SC相模原

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05-15-2021

 試合結果 

【5/15レノファ山口FC戦】試合結果・三浦監督・選手コメント

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《試合結果》

2021明治安田生命J2リーグ 第14節

SC相模原 0-1 レノファ山口FC

《得点》
79'澤井直人(レノファ山口FC)


■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j2/2021/051512/live#live


三浦文丈監督

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我々もチャンスはありましたし、山口さんもあった。決めるところ、最後ミスのエラーが出てしまってそこでやられてしまったという非常にもったいないゲームだったなと思います。

--立ち上がりのシステムは割とマッチアップしていましたがどのような守備のプランで入って、試合の中でどのように修正しましたか?

しっかりとセットした中で行く、もしくは前から行くなら絶対にコンパクトにしていく中で、立ち上がり山口さんの狙いが我々の左サイドの背後のところを狙ってきていた。あそこに対して3バックの石川(啓人)選手だったりワイドの川井(歩)選手が出入りしてスペース使われるのが嫌だったので前半で言えば(星)広太、途中からクンデにトラブルがあったのであの位置には和田(昌士)を置いて「スペースをまずは消してから前向きで奪って出ていこう」というプランでした。

--クンデ選手にトラブルがあったため夛田凌輔をCBに下げて和田選手を投入しましたがゲームプランへの影響は?

影響があるかないかで言えば、あそこで(前半27分で)クンデを下げて夛田を後ろに下げて星を右に、というのはプランの中になかったのでそこは正直イレギュラーでしたね。

--相模原らしいゲームはある程度までできていました。得点を決めきれなかった要因は?

やはりちょっとしたラストパスの質だったり、ドリブルの運ぶコースというのがこのカテゴリーだと少しでも甘ければ守備は戻るだろうし、シュートまでいけない場面が出てくる。ただ、質のところは継続してやっていくしかないです。あとはチャンスを1回で決めきれなかったら2回、2回でも無理だったら3回と事態を回数を増やしていくしかいけないので質を上げるのと回数を増やすことをしないといけないですね。

--後半は76分から梅鉢貴秀選手を入れて[5-4-1]のシステムに変更しました。システムを変更した意図とどんなプランで勝ち点3を狙いにいきましたか?

あの時間帯くらいになると3MFのところのスライド、清原(翔平)も多少疲れてきて戻しのところで戻りきれなかったりしていた。疲れている選手はシンプルに変えて、ダブルボランチにしてスライドのところをはっきりさせました。

あとは奪った瞬間は平松(宗)と和田は前の推進力と走力あるのでユーリのところに収まった瞬間、若干開いた形からしっかり内側に入っていって関わるようにと。あとはスペースがあったらカウンターを狙うようにと、その狙いであの形をチョイスしました。守備を安定させて奪って出ていくという形ですね。

--第10節のジェフユナイテッド千葉戦で勝って以来、勝利から遠ざかっています。巻き返しに向けて必要なことは?

まずはやり続けるしかないという話をして、メンタルのところ含めて全体をオーガナイズしなければいけないという仕事があります。あとはトレーニングの中で起こっているエラーだったり、やられている形をスタッフでもう一度共有して、そこのところをトレーニングで改善すること。やはり勝ち点3を取るにはゴールしなければいけない。

たとえば今日も何本か良い形でカウンターとかに入った時にシュートが入らなかったり、シュートまでいききれない場面があるのでそういうシチュエーションを作って、とにかく(ゴールを決めるために)トレーニングをしっかりしないといけない。その両方ですね。メンタルのところをしっかり設定するのと、引き続きトレーニングをすること。我々はとにかく、常に顔を上げて前を向いてやり続けるしかないクラブだと思っているので、そこだけは失わないように私自身が選手に対して伝えていかなければいけないなと思っています。


FW/27 和田昌士

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--4年ぶりに山口のスタジアムでプレーした感想は?

到着した昨日から街並みも懐かしかったですし、4年ぶりに「やっと帰って来れたな」という感じでした。維新のこのスタジアムも「懐かしいな」と感じましたし今日はすごく楽しみにしていました。

--その試合でベンチスタートではありましたがクンデ選手のアクシデントによって前半の早い時間で出番が回ってきました。どんな指示を受けてピッチに入りましたか?

いきなりだったのでちょっとバタバタしましたけど、やることは変わらない。役割をしっかりこなしながらチームが勝てるようにプレーしましたが結果は負けてしまって残念です。

--山口は右サイドがストロングだったと思います。川井歩選手、石川啓人選手のところに池上丈二選手が下りてきてトライアングルを作ってきていましたが左のインサイドハーフでプレーしていた和田選手はどのような約束事で守っていましたか?

あまり出過ぎると背後のスペースを使われてしまいますし、そこに選手が下りてきて人数をかけるのというのは分かっていた。あまり出過ぎないようにしっかりとブロックを作って中央を切りながら、外へ出たら追っていくという感じでした。数的不利で二度追いしなければいけない場面は何度かあって、そこは少ししんどかったですがチームで分析していたので、そういう意識をしてプレーしていました。

--チームとしてもノーゴールでしたが和田選手がゴールラインギリギリでクリアする場面もありました。今日のご自身の評価は?

カウンターで出ていく場面や運ぶ場面は何度か出せて、ドリブルでの突破もできていましたけど、最後のクロスのところで滑ってしまったりした。結果ゴールに繋がっていないのでそこは自分の力不足。そういうところをもっともっと、自分としては最後の質のところを上げていかないといけないと思います。結果負けてしまいましたし全然満足はいかなかったです。

--カウンターで点を取れそうなシーンも何度かあったと思います。ああいったシーンをモノにするには何が必要になってきますか?

最後どれだけ落ち着いて周りを見れるか。少し慌てることがあったので、そこで慌てずにしっかりとやり切ること、あとは決め切ることができれば今日は勝てた試合だったと思います。カウンターで決めきれなかったことは悔しいです。

--この前の試合は1点を取れましたが今日はゼロ得点。チームとしての攻撃の形はどのくらい積み上げられていますか?

攻撃のカウンターのところだったり、共通意識はあります。あとは何度も繰り返しになりますがそこの精度、最後の質の部分を個人としてもチームとしてももっともっと上げていかないといけないです。

--来週末は天皇杯の1回戦がありますがリーグ戦までは中11日あります。この空いた時間をどのように充てていきたいですか?

日頃の練習から一本一本のシュートやパスをどれだけ意識して練習からできるか。自主練もそうですけど、一本一本のところを突き詰めてやっていくことがアシストやゴールに繋がると思うので、そこは繰り返しやっていくしかないかなと思います。


DF/30 川﨑裕大

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--ケガで少し離れていながら久しぶりの試合でした。監督からこの試合に臨むにあたってどんな声をかけられていましたか?

山口は右サイドがストロングになる。10番の選手(池上丈二)が自分たちの取れない位置だったりいい位置で受けてくるので、そこを潰すようにと言われていました。

--右サイドではなく左サイドに川﨑選手が入ったのは機動力を期待されてですか?

クンデが右サイドの方がいいと言うので、クンデとの兼ね合いというのがあったので自分が左にいきました。

--右サイドを起点に攻めてくることが多かったと思いますが守り方としてはどのような意識でいましたか?

先ほど言ったように10番が低い位置で受けてくるので、裏を一発でいかれないように。最後はクロスを上げさせて中で弾くというイメージはあったのでそんなに怖くはなかったなという感じです。

--試合中にどのような改善がありましたか?

こちらの人数が少ない時点でプレッシャーをかけにいったことで数的不利の場面を結構作られていたので、全体的にもう一つダウンして、相手が中に入って来れないようにと言われていました。

--78分まではゼロで抑えることができていましたが失点シーンを振り返ってどんな問題点がありましたか?

コミュニケーションだけだと思います。誰が身体を入れるのか。誰が競るのかというコミュニケーションさえできていれば何も問題はなかったのかなと思うので、本当にもったいなかったなと思います。

--川﨑選手自身は久しぶりの出場でしたが相模原はここ数試合早い時間帯に失点することが多かったです。その中で終盤まで失点を抑えることができた守備での手応えは?

センタリングを何度か上げられていましたがみんなでついて、セカンドボールも相手がシュートを打ったらみんな身体を張っていたのでそういう部分では早い時間帯で失点しなかったのかなと思います。

--今日は勝ち点を落としてしまいましたが勝ち点3を得るには川﨑選手は何が必要だと感じていますか?

まずはゼロで抑えること。今日はカウンターで何度かチャンスがあったと思うのでそれをしっかり決め切ってやっていければ勝利できると思います。自分たちの順位は下の方なので切り替えて毎試合、毎試合勝つつもりでいきたいです。