SC相模原

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03-19-2023

 試合結果 

【3/19カマタマーレ讃岐戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

カマタマーレ讃岐 1-0 SC相模原

■得点
9'赤星魁麻(カマタマーレ讃岐)

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2023/031919/live/#live/

戸田和幸監督

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--今日の試合を振り返って。

(今シーズン)初めてのアウェイで、不確定要素がどれぐらいあるかなと思っていましたが、準備もしっかりできて、アップ(の雰囲気)もよかったように感じます。今日は佐野(陸人)が初めて出たんですけど、本人には「素晴らしかった」と伝えました。ポジティブなものはたくさん出たと思っています。

ただ、先に点を取られてゲームの構図が変わったところがありました。最終的にはそこをこじ開けることができなかったので、侵入の部分と、(シュートを)決めるというより侵入の回数で、相手にどれぐらいストレスを与えられたかというと、最終的には少し足りなかったと思っています。

試合が終わってすぐに選手を集めて、「良い部分を次につなげていくぞ」と話をしました。開幕から3試合目で、今日が一番プレーをした試合だと思うので、プレーをしたからこそ見えた課題と、できた部分をしっかりと次につなげていけたらと思っています。

--讃岐に対する、試合前のイメージと、試合を終えての印象を教えてください。

もっとプレーすることを志向しているチームだと思っていました。自分たちのことを警戒したのかな、リスペクトしてきたのかなと。プレーをすることで争ったというより、少し構えたなという風には見えたので、そこをどのように打開していくか、侵入していくかという流れが序盤で見えました。

6番の長谷川(隼)選手、19番の赤星(魅麻)選手のようにテクニックがある選手がいるので、押し込んで打開してくるのではないかと。僕らとしては、そこをできるだけスポイルしながら、背後に侵入することを目指そうと思っていました。

攻撃が終わった瞬間に守備が始まるんですけど、そこにゆるさが出た、(切り替えを)怠った時に失点をしたので、ハーフタイムにはこの失点を教訓にして、もう一度ゲームを作り直して、帰ろうと言いました。組織立っていて、粘り強く対応されて、こじ開けるところまで行きませんでした。

米山(篤志)監督は僕の高校時代(桐蔭学園高校)の先輩ですから、試合前にもいろいろ話はできたんですけど、できれば、ゴールをこじ開けて、もうちょっと試合を動かしたかったです。すごくハードワークをされたなという印象です。

--米山監督とはどのような話をしたのでしょうか。

お互いの近況と、どんな風に取り組んでいるのかと。久々に会って話したのですが、何も気にしない間柄なので、たわいない話でしたけど、僕は僕で、米山さんも米山さんでチャレンジしているので、そういったことは話した気はします。


MF/28 佐野陸人

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--初めてのJリーグ出場、スタメン出場となりましたが、試合を終えての感想を教えてください。

自分が目標としてきた舞台だったので、まずはデビューできてよかったんですけど、結果が負けだったので、そこは反省して次に活かしていけたらなと思います。

--1トップでの出場でしたが、戸田監督から求められていたことは。

松澤(彰)選手とはタイプが違うので、佐相(壱明)選手と、左右のスペースで(相手の)ボランチとセンターバックの間に顔を出して、積極的にボールを受けてリズムを作っていこうと思っていました。

--開幕から2試合連続でベンチ入りしたもののピッチには立てませんでした。自分が出たら、どんなプレーをしたいとイメージしていましたか。

練習から試合に出られるかなと感じていたのですが、そこで自分が使わせたいと思うほどのものをアピールできていなかったのかなと。もしも途中から出たらエネルギッシュにプレーしたいというイメージはありました。

--讃岐の守備を最後までこじ開けられなかった要因は?

惜しいところまでは行けていたと思うんですが、最後にゴールに飛び込むところだったり、もっと危険なところに入って行ったりといった、侵入の部分がまだまだ足りないなと思っています。質と、ゴールへの執着心というか、そこはもっと大切だなと感じました。

--法政大学時代はボランチでしたが、ここまではFW登録されています。FWとしてはどんなプレーをしたいですか。

自分としては低い位置でボールを受けるよりは、前目で受けてスルーパスを出したり、ランニングをしたりするのが得意なので、そういうところを出せていければと思っています。

--プロとしての1試合目を終えて、今後の抱負を教えてください。

個人的には数字にこだわりたいと思っているので、ゴールに向かっていく姿勢や、チャンスメイクを意識して、チームの勝利に貢献できるようなプレーをしていきたいです。

--チームの雰囲気はどうでしょうか。

試合の内容的には悪くないですし、失点の仕方は隙が見えたところはあったんですけど、それ以降の戦い方は次につながるものがあったと思うので、雰囲気も落ちてないですし、次に向けて1週間また良い準備をしていきたいです。


DF/4 山下諒時

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--山下選手にとってはプロになって初めてのアウェイゲームでしたが、どのように臨みましたか。

もちろんアウェイなので、ホームの讃岐サポーターが多くて、見渡す限り(讃岐のチームカラーの)水色が多くて。自分としてはそういう雰囲気に飲み込まれないように、なるべく自我をしっかり持って臨むようにしました。

--立ち上がりは讃岐に押し込まれる時間が多かったように見えましたが。

試合全体を通して見れば、自分たちのペースでやれていたと思うのですが、入りのところ、特に失点シーンでは守備の準備の遅さが出たので、そこは課題になると思います。

--失点シーンはセンターバックの加藤大育選手が前につぶしに出ていて、山下選手が最終ラインに残る形になっていましたが、マークの受け渡しがうまくいかなかった?

サイドを変えられるまでは、シンプルにスライドするのが遅くて、サイドを変えられた後(相模原の左サイドにボールが出た後)、左サイドバックの橋本(陸)選手に(ボールを持った相手選手にプレッシャーをかけるために)出るように言って、そこでふらっとサイドに寄ってしまって、中のマークが空いて、そこを突かれてしまいました。ミーティングでも戸田監督からセンターバックの片方がふらっと出るなと言われていたので、そこは自分が未熟だったと思います。

--ちょっとしたミスが結果に直結する怖さを感じた?

大学では守り切れていたものが、プロの世界では決め切られてしまうと感じました。

--1点を追いかける展開となりましたが、攻撃面に関しての手応えは。

自分が求められていることがビルドアップや、対角へのフィードということで、ここ2試合は思うようにいかなかったのですが、今日の試合では近くの選手ともコミュニケーションがとれて、良い形で前進していけたと思います。

--今日は1トップが松澤彰選手ではなく佐野陸人選手でしたが、後方からの球出しで意識したところはありますか。

佐野選手は足元で受けられて、ボールをはたける選手なので、速いボールを、なるべく下(グラウンダー)で出せればと。松澤選手は高さもあるので、困った時の逃げ道として高いボールを蹴れるのは武器なので、そういうところは使い分けようと思っていました。

--3試合目で初めて無得点に終わりましたが、ゴールをこじ開けるには何が必要だったのでしょうか。

積極的にもうちょっとシュートを打っていく、振りに行くというのと、ペナルティーエリアに入る形をもっとバリエーションを増やさなきゃいけないと思います。

--次の試合に向けての抱負を教えてください。

次節もアウェイですが、自分たちのサッカーをすれば、今日も良い形はできていたので、ゴールを決められるはずです。自分はDFなので、今日出た詰めの甘さを1週間でしっかりと改善したいと思います。