SC相模原

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06-27-2011

 試合結果 

関東サッカーリーグ2部 後期4節 vsACアルマレッザ

top 先制点が生まれたのは、25分だった。そこから64分まででSC相模原は6点を奪った。それも全得点ともに選手が異なるという展開で、ACアルマレッザに勝利した。  3試合ぶりにホームの麻溝公園競技場に戻ってきたSC相模原は、ACアルマレッザを迎えて後期4節に臨んだ。GKはフル出場を続ける佐藤。最終ラインは右から金澤、工藤、八田、中川が並ぶ。中盤は底を富井と鈴木が務め、両サイドには古賀と坂井が先発した。2トップは森谷と齋藤という11人でスタートした。  キックオフと同時に試合を支配するも、ラストパスの精度が合わずに相手ゴールをこじ開けられない時間帯が続いていた。攻撃がパターン化していたこともあり、相手守備陣に脅威を与えられずにいた。そうした流れに変化が出てきたのは20分を過ぎたあたりだった。  25分、右サイドでパスをつなぎ、相手の守備を引き寄せると、森谷から左サイドを走る古賀へ展開。スピードに乗った古賀は、ゴールへ流し込むように左足でグラウンダーのシュートを放ち、先制した。3分後の28分、右CKを得た相模原はセットプレーから追加点を決める。ショートコーナーを選択した古賀は富井にパス。富井が中央にクロスを上げると、これに八田が競り合った。それがファーサイドに流れると齋藤が足を伸ばし、ゴール前に折り返す。ニアにポジションを取っていた中川勇人が、これを押し込んだ。  2点のリードを奪ったSC相模原は、30分に左サイドからドリブル突破を仕掛けた中川が倒されPKを獲得。坂井がきっちり決めて3-0。さらにその3分後の34分には、左サイドの中川、古賀と縦に素早くつなぎ、相手ゴールに迫ると、グランダーのクロスを走り込んだ齋藤が鮮やかに決めて前半を終えた。  後半は富井に代えて、中盤の底にクリスティアーノを投入。守備を担うクリスティアーノが中央に構えることで、鈴木の攻撃センスが発揮されるようになる。  54分、自陣から右サイドへロングボールが出ると、FW森谷が追いつきキープ。サイドから中央に走り込んだ金澤がパスを受けると、5点目を叩き出した。さらに64分には、ピッチを広く使った攻撃からSC相模原はダメを押す6点目を奪った。左サイドでパスをつなぎ、最終ラインへいったん戻すと、ここからスピードアップ。クリスティアーノから右サイドの金澤へ展開すると、金澤は勝負を仕掛け、相手DFを抜き去り、クロスを入れた。ニアに走り込んだ齋藤はこれをスルー。その後方に走り込んだ鈴木が正確にミートし、相手ゴールに流し込んだ。  6点目が決まった直後、森谷に代えて松本が、73分には齋藤に代えて村野がピッチへと送り込まれるも、前がかりになった相手を崩すことはできずに6-0で試合は終了した。  6人が1点ずつを挙げ大量得点をマークし、無失点で試合を終えたSC相模原は4連勝。だが、後半途中からは決定機を作るも生かせず、追加点を奪えなかった。そこが今後の課題となりそうだ。 原田大輔