

相模原市の政令指定都市以降を記念して「さがみはら サッカーフェスタ2010」が、晴天の中、麻溝公園競技場にて行われた。
フェスタのメインイベントとして、地元S.C.相模原と、藤田俊哉、戸田和幸、三木隆司といった現役Jリーガー、名波浩、福西崇史、前園真聖ら日本代表で活躍した元選手たちで構成されるJAPANドリームチームが対戦しました。
想像を超える7,800人の観衆が集まり、モチベーションが上がったS.C.相模原イレブンは、ボールを支配して試合を動かしていきます。
今シーズンの新加入選手が加わり、新体制で臨んだS.C.相模原は、細かいパスワークと前線からのプレスにより、JAPANドリームチームに攻めるスキを与えない。
開始1分には、新戦力の富井英司が挨拶とばかりにミドルシュート。
4分にも左サイドから吉岡航平、森谷佳祐とつなぎ、リターンを吉岡がシュート。
11分にも右コーナーキックから斎藤将基が頭でゴールを狙った。
攻め込まれるJAPANドリームチームは、GK掛川誠のファインセーブなどで、S.C.相模原の猛攻を防ぐと、21分、ついにホットラインがつながる。
船越優蔵が中央から左サイドの藤田俊哉にパスを送ると、藤田がペナルティーエリアに走り込んできた名波浩へスルーパス。
ゴール前でボールを受けた名波は、コースを狙い、弧を描くようなループシュートを放った。
これは、GK榎本貴久が懸命に手を伸ばして反応したため、得点にはならなかったが、名波の華麗なプレーは会場に詰めかけた7,800人の観衆を湧かせた。
前半を0-0で折り返すと、S.C.相模原は、鈴木隼人らを投入する。
前半を劣勢で戦ったJAPANドリームチームも、戸田和幸、鈴木隆行らをピッチに送り込んできた。
すると、後半4分には、鈴木隆が右サイドの狭いエリアを切り返しフェイントで突破し、S.C.相模原ゴールを脅かす。
S.C.相模原は、後半12分に秋葉忠宏、後半22分に、この日入団が発表され、前半はJAPANドリームチームでプレーした船越を送り込む。
一進一退の攻防が続き、ゴールはなかなか生まれなかったが、後半35分、均衡は破れた。
S.C.相模原のロングボールに船越と三木が競り合うと、三木がペナルティーエリア内でハンドを冒し、PKを宣告される。
これを新加入の船越がゴール左に決め、S.C.相模原が先制に成功。(写真2)
さらにS.C.相模原は、試合終了間際の後半40分にも、井上要のクロスを船越が合わせて加点。(写真3)
2-0となったところで、夢の試合は、終了のホイッスルが吹かれた。
| 麻溝公園競技場 13:30キックオフ(40分×2本) | ||
| 1st (40分) | 0-0 | |
| 2nd (40分) | 2-0 | 得点者:S.C.相模原-船越2 |
| 結果 | S.C.相模原 2-0 Japanドリームチーム | |



