SC相模原

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07-11-2010

 その他 

第46回全国社会人サッカー選手権大会・関東予選決定戦

100711010071111007112 開始わずか20秒足らずで相手ゴールに迫ると、齋藤がシュートを放つ。 GKに弾かれCKになったが、キックオフ直後の決定機は、幸先の良いシーンだった。 その後も齋藤、森谷の2トップを中心に攻めるS.C.相模原は、パスワークとキープ力でさいたまSCを圧倒していく。 4分にも齋藤が、11分には森谷が決定機を迎える。だが、シュートの精度を欠き、ゴールは奪えず……。 サッカーは主導権が入れ替わるスポーツだ。リズムに乗っていた時間帯に決められずにいると、相手も徐々にS.C.相模原のサッカーに慣れはじめ、守備陣形を整えてきた。 坂井、鈴木健が積極的に縦パスを入れていくが、その次が続かず、攻めきれない時間帯が続く。 33分、34分と立て続けに森谷がシュートを放つが、わずかにコースを逸れ、ゴールならず。 スコアレスドローのまま、前半を折り返した。 S.C.相模原は後半の頭から水野に代え、富井を投入。坂井と鈴木健を縦に並べる形で、より攻撃性を前面に押し出していく。 後半は、パスを回してチャレンジするS.C.相模原と、カウンターを狙うさいたまSCという構図がより色濃くピッチで表現される状況となった。そうした中、均衡を破ったのは坂井のパスと齋藤の決定力だった。 最終ラインの秋葉からボールをつなぐと、中央の坂井が、ゴールを横切るように走り込む齋藤に縦パスを通す。齋藤はこのボールを処理し、飛び出してきたGKをうまく外すと、シュートを決めた。(写真1・2) 1点のリードを得て精神的にも楽になったS.C.相模原は、スピードのある吉岡が投入されたことで、攻撃に変化が出てくる。すると30分、吉岡が打ったシュートのリバウンドを、齋藤が強烈なミドルを決めて点差を広げる。(写真3) 32分には船越を入れ、システムを4-2-3-1に変更すると、この采配がずばりと的中する。 ロスタイムに、左MFから左SBへとポジションを移していた古賀がファーサイドにクロス。これを走り込んだ船越が決め、3-0で勝利した。 昨シーズンは同ラウンドで、敗れ涙を飲んだS.C.相模原は、その目標を一歩クリアした。ブロック決定戦に勝利し、全社の本戦への出場権を得た。

原田大輔

埼玉スタジアム第2 12:00キックオフ(40分×2本)
1st (40分) 0-0
2nd (40分) 3-0 得点者:S.C.相模原-齋藤2-船越
結果 S.C.相模原  3-0  さいたまSC