《試合結果》
SC相模原 0-2 水戸ホーリーホック
《得点》
40' 大崎航詩(水戸ホーリーホック)
61' 安藤瑞季(水戸ホーリーホック)
■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j2/2021/061303/live/#live
高木琢也監督
我々のいくつかのミス、そのミスを誘発した水戸さんの切り替えやプレッシャーが特に前半は強かったと思います。1点ビハインドの状況でも粘り強く戦っていましたが、相手もシステムを変えて対応されてしまったと感じます。うまくいかなかったところは改めてトレーニングして、次のゲームに向けての準備をしっかりしていきたいです。
――第17節のV・ファーレン長崎戦から先発を5人入れ替えましたが。
(6月9日に行われた)天皇杯(2回戦・ギラヴァンツ北九州戦)に勝利できたことはチームにとって大きかったと思います。そこから良いパフォーマンスをしていた選手ということで入れ替えました。
――高い位置からのプレッシングがハマらなかった要因は?
相手の中盤からトップにかけてのラインに、人の出入りがあってプレッシャーをかけられなかったのは要因としてあります。また、サイドにボールが入った時に、我々としてはスライドをするようなシーンはあるんですけど、そういうところでの1対1の寄せはもう1歩レベルを上げる必要があると感じました。
――ユーリ選手が何度もチャンスを作っていたが、高木監督からアドバイスしたことは?
非常に真面目にトレーニングにも取り組んでくれています。ディフェンスではユーリが2人を1人で見なければいけない場面もありますが、うまく対応してくれていたと思います。多くのことを要求しているわけではありませんが、積極的に取り組んでくれています。
――5連敗となりましたが、この状況を脱するためには何が必要だと考えていますか。
180度チームが生まれ変わるということはありません。毎試合毎試合、課題と成果は出てくるので、それを見極めてやっていく。それがなければ得点も勝利もありません。あとは、自分たちで沈んでいかないようにしなければいけないと思っています。
MF/14 安藤翼
――天皇杯で勝ってチームとしては良い流れが来ていたのかなとも思うのですが。
結果が出ないことはチームにとってプラスとはいえません。ただ、自分たちは戦い続けることしかできないですし、監督からも「前を向いて戦おう」という話がありました。こうやってアウェイでも駆けつけてくれるサポーターのためにも、選手は前を向いて、強い気持ちを持ってやりたいと思います。
――後半のスタートからの出場となりましたが。
ビハインドということで、自分が出るということは攻撃でテンポをつくって、勢いをつけたいというところがあったと思うのですが、ゴールを決めることができず、2失点目してしまったので反省して、次に向けてやっていきたいです。
――後半は決定的なチャンスも何度かありましたが、決めるために必要なことは?
今日もチャンスは2本ぐらいあったので、あれを決めていかないとチームは勝てない。そのためには練習からどれだけ高い意識を持ってやれるか。もっと落ち着きをもってできるように準備していきたいです。
――安藤選手の弟である水戸の安藤瑞季選手が決めたゴールについては。
ピッチの上では敵としてやっていますし、自分は相模原のために戦っているので、悔しかったです。
――試合終了後に兄弟で話しているシーンもありましたが。
試合が終わったので、お互いに讃え合うというか、「あのゴールはよかったよ」とは伝えました。
――ゴールが遠い状況になっていますが、1点取れば変わってくる?
個人的にも1点取れば乗れる部分はあると思います。チームとしてもリーグ戦ではゴールがないので、なんとか、どんなに泥臭い形でも、チームの勝利のための1点をもぎ取れるように。そのために準備の段階からしっかりとやっていきたいです。