SC相模原

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06-05-2021

 試合結果 

【6/5V・ファーレン長崎戦】試合結果・高木監督・選手コメント

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《試合結果》

SC相模原 0-1 V・ファーレン長崎

《得点》
16' エジガル ジュニオ(V・ファーレン長崎)


■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j2/2021/060507/live/#live

高木琢也監督

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このチームに関わってから初めての試合でした。対戦相手が古巣ということもありまして、僕自身も非常にモチベーション高くできました。試合を通じて一番感じたのは選手たちがアクティブにプレーしてくれたこと。その中で守備の面と攻撃の面で、我々が目指したいものを出してくれた。今日のゲームは本当に悔しいゲームだったと思います。
ただ「次に繋がるゲーム」という言葉はあまり好きではないですけれど、今日のゲームはまさに次へ繋げていけるものになったと思いました。最後まで攻める姿勢というのを出してくれたと思います。
--準備期間も短かった中、何を基準に選手選考をしましたか?

基準というのは難しいと思います。僕自身が全ての選手の力を本当に把握した状態ではないので、これまでの映像を見て、スタッフの意見を入れながら今日は選んでいきました。

--シュート本数は13対3、コーナーキックの本数は14対2と大きく差がつきましたが結果は0-1でした。今日の試合での手応えと課題は?

前々節が確かコーナーキックの数がほぼなかった。そういうこともあって、サッカーというのはオープンプレーの中で得ることとリスタートの中で得られるものがある。やはりリスタートのコーナーキックの回数がなかったというのは、我々の今のチームとしては、得点機を作るにも非常に大切な要素だと思います。そういう意味ではシュート数もそうですしリスタートの数も多かったので良かったと思います。
加えて言えば、ある程度ボールを持っていく中で、途中で嫌な取られ方をしてカウンターを受けるシーンがあった。長崎さんの方もブロックを作っていく中でカウンターはあると思いますけど、今日はそういうシーンを相手に与えなかったと思うので、非常にソリッドな(硬い)守備をしてくれたと思います。

--チームとしての変化は想像していたよりも出せたと感じていますか?

シーズンのスタートからチームを構築していく状況であれば色々なことを想定できますが、途中から引き受ける形になったので、反応的にどうなるかわかりませんでした。だけど非常に良い反応をしてくれましたし、選手たちはこのゲームで自信を持ってやってほしい。それから、選手たちにも伝えたゲームモデルを今日の試合でかなり出せたゲームだと思いました。

--チームはこれで4連敗。次節の水戸ホーリーホック戦へ向けてはいかがでしょうか。

サッカーは内容の判定ゲームではなく、結果を出していかないといけないスポーツです。次節に対してもしっかりと戦えて勝ち点3を狙っていける準備をしていきたいです。

--前体制では相手の対策に矢印が向いていて、今はチャレンジャーでありながら自分たちで設定して対抗していく意思が見えた。どちらがいいか悪いかということではないが、ここからチームが残留していくために必要なことは?

基本的には二兎を追わなくてはいけない部分ももちろんあると思います。このゲームにあたっては守備のところと攻撃のところで2点ほど作り上げてきました。おっしゃる通りサッカーには色々な形があるので前の戦い方が良いとか悪いとは思わないですが、私自身、選手たちに言ったのは「ゲームモデルを自分たちで作ったから、このゲームモデルをもっともっと良いものにするためには継続してやってほしいし、今日のレベルを最低レベルにして、作っていきたい」と話しました。
ここまでなかなか結果が出ない中で選手たちもかなりネガティブな部分が多かったと思いますけど、(自分が監督に就任してから)一週間という期間の中で守備だけでなく攻撃のところでもかなり積極的にやってくれました。こういう状況に置かれているチームは力を出しきれない気持ちの部分も多かったですし、少しずつ攻撃のエッセンスを入れることで前向きにプレーできたと思います。
相手があって自分たちがあるので、立ち位置をよく見ながらしっかりとやっていきたい。相手も攻撃で色々形を変えてきますから今日みたいに強くいける姿勢を持てるようなディフェンスになっていければ、その後の守備面に関してもすごく改善はできると思います。今日はミスで失点してしまいましたけど、これまでのようなクロスからの対応も非常に良かったですし、攻撃に関しても良い作りをしてくれた。狙いを選手たちがしっかり理解して、偶然ではなく再現性を持ってやってくれたことは非常に良かったと思います。いっぺんには伝えてないので、攻撃でも少しずつオプションを増やしながら、守備でもオプションを増やしながらやっていきたいです。

DF/24 鎌田次郎

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--相模原が攻める時間が長かったなかで結果は0-1。今日の試合を振り返ってください。

監督が交代して一週間の中で準備したものを出せた試合でした。ですが今の状況を考えると、勝ち点1でも3でも狙いにいかないといけない試合だったので、選手としては悔しい試合になりました。

--キャプテンとして監督交代はどう感じていますか?

それはすごく責任を感じていますし、プロとしてやっている中で結果が出ないとこういうことが起きるというのは今までのサッカー人生の中でもありました。キャプテンを任されているという立場で思うところはたくさんある。本当は今日から勝ち点を取ってリスタートできればよかったですけど、今日みたいな試合を続けていければと思います。

--高木琢也監督が就任してチームへどんな声をかけられましたか?

ミーティングで、サッカーというよりもメンタル面での話をされていたことが多かったです。

--チームとしての守り方が変わっていましたが戦術の浸透度や手応え、課題はいかがでしたか?

監督がいくつかパターンを用意してくれて、それがすごく出た試合だったと思います。ただ失点をしていますし、得点を取れてないので細部のところをこだわってやっていきたいです。

--次節へ向けた意気込みをお願いします。

天皇杯を(水曜日に)挟むのでそこで選手も入れ替わるだろうし、チーム全体で競走して、降格圏を脱出できるように一丸となって戦っていきたいです。


MF/14 安藤翼

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--安藤選手は5月22日の天皇杯以来の出場でした。ケガの状態はいかがですか?

ケガの状態もいい感じに回復していて、先週から復帰して良い準備ができていました。

--途中交代での出場になったがどんな指示を受けて試合に入ったか。

監督からは「勢いを持ってどんどん仕掛けてこい」と言われました。自分の持ち味を出せばいけると思いましたが、得点を取りたかった。そこはしっかり修正して次へ向かっていきたいです。

--アグレッシブな姿勢がアクセントになっていましたが自身のプレーの評価は?

でも、点を取ってないので。そこが全てだと思っていますし、あの(1点ビハインドの)場面で起用されたので前へ勢いを出すことはもちろん、このチームが必要としていることは得点を取ることに限る。どんなに泥臭いゴールでも1点は1点。点を取ることがこのチームに一番必要なことなのでそこは自分を含め、もっともっとやっていきたいです。

--シャドーの位置でどんなことを出していきたい?

仕掛ける部分やシュートはもっと増やしていきたいと思っています。以前からシュートがチーム的に少ないですし自分はシュートが持ち味。そういうところを求められているし、出していきたいと思います。

--監督が変わってサッカーにどんな変化が出ていると安藤選手自身は感じていますか?

サッカー自体は変わらないですが、その中で戦術という部分で前からいく部分を求められていて、自分もそういうプレーは得意な部分でもある。今は攻撃にエネルギーが必要だと思うので、前からどんどんアグレッシブにいってもっと貪欲にいきたいと思います。
まだ(監督が交代してから)一週間で全てとは言いませんけど、意識という部分では高木監督が求めているサッカーをやろうとして場面、場面ですが結構出ていると思う。やはり攻撃の回数も前節に比べたら増えていると思いますし、結果は残念でしたけど手応えは掴みつつあると思います。

--この結果を受けてチームは4連敗となってしまいました。ですが高木監督のもと選手同士での争いも熾烈になっていますし次節へ向けてはいかがでしょう。

選手同士も試合に出るため勝負だと思っています。もちろん「チームを勝たせるために」という思いが一人ひとりあるので、SC相模原のために一人ひとりがやっていくことでチームにもっと勢いがついていくと思う。今日は勝てませんでしたが、少しは勢いという部分を見せることができたと思っています。あとは結果に対してみんながもっとこだわって、結果に帰られるよう練習から取り組んでいきたいです。