1月31日（火）、相模原市内のアリオ橋本にて「SC相模原2023シーズン新体制発表イベント」が開催され、戸田和幸監督と選手全27名が参加しました。
https://youtu.be/typmaE7_3a4
戸田和幸監督 挨拶
監督と選手が2階のエスカレーターから１階の会場へと降り、集まったサガミスタによる盛大な拍手で迎えられました。新体制発表会の開幕に先立って、今季より就任する戸田監督の挨拶が行われました。
「皆さんこんばんは。今季からSC相模原の監督に就任しました、戸田和幸です。よろしくお願いします。すごくたくさんの人が来ていますね。緊張していますか？ （安藤翼：緊張しています）。これは緊張していますね。壇上から見てすごくたくさんの人が来ていますが、今どんな気持ちですか？ （橋本陸：とてもワクワクしています）。あまりワクワクしていなさそうですね（笑）。
今でもこの相模原市に両親が住んでいるのですが、僕自身は3歳から18歳まで住んでいて、サッカー選手を目指し、それからぐるっと回って戻ってきた感じです。ずっとクラブの存在は知っていましたし、エキシビジョンマッチに出させてもらったこともありますが、まさかプロの監督として相模原に戻って来られる機会をいただけると思っていませんでした。元々、自分自身がすごくワクワクして使命感を持ってクラブに関わりましたが、これだけの方を目の前にして、その思いがより一層強くなりました。
今日の僕の出番はこれだけなので。この4分という時間をしっかり務めて、あとはこちらに立っている選手たちのことを皆さんに知ってもらい、印象づけられる回になったらと思います。
今季、選手が多く入れ替わる形になりましたが、これまで皆さんが愛して応援し続けたSC相模原が大切なクラブになるように、毎週末の試合が楽しみで仕方がないような、生活に密着したクラブになるよう、試合を観に行ったら彼らが躍動する姿を見て、次の日の仕事や生活で『よし、頑張るぞ！』となってもらえるようなチームを目指して、（始動から）もう4週目になりました。これまでの選手たちの取り組みを簡単に表現させてもらうと、本当に見事だと思っています。3週間でチームとしてある程度形ができながら、選手個人がすごく成長しています。
皆さんに試合を観ていただくのは3月4日になりますのでもう少し時間がありますが、毎日、毎週末の練習と試合で選手たちは目標を掲げて頑張っています。開幕を楽しみにしていただきつつ、今まで以上にエキサイティングな一つのコンテンツを提供できるよう、自分は監督として全力を尽くしますので、簡単ではありますけど、ご挨拶とさせてください。ここに集まってくださった皆さんの視線と熱量をしっかりと受け取って、もっともっと大きなものでお返しできるよう皆さんと一緒に戦って、たくましく勝ち抜いていけるチームにできるように頑張りますので、よろしくお願いします」
新ユニフォーム＆トレーニングウェア紹介
戸田監督の挨拶から始まった2023シーズンの新体制発表イベント。佐相壱明、川島康暉、デュークカルロス、猪瀬康介の4選手がFPとGKの1stと2ndのユニフォームを身にまとい舞台へと登壇し、新たなウェアをお披露目しました。
次に、今季のトレーニングウェアの紹介では在籍３年目の安藤翼とクラブOBで今季から副務兼チームサポーターを務める千明聖典が登壇。トレーニングウェアの後ろの首元には、西谷義久新社長の強い希望で『SAGAMISTA』の文字が刻まれ「いつでも一緒に戦ってくれているサガミスタと試合の時だけでなく、練習の時も一緒に戦う、SAGAMISTAの思いを背中に感じて、日々トレーニングする」という意味が込められています。
「昨季はとても悔しい思いをしました。今季は皆さんと素晴らしい景色を見られるよう、選手・スタッフが一丸となって戦いますので、僕らと一緒に戦ってください。応援よろしくお願いします」
ウェアの紹介後、安藤選手が力強くコメントし、会場からは大きな拍手がわき起こった。
個性豊かな（？）新加入選手たちの紹介
今季は総勢21名の選手が新たに加わりました。サガミスタの中にはまだ選手の顔と名前が一致しない方、キャラクターがわからないという方が多いはずです。そこで、オフィシャルライター・北健一郎さんによるトークセッションで新加入選手の紹介が行われました。
最初に登壇したのは、「チーム茨城」。猪瀬康介選手、山下諒時選手、綿引康選手、前田泰良選手の4人が地元でのエピソードを語り、意外な繋がりが明かされました。
次に紹介されたのは「チームハーフ」。金城ジャスティン俊樹選手、デューク・カルロス選手、栗原イブラヒムジュニア選手、そして“アキラ・マツザワ・クリスチャン”こと松澤彰選手の4人。自身のルーツを明かしたほか、サガミスタから事前に集められた質問に応じました。
その次のグループは、前髪を中央で分けている橋本陸選手、左部開斗選手、牧山晃政選手、佐野陸人選手、若林龍選手が「チームセンター分け」として登場。髪型のこだわりと今季の意気込みを語り、最後に若林選手が渾身の一発ギャグをお披露目しました。
3グループ目は関西出身選手で構成された「チーム関西」。温井駿斗選手、國廣周平選手、水口湧斗選手、西山拓実選手、そして福岡県出身ですが大学時代に大阪に住んでいたという吉武莉央選手の５人が登場しました。温井選手とクラブOBの夛田凌輔選手との驚きのエピソードが明かされたほか、5人の素顔が見えるようなトークになりました。
最後は、血液型がAB型の加藤大育選手、古賀貴大選手、伊藤恵亮選手が登場。AB型にまつわるエピソードや加藤選手による“外国人風あいさつ”がお披露目されました。
最年長・竹重安希彦が締めの挨拶
トークセッションが終わり、新加入選手のキャラクターが見えたところで最後にチーム最年長の竹重安希彦選手が代表して挨拶。3月4日に相模原ギオンスタジアム行われるガイナーレ鳥取との開幕戦へ向けて意気込みを語りました。
「今日はお忙しい平日の夜という時間のない中でこんなに集まっていただいて本当にありがとうございます。楽しんでいただけましたでしょうか。今年は20人くらい選手が入れ替わって、フレッシュな面々が加入してくれたので、楽しいシーズンになると思います。開幕まで残り1カ月ほどありますが、楽しみに待っていただけたらと。今日は本当にありがとうございました」