SC相模原

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10-20-2019

試合結果

【10/20FC東京U-23戦】試合結果・三浦監督・選手コメント

《試合結果》

2019明治安田生命J3リーグ 第27節

SC相模原 1-1 FC東京U-23

■得点
38'原大智(FC東京U-23)
55'大石治寿(SC相模原)


【三浦文丈監督】
--今日の試合を振り返って

開始10分で梅井(大輝)がケガをしてしまったので、アクシデントということで開始早々に(交代)カードを切らなければいけなくなったという中で、前半は多少バタバタしてしまったんですけど、0-1で帰ってきて後半はしっかりゲームに入って、「交代のカードを切りながら必ず盛り返していくから」と選手に指示をした。選手は本当に後半の入りから良い入りをして、しっかり集中して同点に追い付いたと。欲を言うなら、(その後も)決定的なチャンスが何本かあったので、最後も(川上)盛司のボールをツグ(大石治寿)が押し込むところとか、ああいうところを決め切れたら最高な展開だったんですけど、次に向けて準備します。

--相手はダイアモンド型の[4-4-2]だった中で、両サイドのWBをどう生かすかが1つのポイントだったと思います。そこの評価はいかがですか?

前半はワイド(WB)のところが空いていて、ベンチからも指示をしていたし、ミーティングでも言っていたんですけど、なかなかそこは有効じゃなかったなとはまず思いました。ただ、後半に関しては「相手のシステム上必ずワイドのところが起点になるから、そこで積極的に高い位置を取っていこう」と同じことを言って、あとはクロスに関してもただ上げても相手は高さがあるので、「少し低いボールとか、GKとDFの間を狙って積極的にやっていこう」と言った。そこのところは後半は出してくれたんじゃないかなと。あとはワイドの選手が自信を持って仕掛ける場面もあったので、前半と比べたら良かったかなと思います。サッカーはペースの取り合いなので、前半はFC東京さんが握っていたし、後半はそこのところでウチが少し優位に立ったんじゃないかなと思います。

--66分に末吉隼也選手を投入し、システムも変更しました。どういう狙いがあったのでしょうか?

後半に入って流れも良かったし、けっこう相手のゴールにも迫っていたので、「どうしようかな」と思っていたんですけど、やっぱり(相手は)中盤がダイアモンドなので、矢島(輝一)選手がトップ下からスッと引いてきたときに何回か縦パスが入っていたのを見て、どこかのタイミングでウチも3MFにして、あそこの頂点(矢島選手)に対して合わせて、宮崎(幾笑)選手と安田(虎士朗)選手のところにもしっかり合わせないと、なんとなく押し込まれるなということを感じていた。あとは単純に2トップにして起点を2つ作って、ワイドは高い位置を取れていたのでそこから何とか、という攻守両方の思いで少し変えました。

--今日は個人的なミスからの失点でしたが、ここ3試合は守備も安定してきたのでは?

失点のところに関しては、(平石)直人がクリアを内側に入れて味方に当ててああいう形になったので、ハーフタイムに「判断がないときには無理しないでしっかりジャッジしてクリアしよう」と。一回盛司もヘディングで内側に入れて危なかったので、まずはそういうところはハッキリさせようということと、守備のところは比較的ボールに対しては行けているから続けてやること(と伝えた)。じゃあやっぱりこのゲームを勝ち切るためにはと言うと、チャンスをしっかりモノにするということが今後大切になっくるんじゃないかなと思います。

[ DF 24 阿部 巧 ]
立ち上がりの早い時間でウメくん(梅井大輝)のアクシデントがあって、その中でも悪くなかったけど、少しミス絡みで失点してしまった。そこは(失点)ゼロで来れていたので、継続したかったなという気持ちはあるけど、そこで崩れずにしっかり立て直せたのは大きかった。前半はどっちつかずという中で、後半は強度を上げていって、ウチも決定機を作れていたと思うし、実際に同点に追いつけた。やっぱり負けなかったことがいまのチームには大事なことだったと思うので、そういう意味では勝ちが良かったけど最低限の勝点1を拾えたのは良かったと思います。

--ここ3試合はわずか1失点。守備も徐々に安定してきたのでは?

そうですね。結局(ボールを)持たれる時間があったとしても、最後の最後で締められているというところで、それがゼロだったり、今回は1だったけど、そういったところにつながっているという意味では、後ろの選手たちが最終的に守っているかもしれないですけど、やっぱりみんなが見て分かるとおり、最近結果が出始めてからは前線の選手たちが二度追いとかをしてくれていて、チーム全体でボールを回収できているというシーンも多いと思う。そういったところで、無失点となるとDFだし、点を取ると攻撃(の選手のおかげ)と考えがちだけど、チーム全体として前の選手たちが良い追い方をしてくれるから、僕たちは最後のところである程度制限を掛けられて守れているというのもあると思う。そういう意味ではうまくチームとしてこの強度を続けられればいいかなと思います。

[ MF 7 梶山幹太 ]
前半から良い入りができたし、非常に良いリズムでできていたので、そこで1点取れれば良かったけど逆に失点してしまって、いつもならバタバタ行くところを1点で抑えて、後半にPKだけど取ることができて追いつけたというのはプラスの材料だと思う。あとは本当はもう一点取れれば良かったというゲームだったと思います。

--相手はダイアモンド型の[4-4-2]という布陣でしたが?

試合前からそういう情報は入っていたけど、前半からけっこうボールも拾えていたし、球際でも勝てていたので、そんなに苦労する場面もなかったと思う。ただ、相手はけっこう人数をかけてビルドアップをしてくるので、そこはいつものようになかなかうまくボールを取れなかったけど、最終的にはやられていなかったので、怖さというのは感じていなかったです。

--今日はミスからの失点がありましたが、この3試合を見ても守備の部分はチームとして改善されてきているのでは?

そうですね。(失点シーンに関しては)個人の責任と言ってしまえばそうなるけど、チームでやっているのでそれはカバーしていかないといけないと思うし、あのときにもっと「フリー」という声をかけておけば違う状況になったかもしれない。そこは全体の責任でもあると思う。ただ、その1点に抑えられたし、そこから落ちずに盛り返せたというのは良かったなと思います。ただ、もう1点欲しかったです。

--末吉選手が入ってからはシステムも[3-5-2]に変更しました。

相手のダイアモンドに対してウチは中盤が2枚だったので、そういう意味でウチが3枚にしたほうが厚みが出るということで3枚にしたと思う。その狙いで終盤もボールを奪えるようになってきたし、スエくん(末吉選手)も前に供給できる選手なので、また違う個性も出ていたと思う。一人ひとりの良いところが出てきているのかなと思います。

[ DF 31 中川創 ]
引き分けに終わってしまったということに対しては、勝ち切れるゲームでもあったし、逆に相手にもチャンスがある試合でもあった。その中で無失点で終わらせられなかったということと、勝ち切れなかったのはすごく悔しいけど、重要な勝点1にもなったのかなと終わってみて感じています。

--プラスにも捉えられる勝点1ですか?

そうですね。前半はチームとして少し持たれる場面があったり、うまくいかない部分があった中で、でもああいう形で追いついて、自分たちも最後は意地を見せて点を取りに行った。その中で点は取れなかったけど、そういう姿勢だったり、随所でみんなが戦うというところではポジティブな部分もたくさんあったと思うので、重要な勝点1になったのかなと思っています。

--相手の前線には強力な選手がそろっていましたが?

デカくて強いというのは試合前から分かっていたので、それに対して自分たちがどう対応するかというのもディフェンスラインで話していたし、準備の部分で相手よりも上回れば絶対にやられることはないと思っていた。立ち上がりにウメくん(梅井選手)が負傷してしまったけど、そういうアクシデントがあった中で自分たちもよく耐えられたのかなと思う。でも、個人として競り合いの部分でやられてしまったり、前半に一本、ジャエル選手にゴール前で競られてしまっり、そういうところで自分が負けてしまったというところではすごく課題には残っているけど、チームとしてはよく耐えられたんじゃないかなと思います。

--同級生の原大智選手とのマッチアップもありました。

そうですね。でも、試合に入ってみたらそこまで意識することなく、あとは試合前にジャエル選手が入ってくるということで、僕は(柏時代に)やっていて、そのときのイメージもあったので、もう一回ここでやれるというのがすごく楽しみだった。やれたりやられたりだったけど、そういう選手とファイトするのは楽しかったです。

[ GK 1 田中雄大 ]
お互いにポゼッションするチームで、決定機もお互いにありながら、でもお互いにボールを保持する時間が長かったので、それほどシュートチャンスは多くなかったと思う。その中で(相手の)決定機は2本くらいだったと思うけど、その一本を決められてしまった。逆に攻撃に関しては最後の盛司のクロスからツグさんのシュートだったり、ゴールは脅かしていたと思うけど、最後の決める・決めないというのが大事だと思うし、ポゼッションとかやりたいサッカーが確立されてきていると思うので、最後のところで結果として残していかないと、自分たちのサッカーも評価が上がらないし、チームの順位も上がっていかないと思う。そこは前線の選手にノビノビやってもらうためにも、後ろの選手がしっかりと土台を作って無失点でやっていくというのを1試合1試合こだわる。それしかないですね。

--チームとして5連敗があった中で、ここ3試合は勝点を取れていますが?

個人的には、連敗中の最初の2、3試合は出ていなくて、5連敗という感覚が良い意味であまりなかったし、出るときには気迫だったり、気持ちの部分で戦うという、その時期にちょうどフミさん(三浦監督)が大事にしていたサッカーの根本の部分というのは自分のストロングポイントでもあると思っていたので、そこを全面に出していこうと。そこは一度原点に立ち返るというか、フミさんもやっているサッカーは否定せず、根本的なところをもっと切り詰めてやっていこうという時期と自分が出始めだ時期がマッチしたというのもあるし、本当に点が入るか・入らないか、それで勝つか・勝てないかというところだけだったと思うので、(前々節・沼津戦で)一回勝ってそこで流れが変わったのかなという感じですね。

--今日は福島開催でしたが、サポーターの皆さんも多く駆けつけてくれていました。

本当にどっちのホームか分からないくらい、相模原のファン・サポーターの皆さんの声は鳴り響いていましたし、僕らも先制はされましたけど、同点、最後逆転まで脅かすというところまでできたのは、やっぱりファン・サポーターの皆さんの声援があったからだと思うので、本当に感謝しています。台風のこういう時期で、相模原は被害が大きかった地域でもあるので、そういった中で来てもらえて、僕たちは戦っている姿だったり、そういうものを示して、結果につなげていきたいとあらためて思いました。


■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2019/102015/live/#live


■取材・文
林口 翼(Tsubasa Hayashiguchi)
エルゴラッソSC相模原担当


《NEXT GAME》
10月27日(日)13:00kickoff
vs藤枝MYFC
相模原ギオンスタジアム