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03-20-2016
試合結果Vol.02 J3第2節YS横浜戦薩川了洋監督記者会見
——今日の試合を振り返ってのコメントをお願いします。
「これだけ攻めて、なかなか得点が取れない……それで最後にFK1本で決められてしまうという。まあ、これもサッカーですよね。ただ、本当に優勝争いできるチームであったら、ああいうところも普通にクリアして、何ともないような形で守れていて、0−0だとか、0−1とかでも試合をひっくり返して勝てていた。そこが逆に言えば、修正しなければいけない部分というところと、最後の決定力の部分ですよね。チャンスが作れていないわけではないので、決定力のところを、ここで1週間(リーグ戦が)空くので、しっかりと修正して、また次の試合に臨みたいなと思います。
内容で言えば、1本やられましたけど、決して悪い試合をしているわけではない。悪い内容のサッカーをして負けているわけではないので、選手たちも下を向いて家に帰る必要はないと思う。これからまた、もっともっと積み上げていかなければならない部分と、修正しなければならない部分が、はっきりしたんじゃないかなと。そこは切り替えてやっていきたいなと思います」
——攻撃で圧倒していながらも得点が奪えずに終わりました。簡単にまとめてしまうと、最後のところの“質”という話になってしまうのかもしれませんが、具体的に修正するべきポイントとは?
「細かいことで言えば、(動きの)入り方だよね。もちろん、出すタイミングで言えば、今日、牧内(慶太)が(チャンスで)シュートを1本打ってしまった場面がありましたけど、あれは周りの動きをよく見て、パスを出してあげれば、スライディングで流し込めたかもしれない。そういった判断のところですよね。ただ、その判断のところで言うと、選手に任せているところもある。外から見ていれば、『何でシュートを打ってしまうんだ』と、なってしまうかもしれないし、『もう少しボールを持ってシュートを打てばいいじゃないか』とも思う。ただ、そのシーンで、その瞬間で、シュートを打ってしまう。あえて、その(牧内がシュートを打った)シーンをクローズアップしましたけど、プレーによる判断のところで言えば、J3、J2、J1といったカテゴリーによって、それぞれ選手が選択するプレーであったり、質というものは全然、変わってくると思います。
もちろん、中への入り方という部分の決まりごととしては、ニアであったり、マイナスとファーというのを考えていかないとね。その場所で待っているのではなく、ニアにいた選手がファーに回る。マイナスにいた選手がニアへ入っていくような動きですよね。動いている中での、さらなる動きの質。そのところはチームの決まりごととして少し加えていってもいいかなと考えています。また、この2週間でそこは修正していきたい。圧倒できていたんだけどね。これも本当にサッカーですよね、フットボールですよね。まさにTHE FOOTBALLだよね。次もがんばります」