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03-15-2015
その他J3第1節vsJ-22選抜 辛島啓珠監督試合後記者会見
J3第1節 vsJ-22選抜 辛島啓珠監督 試合後記者会見
——試合後の感想をお願いします。
「開幕戦でしたし、去年、3試合というか一度も勝てなかったチームに3-0という結果で勝利できたことは大変うれしく思います。そういう点では選手が非常によくがんばってくれたと思います。前半から結構、前にいけていて、チャンスもあったんですけど、前半途中の半ばくらいですかね。鈴木武蔵選手のヘディングシュートがバーに当たって、あのシュートが入っていれば、また展開、流れも変わっていたかと思います。そこをしのいで、点を取ったのは(井上)平ですかね。こっちが逆に先制点を奪って終えられたのはよかったと思います。前半ちょっと前からいけていた分、後半もう少しダウンしてしまうかなと思うところもあったんですけど、後半もチャンスがありながら、決め切れないところで2点目はやっぱり大きかったと思います。そういう点では、後半もいい形で入れたのではないかなと。ただ、ケガ人も含めて、痛んでいる選手も出てきましたので、しっかり回復して、また次の試合に向けて準備していきたいと思います」
——今シーズンの全体的な目標と豊富を教えてください。
「新戦力も入ってきて、去年から上積みできている部分と、去年は6位という成績だったんですけど、当然、J2ライセンスがなくても優勝を目指すというところに目標は置いています。シーズン36試合ある中で、いろいろなことがあるとは思うんですけど、安定した戦いを目指したいなと思いますし、できるだけケガ人を出さずに、いいコンディションで1試合1試合臨んで、やっていきたい。それが自分のポリシーでもあるので。そこに気をつけながら、あとは当然、悪い時期もあるとは思うんですけど、そこをうまく乗り越えられるかが、最終的な順位に関わってくる。そこを考えて日々過ごしていきたいなと思います」
——開幕戦での勝利おめでとうございます。対戦相手の情報も少ない中で、今日、チームとして意図してできた部分と手応えを教えてください。
「相手のメンバーを見たときには結構、J1の選手が入っているし、どうなるんだろうなと思うところもありました。ちょっと、やってみないと分からないなと。J1でやっている選手に関しては当然、ポテンシャルがあるからJ1にいるわけで、彼らが入ってどういう風にどんな風にサッカーするのかは想像できなかった。それだけに、前半は相手の様子を見て、後半に修正しようかなというところもありましたし、それと同時にやっぱり相手がどうあっても我々がプレシーズンのときにやってきたことをしっかり出すということですよね。守備でスキを与えないで、点を取っていく。いい守備からですよね。そのところと、前からプレスを掛けるときは思い切って掛けていこうというところを意識してやらせました。危ないシーンはありましたけど、初戦にしてはまあまあ良かったんじゃないかなと思います」
——1点目が右からのクロス、3点目が左からのクロスでした。クロスが得点につながったと思いますが、サイドアタックの意識はチームとして強調してきた部分なのでしょうか?
「ありますね。特に森(勇介)も経験がありますし、ポテンシャルも高い中で、あまり真ん中ばかりにこだわってやるよりは、真ん中もサイドもあると思うんですけど、ある程度、サイドを意識しながら、真ん中というのがある。チームとしてはサイドをうまく使うというのは、シーズン始まってから言い続けてきたことではあります。そっちのほうがよりシンプルで、そんなに難しくはない戦術だとは思いますし、そういう点ではそこは意識していました」
——開幕戦3−0ということで最高のスタートが切れたと思いますが、次節、昨年準優勝したチーム(AC長野パルセイロ)と戦うということで今日の収穫と次に向けた豊富を教えてください。
「パルセイロですよね。パルセイロの美濃部(直彦)さんはよく知っているというか、お世話になっていますし、僕が松本山雅FCで監督をしていたときも、パルセイロとはずっとやってきた中で、力はあると思っています。そういう点では、我々はチャレンジャーとしてやっていきたいなと思います。また、(次節は)南長野の(スタジアムの)こけら落としですよね。向こうが雰囲気に飲まれて、こっちがのびのびやれれば最高なんですけれども、そういうわけにもいかないでしょうから、しっかり今日のFC町田ゼルビア戦ですか。それをスカウティングしていい試合ができるように準備していきたいと思います」
——今日の収穫として得たものは?
「結果と、失点が……危ない場面はあってもゼロで終われたということですかね。そこに関しては攻守ともに表現できたという点で、選手たちも自信をもっていいと思います」