SDGsの17すべての目標に挑戦
来場者の累計体験数4,246回以上
参加者アンケート回答者の64%が「理解が増した」
44%が「生活に取り入れたい」と回答
サッカーJ3クラブ「SC相模原」は、2022年9月25日(日)に相模原ギオンスタジアムで行った試合「2022明治安田生命J3リーグ第26節 SC相模原 vs ヴァンラーレ八戸」で、「SDGs DAY」と題したイベントを実施しました。
今回、国連総会でSDGsが採択された9月25日(Global Goals Day)に行うホームゲームに合わせて実施した「SDGs DAY」では、”SDGsをたのしみながらしる“をテーマに、「体験できる」ことに重点を置いた様々な取り組みを行いました。ご来場の方々に、通じてSDGsの身近さや興味深さを体験して知ってもらうため、ブックオフをはじめ多数のパートナーの協力のもと17のブース出展様々な企画を実施し、SDGsの17の目標すべてに挑戦しました。
参加者によるブース体験数は累計4,246回以上
回収したスタンプラリーカードのスタンプ数の集計から、当日の来場者による各種ブースでのSDGs体験数は累計4,246回以上という結果となりました。
当日のスタジアム内への来場者数は1,484名ですが、スタジアム外で実施するSDGsブースは、試合観戦をしなくてもSDGsに興味のある地元の方々が体験できるように、スタジアムの入場チケットがなくとも誰でも参加可能なイベントとしました。その結果、およそサッカー観戦者以外にも約500名の方々が「SDGs DAY」に参加したものと推計しています。(「SDGs DAY」参加者アンケート結果に基づく)
<出展ブース・実施企画 一覧>
参加者アンケート回答者の64%が「理解が増した」
44%が「生活に取り入れたい」と回答
国内では、SDGsの認知度86.0%に対して内容理解度は34.2%という現状※を鑑みて、「SDGs DAY」では、理解や態度の変容を目的に、来場者による体験を重視したテーマを設定しました。
参加者を対象としたアンケートの結果では、SDGsについて回答者の64%が「理解が増した」、44%が「生活に取り入れたい」と回答し、理解度の向上のみならず態度変容を促す結果となりました。
回遊のためのスタンプラリー実施
サッカーの試合前の限られた時間の中で、お客様になるべく多くのブースを訪ねてもらうため、スタンプラリーを実施しました。
スタンプラリーの景品には、本イベントに賛同する様々な企業の協力により、「津久井産材を使った鉛筆(提供:さがみ湖 森・モノづくり研究所)」や「障がい者雇用施設(きこり)で作成した木製ハガキ(提供:エコパークさがみはら)」などSDGsに関連した景品が計1,140個も集まり、スタンプラリー参加者へ全て配布されました。
選手たちも「ブックオフSDGsセミナー」でSDGsを体験して学習
SC相模原の選手たちもSDGsの大切さや身近さを学び、スポー ツを通じた啓蒙活動に役立てるため、「SDGs DAY」メインパートナーのブックオフグループホールディングス株式会社の協力の下、「ブックオフSDGsセミナー」を2022年9月14日(水)に ブックオフ本社にて開催しました。
当日は、トップチーム所属の藤野心魂選手、川島康暉選手、浮田健誠選手、安藤翼選手の4名とジュニアユースの選手24名が参加し、わかりやすく学べるSDGs講習を受講したほか、トップチームの選手たちが使わなくなった私物をその場で査定・買取を行うリユース体験を行いました。
SC相模原のSDGsへの取り組み
SC相模原はこれまで、繰り返し使えるリユースカップの導入やごみの分別回収などスタジアムにおける試合日の取り組みをはじめ、試合日以外にも選手やスタッフの学校や施設訪問、サッカー教室開催による教育支援の取り組みなど、SDGsの目標に沿った地域貢献活動を行ってきました。また、2021年には相模原市の「さがみはらSDGsパートナー」にも登録され、ホームタウンである相模原市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町の企業や団体、サポーターと一緒にSDGsに取り組み、持続可能な地域・社会づくりの実現を目指してきました。
今後は、今年誕生した「SDGs DAY」を年に1度のイベントとして定着させていくとともに、シーズンを通じた継続的な取り組みも増やしていきたいと考えています。