SC相模原

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05-30-2021

 試合結果 

【5/30モンテディオ山形戦】試合結果・三浦監督・選手コメント

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《試合結果》

SC相模原 0-2 モンテディオ山形

《得点》
22'國分伸太郎(モンテディオ山形)
42'山田康太(モンテディオ山形)


■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j2/2021/053011/live/#live

三浦文丈監督

ゲームの入り自体は悪くなかったと思います。インテンシティ高く入ってくれて、ゴールを脅かす場面もありました。ただ、PKを与えてしまって早い時間に失点をしてしまった。我々は早い時間に得点を与えてしまうと、落ち込みがピッチに出てしまうところがある。前半で0-2になってしまったので後半はシステムを(4-4-2に)変えてハメに行くしかないと思っていて、何度か押し込むこともできたのですがゴールを割れませんでした。0-2で終わるのと1-2にするのは全然違うので、質が足りなかったなと思います。

――愛媛FC戦の4-4-2から3-5-2にシステムを変更しましたが。

我々は山形さんと違って(試合までの間が)中2日しかなかったので、メンバー構成も考えて愛媛戦の前から3-5-2にして、ボールを奪ってカウンターというある程度割り切ったサッカーをしないと連戦で厳しいのではないかと考えていて、選手にも伝えていました。

――山形の攻撃でアナウンスしていたところは。

林(誠道)選手と山田(康太)選手が2トップなのですが、縦関係というか、山田選手が1・5列目に落ちる。うちは3バックなので、林選手に1人がつくと2枚が余るので、サイドのCBがしっかりつかむようにという話をしていました。

――守備面についての評価を教えてください。

早い時間での失点が多いのは、一つだけではなくいろいろな要因があると思います。クロスからの失点や、セットプレーからの失点が多いことは把握していますが、より細かく分析して、選手やスタッフと共有して改善していかなければいけません。

――後半のシステム変更の狙いは。

3-5-2で相手を引き込んで、ボールを奪ってからスペースに出ていくイメージを持っていましたが、2点差になってしまったので、自分たちからハメに行かなければならないと。山形さんはボールを動かすのに長けているので、自由に動かされないように、システムを噛み合わせようと考えました。あとは、単純に後ろを1枚削って前に人数をかける。両方の意味でシステム変更を決断しました。

――6試合勝利がありません。J2に上がってから最も苦しい時期だと思いますが。

そうですね。試合が終わった直後に選手に伝えたんですが、まさしく北さんが言ったように、今一番もしかしたら流れとか、きつい状況かもしれない。ただ、引きずって落ち込んでいても仕方がない。とにかく顔を上げて、1歩1歩進むしかない。「やるしかないだろ!」ということを言いました。私自身もこれで逃げるわけにはいかないし、絶対に前を向いてここから反転させていく。言い方は悪いですが、これ以上は下がりようがないので、あとは上がるだけ。そのためにどうしたらよいかをスタッフと話して、選手とコミュニケーションをとっていきたい。強い決意を選手には伝えましたし、選手もやると言っていました。まずは、そこからです。


MF/33 梅鉢貴秀

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――モンテディオ山形は2016シーズンにプレーした古巣です。

山形と試合をする機会はあったのですが、実際にプレーするのは今日が初めてでした。23歳の時に来たのですが、山形のホームでは1シーズンで2試合しか出場していません。それでも、ここで学んだことは多かったです。たくさんのサポートを受けましたし、そうした感謝の気持ちを表現したいなと思ってプレーしました。

――後半のスタートからの出場となりましたが。

ダブルボランチでうまくバランスをとりながら、2枚で前に行かずに1枚は取りに行って、もう1枚はFWをケアするようにと三浦監督からは言われました。あとはプレスを誘導するのも自分の役割かなと思ってピッチに入りました。

――このトンネルを抜けるために何が必要だと思いますか。

これという劇薬はないと思います。1人1人が自覚や責任を持ってプレーすることはもちろんですが、勝ち点を積み上げられていない今の状況の中で、自分たちが何を積み上げているのかを考える必要がある。それを認識していないのであれば、1人1人が自分自身に問いかけていかないといけないと思います。