《試合結果》
SC相模原 1-0 ギラヴァンツ北九州
《得点》
45+1' 中山雄希(SC相模原)
■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/emperor/2021/060920/live/#live
高木琢也監督
ノックアウト方式の大会ですので、勝たないと次に繋げられないので勝利できたことは非常によかったなと思います。今日、僕自身もこのチームに加わってから連戦が続く中でそんなに長い時間ではなかったですが限られた時間の中でも積極的に取り組んだ姿勢がこの結果に繋がったと思っています。リーグ戦もまた始まりますのでそこに向けて繋げられるような試合をできたと思いますので、この勝利を次の試合へ繋げていけるように臨んでいきたいと思います。
--前節のV・ファーレン長崎戦からメンバーを全員変更した意図は?
メンバーの構成については2点あります。1つは連戦を含めたリーグ戦を考えた中でのもの。それともう1つは、先ほども言ったように私がこのチームに加わって時間があまりなかったので、選手の細かいプレーまでは把握できていない状況でした。一番の理由は選手を把握することで、私自身がこの試合で2試合目ですから試合をたくさんしたかった。そのためにはこのゲームを勝つしかないと選手たちにも伝えて、ゲームをできる機会が増えましたのでチームとしても変わっていければと思います。
--今日のゲームプランは?
このゲームのプランとしては、相手の戦力を考えれば先に点を取り、あとは追加点を取れるか取れないかという状況の中90分で終えようと思っていました。なので最後の交代枠も90分の中で使いました。もちろん失点してしまえば延長戦になっていましたしそうなれば選手を代えることはできない。これは自分の勘というか、勝負に出るため交代枠を使い切りました。
--この試合で得た収穫は?
限られた時間の中でそれなりに要求しなければいけないと思っています。守備のインテンシティーも含めて攻撃のところでもミスはありましたけど、逆にミスをしてくれたことも大きく、次のトレーニングでの修正をより鮮明にすることができたゲームだったと思います。
--気温も暑く、足をつる選手もいた中での無失点勝利も次に繋がったのでは?
できないわけではないですがこのチームが攻撃的になるには時間がかかることだと思います。まずは守備の部分で相手に点を与えなければ勝ち点1でも取れる。だからと言って「ディフェンス、ディフェンス」と僕は選手たちに言ってません。もちろん守備は攻撃的なチームにとってもボールを持つチームにとっても大事になってくる。その部分を加えながら自分たちでもボールを持つことも努力していけるようにしていきたいです。
FW 22/中山雄希
--中山選手の得点が決勝点になりましたがゴールシーンを振り返って。
自分の持ち味である左足のシュートというのをこの試合で出せたことは本当にうれしく思います。一番はチームの勝利に貢献できたというのがうれしいし、一番良かったかなと思っています。
--リーグ戦での出場機会は少ない中、天皇杯では2戦連発となりましたが。
やはり前目のポジションをやっている以上、結果というは求められると思います。そういった意味でも結果を出すことをとにかく意識しましたけど、チームの勝利のためにハードワークするというところを念頭に置きながら結果を出せればと考えてやっていました。
--終始押し込まれる形でしたが前のポジションでどんな狙いを持って臨んだか。
ミーティングでも「立ち上がりはどんどんプレッシャーを掛けていこう」という話がありました。(安藤)翼だったり藤本淳吾さんだったり、良いパスを出せる選手が近くにいるので、そういった選手を生かしながら、自分の持ち味である背後の抜け出しをポジション的にも意識して臨みました。
--リーグ戦へ向けても弾みになったのでは?
とにかくチームの勝利のために戦うことが一番ですし、リーグ戦では苦しい状況が続いている中で負けは許されない。新しい高木監督のもと全員でハードワークすることが本当に大事だと思う。そういった意味でまたアウェイで水戸ホーリーホック戦があるので全員で一丸となって、一体となって戦いたいと思っています。