

いつ自分が抜擢されてもいいように準備はしています。自分が出ても遜色なくやれる自信はめちゃくちゃある。こうなっている現状への反骨心を練習から出してアピールできれば、チャンスは訪れるのかなと思っています。そのチャンスがこぼれてきても拾わないとここに来た意味が本当になくなってしまう。まだ半年もいないですけど、このチームへの想いや感情が強くあるし、このチームで結果を出したいので、やるだけだと思っています。

--前節は87分からの出場だったのでプレータイムを取り戻していきたいところですね。

そうですね。ほとんどボールを触れなかったので、もっと長い時間を与えてもらえるよう日々の練習から取り組みたいと思います。


FW/39 瀬沼優司

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--前節の試合を振り返って、どのように感じていますか?

松本戦に向けての1週間ですごくいいトレーニングを積めて、相手の良さを消す練習も自分たちの良さを出す練習からすごくいい形で出せていた分、セットプレーからの失点でもったいなかったなと。相手はセットプレーが得意なのもわかっていたので、そこまで消せたらよかったですけど、2失点目も含めて点を取られた時間帯が悪く、もったいない試合にしてしまったというのが反省点です。

--相手の警戒すべき選手にボールをなかなか入れさせなかった手応えは?

流れのなかで相手のストロングになる選手にいい形でボールを入れさせない守備はしっかりできていました。セットプレーも相手がちゃんとやってくるとわかった上で練習を積んでいましたけど、それをゲームで発揮できなかったかな、と。2点目を叩かれたところも含め、練習で触らせないようなトレーニングをしっかりしていたので、そこに関しては練習で積んだことをゲームで出せなかったのかなと思います。

--松本との経験の差が試合に現れてしまったのでしょうか?

僕たちはいろいろなことをトライしている状況で、練習で準備してきたことをゲームでしっかり出せる時もあれば、出そうとトライしたけど出せなかった時もあると思っています。大事なのはこれから同じことを繰り返さないことです。ああいう時間に失点をするとゲームが難しくなるという反省もあるし、2点目を取られずに耐えていれば、今までのようにゲームをひっくり返せたかもしれない。毎試合そうですけど、勝った時も負けた時もできたこと、できなかったことがあって、反省すべきところが多々あったかなと思います。

--アタッキングサードへの侵入回数など、相手とほとんど同じスタッツだったと監督は話していましたが、どんなところがスコアの差になったのでしょうか?

守備はすごく準備してきたこともあって、いい形でボールを取れたシーンは何本もありました。狙いとしていた前目でボールを取れた瞬間もあったけど、取ったボールを大事にできなくて失ってしまったり、相手にとって嫌なところにつけていればチャンスになったところを下げてしまったり、ラストパスの質とか、ゴールに直結する最後のプレーの質が足りなかったんじゃないかと。それを突き詰めていければゴールは増やせるんじゃないかと個人的には思います。

練習前のミーティングでは、残り少ない時間でも「個人がレベルアップすることを目指そう」と言われて、それは間違いないと思っています。サイドの選手はクロスの質をちょっとでも高めたり、後ろの選手ならフィードや対人の能力を上げるとか、自分のところならシュートの精度やポストプレーの質を上げていくことを意識して練習することが大事で、それの繰り返しに尽きると思います。本当に貴重な時間ですし、1試合1試合無駄にできないので、次の試合ではもっとよくできるようにやっていけたらと思います。

--今節対戦するFC今治は、瀬沼選手たちが入ってきて最初に戦った相手です。約3カ月ぶりの試合で、また違った試合になる気がしますが。

首位の愛媛や松本との試合では、いろいろ感じることがあったと思いますけど、特別手が届かないほどの差はないと僕は感じました。愛媛戦も先に作ったチャンスを決めていたら勝てていたかもしれません。タラレバになってしまいますけど、松本戦も早くに2失点目をしていなかったら違ったゲームになっていたかもしれない。自分たちが勝っていた試合も含めて結果論ですけど、やり方によっては違う結果を手にできると思います。自分たち次第で結果を結びつけられると思うし、自分たちがみんなとのつながりをなくして勝手なことをしてしまえば、目指している結果は得られなくなると思います。自分たち方に結果を手繰り寄せられるように、反省点を生かしながらやっていけたらと思います。