SC相模原

SC相模原

MENU

NEWS DETAIL

04-26-2023

 練習情報 

練習レポート(佐相壱明選手)

MF/22 佐相壱明

DSC_5930 copy.jpg

--改めて先週の天皇杯予選を振り返っていかがですか?

厳しい試合になるのはわかっていました。相手が学生だからどうこうというのはなく、「自分たちのやることは変わらない」というスタンスでゲームに入ったつもりでしたけど、どこかで「自分たちはプロだから」というマインドがあったことで攻め込まれるシーンが多く、圧倒できなかったと思っています。

--1-0で勝つことができましたが、リーグ戦でも複数得点がしばらく取れていません。

いい形で敵陣まで進めていますけど、最後の質やゴール前にかける人数、二次攻撃へつなげるための回収も相手に取られている。攻め込めきれずカウンターを受けてしまっている。シュートを打って終わるプレーが足りてないと感じています。シュートを打てばOKというわけでもないですけど、シュートを打たなければ点は入らない。個人としてもチームとしても課題はいろいろありますけど、攻撃陣としてはシュートを打ち切って終わらなければいけないのかなと。

--ただ闇雲に打っても入る確率は低いと思います。ゴールを決めるために意識していること、意識したいことは?

海外のサッカーを見ているとボランチの選手がエリア内にいてシュートを打つシーンが多いです。それを見習って、僕自身も味方に出して終わるのではなく、もっとゴール前に入る動きをして、自分のところにボールが来るようにしなければいけない。あとは迫力を持ったゴールへの飛び込みが大事だと思います。引いてくる相手もいますし、ミドルシュートも積極的に練習して、試合で出せるようにしたいです。

--第2節の福島ユナイテッドFC戦で吉武莉央選手がまさにそうした得点を決めていました。

あの時はクロスの跳ね返りを回収して、もう一本上げることができていたので、二次攻撃ができていました。莉央くんのゴールは莉央くんのスキルですけど、いい形で攻めていい配置でセカンドボールを回収できたことがあのゴールにつながったのかなと今思いました。

--最後は個人のクオリティが大事になってくるのでしょうか?

そうですね。監督も「最後は個が大事だから」と言ってます。僕自身もこの前の試合では前半の最初の方にチャンスがありましたが、体が(後ろに)倒れてしまったことでシュートが浮いて入りませんでした。体がゴールに向いてなかったから前進できなかったシーンもありましたし、個を高めないと勝利は近づかないのかなと感じました。

--リーグ戦が再開しますが、次の試合へ向けては?

天皇杯は勝ったことは勝ったので、その勢いを持って乗り込みたいですし、一人ひとりが勝利に対して貪欲に、一つひとつのプレーに責任を持たなければいけない。原点に戻るじゃないですけど、そこが大事になると思います。特に前半に点を取りたいですね。リーグ戦ではまだ取れてないので、前半から畳み掛けるような入りをして、自分たちのペースにしてその流れで1点取りたい。そうすれば勝利は近づくと思っています。

--反省点が多かったなかでも、勝てたことはチームにいい影響をもたらしそうですか?

そうですね。内容があまりよくなかったですが、いいシーンもたくさんありました。できなかったことは反省しつつ、勝った勢いをリーグ戦に持っていけるように、自分の成長のためにもトレーニングから盛り上げていきたいです。