


首位・横浜猛蹴との勝ち点差は2。
S.C.相模原が逆転優勝するには、横浜猛蹴との最終戦に勝利する以外、道はなかった。
県リーグ優勝が懸かった最終戦。スターティングメンバーはGK佐藤、DFは右から金澤、奥山、工藤、井上。
MFは中央に富井と水野、右に坂井、左に古賀が入った。
2トップの1枚は斎藤、そしてもう1枚は、公式戦初先発となるジエゴ・カンポスが出場した。
勝たなければならない状況の中、スタートした試合は、開始早々の2分に失点してしまう。相手のロングボールからDFが裏を取られると、シュートを決められ、いきなり追いかける展開を強いられてしまう。
それでも持ち前のキープ力で徐々にサイドから攻撃を組み立てていくと、21分、左CKの流れから同点に追いつく。
ショートコーナーを選択し、左サイドでつなぐと、スペースで古賀が受ける。そこから古賀は、絶妙なクロスをゴール前に配球。これを斎藤が頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。(写真1)
その後も、左サイド前方のスペースに古賀がタイミング良く走り込み、そこへ富井や水野、さらにSBの井上からパスが出ることで、攻撃の形を作った。そうした状況で迎えた35分、左SB井上からゴール前に正確なクロスが上がる。これを先制した斎藤が再びヘディングで決め(写真2)、リードに成功。2-1で試合を折り返した。
後半の立ち上がりとなった48分、スピードとテクニックで相手を翻弄していたジエゴ・カンポスが決定機を演出する。縦パスに右サイドを抜け出すと、ドリブルで切り込み、ゴール前に低いボールを入れる。これに後方から走り込んできた
斎藤が、DFと競り合いながら、身体を投げ出してシュート(写真3)。斎藤のハットトリックにより、スコアを3-1とした。
その後は、ゴールを奪いに前へ出た横浜猛蹴に押し込まれる場面もあったが、積極的な選手交代などで、運動量を保ち、3-1のまま勝利。
最終戦で横浜猛蹴を勝ち点で上回り、県1部リーグ優勝を決めた。
原田大輔
最終戦を前に、相模原市 加山市長から激励の手紙をいただきました。
また、「SC相模原を応援する議員連盟」の皆様も会場に駆けつけてくれ、選手たちに声援をおくっていただきました。
その期待に応え、県1部リーグで優勝することができました。
みなさまの熱く、温い応援、ありがとうございました。
日本工学院グランド 13:30キックオフ(45分×2本) |
1st (45分) |
2-1 |
得点者:S.C.相模原-齋藤2 |
2nd (45分) |
1-0 |
得点者:S.C.相模原-齋藤 |
結果 |
S.C.相模原 3-1 横浜猛蹴 |