SC相模原

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06-19-2016

 試合結果 

Vol.07 J3第13節富山戦 薩川了洋監督記者会見

——今日の試合を振り返ってのコメントをお願いします。 「上位争いをする中で、SC相模原にとっては負けてはいけないゲームだった。CK1本というか……1点の大きさを今週、ずっと練習では言い続けてきたけど、結局、そこで1点を守り切られて連敗ということになった。ただ、内容的にはこの間の大分にやられた0−3よりも数段に良くなっている。うちの選手とか他のJ3リーグの選手とかは、たぶん気持ちで、チームというのは大きく動きが変わってくる。今日よくても、やっぱり次の長野戦、上位に食いついていくためには必ず勝たなければいけないのでね。いい準備をして長野戦は引き分けとか、負けることは考えず、しっかり勝ちたいなと思います。内容はそれほど悪くなかったし、この間よりもテンポもよかった。シンプルにできている部分はできている。最後、決めきらなければいけないというところは、課題だけれども。逆に個人としての課題は大きく見えた試合かなと。最後までかなり選手たちは走っていたし、戦うという部分に関しては、この間の試合(大分戦)より、よくやったなと思います」 ——前半と後半の試合運びが違う印象でした。後半はアグレッシブでボールにも激しく行っている印象だったのですが、前半は停滞していたのかなと思うのですが、いかがですか? 「前半は戦い方の部分で、しっかりと相手を引き込む。その中でしっかりとカウンターを狙う。とにかく失点をしないというサッカーをしているので、うちのチームとして心掛けていることでもある。あまり前からリスクを冒してという形ではなかった。後半はもう1失点していたし、前からアグレッシブに行くというのは普通の流れ。でも、今のチームは走れるので、後半勝負していくというのはチームとしても形で、勝つための形だというのは選手たちも分かっている。だから、(富山は)前半ああいうCKしか(チャンスが)なかった、形からも何本からはあったかもしれないけど。うちのほうが(チャンスは)多かったしね。やっぱり1点を決めきるか、決めきらないか。勝ったから向こう(富山)のほうが強いんだけど、内容には自信を持っている。向こうは、内容よりもどちらかと言えば、結果ですよね。J2に上がっていかなければいけないチームですからね。もともとJ2にいたチームですし。そのチームに対して、圧倒できたというのは、相模原も自信を持ってやっていきたいですよね」 ——J2ライセンスの問題があるかとは思うのですが、そのあたりのモチベーションに対して選手たちへのアプローチというのはあるのでしょうか? 「いや。みなさんにそのことはよく聞かれるのですが、それが理由で選手たちのモチベーションは下がらない。なぜかというと、1試合1試合、勝つか負けるかという中でやっていて、スタジアムがあるから、負けないとか、力を出すということではない。とにかく勝つことだけ。とにかく1試合でも多く勝って成績を残して、なるべく早く(スタジアムを)作ってくださいという無言のプレッシャーを掛けていくだけです。そんなに選手たちは、(J2規準の)スタジアムがないからといって、それを口にする選手は一人もいない。みんなから言われますが、そこは影響しない。来年建ちますよと言われれば、それはもっとモチベーションは上がりますけど、ないからといって、モチベーションを下げる人もいない。今日もお客さんはたくさん来てくれましたし、来年、昇格できないのに、5000人以上もお客さんが入るチームもそれほど多くはないでしょ? そういうふうに流れが、相模原市やサポーターのみなさんからも「(スタジアムを)建ててください」という流れができれば。でも、面白いサッカーをしていなかったり、下位にいたら、そうはならないよね。そこだけは、現場で面白いサッカー、質の高いサッカーをやっていきたいと思います」 ——結果だけを見れば、ホームで敗れたYS横浜戦と同様、セットプレーでやられて負けてしまったわけですが、その当たり、どう感じていますか? 「相手が違いますけど、結果的にそう言われてしまっても仕方がないかもしれません。でも、チームがYS戦のときよりも、上積みがないかと言われたら、そんなことはない。確実に今の選手たちは進歩している。そこは自信がある。だから、それを証明するのは天皇杯だと思っている。SC相模原は出場したことないでしょ? 今年はいくよ。そうやってJのクラブとやってどうか。クラブとしてはそこを目指しているわけだから。そこをクリアして、J2でも戦えるチームを目指していきたい。今どうこうというサッカーを自分はやろうとは思っていない。選手たちがもう一つ上のカテゴリーに上がれるように、先を見据えてやっていこうと思っているし、先、先を見据えてオレはやっているつもりなのでね。実際、見てくれた人がどう思ってくれたか。勝ったか、負けたかという結果はあるけど、どっちがよかったか。そこはみなさんが評価してくれればいい。オレは自信を持ってやっている。あんまり面白くないよね。オレも悔しいんだよ。入らねーなーって思いながら見てたよ。以上です。胃が痛いです」