最初に、サポーターやスポンサーの皆様には、大垣や淡路島、さらには大阪の長居と、遠方まで応援に来ていただいたにもかかわらず、悔しい思いをさせてしまいました。申し訳ございません。 　１年を通してクラブの最大の目標であるＪＦＬ昇格という結果を達成することができず、今はとても残念な思いでいます。ただ、関東２部リーグから関東1部リーグに１つカテゴリーを上げられたという点では、最低限の結果を残せたと思っています。 　今シーズンを振り返れば、春からチームがスタートし、途中で監督交代する中、選手たちは本当にがんばってくれ、もう一度、勝つために何をするべきかを考え、奮起してくれました。関東２部リーグ優勝、全国社会人サッカー選手権大会準優勝、全国地域リーグ決勝大会１次ラウンド突破と、結果を残すことができましたが、決勝ラウンドを勝ち抜くことができず、あと一歩のところで結果を出すことができませんでした。 　この結果はクラブ、チームに原因があるとともに、自分にも責任があるとも感じています。この結果を真摯に受け止めて、糧とし、新シーズンに生かしていかなければと考えております。 　すぐに来シーズンもスタートします。ＪＦＬに昇格できるよう、クラブとして入念に準備を行い、来る新シーズンを迎えたいと思います。 　Ｊリーグ参入という目標を掲げ、クラブはスタートしました。これからもその情熱や信念は変わることはありません。目標達成に向け、やり通したいと思っています。今回の結果もサッカーであり、この先も続いていくのがサッカーでもあります。ＳＣ相模原を上へ導くという情熱、信念を抱き、これからも挑んでいきたいと思います。 　最後になりましたが、サポーターの皆様、スポンサーの皆様、そしてＳＣ相模原に関わるすべての方々へ。今シーズンも多大なるご声援をいただき、ありがとうございました。皆様の声援が厳しい試合でも、苦しい試合でも大きな力になりました。来シーズンも変わらぬご支援、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。  

２０１１年１２月９日

ＳＣ相模原　　    　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 代表　望月重良