SC相模原

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07-27-2024

 試合結果 

【7/27ツエーゲン金沢戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

SC相模原 0-1 ツエーゲン金沢

【得点】
66'西谷優希(ツエーゲン金沢)


■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2024/072702/live/#live



シュタルフ悠紀監督

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本当にたくさんの人が来てくれてすごくいい雰囲気のなかでフットボールができたことに感謝の気持ちをまずは伝えたいと思います。

こんなことを言うとサガミスタに怒られるかもしれないですけど、すごくいいゲームができたと思っています。私が就任し、いろんなフェーズに分けているのですが、開幕から4ゲームを第1フェーズとしていて、今日で第1フェーズは終了しましたけど勝ち点の目標に掲げていた「7」は達成できました。そういう意味でも前向きな第1フェーズでしたし、1試合を残して目標を達成できました。

今日から新生エナジーフットボールとして、勇敢に走る・戦う・助け合うを攻撃の面でも出せるようなチームになっていこうということで、そこは非常に躍動したパフォーマンスを見せてくれたと思っています。今までで一番と言っていいくらいチャンスを作れた試合だったので、非常にポジティブに捉えています。もちろん、悔しさもありまし来てくれた人と勝ち点3をつかみ取って喜びたかったですけど、ここから中断期間に入ります。

(試合後の花火は)新しいエナジーフットボールの幕開けの花火だと思っていただいて、ここから選手が躍動するエナジーに満ち溢れたフットボールに磨きをかけていくので、これからも一緒に戦ってもらえると嬉しいです。最終目標にたどりつけるよう、取り組んでいこうと強く感じるゲームになりました。

--新しいエナジーフットボールを通して、選手をどのように躍動させていきたいと考えているか?

第2フェーズのテーマは、自身と勇気で、勇気を持って自分たちの時間を作れるよう、適切な距離感を保ちコンビネーションで相手を崩していきたいと思っています。たくさんのスピーディーな攻撃ができたことはポジティブでした。相手はクロスからの失点が多いチームだったので、そういったところで今週はクロスの練習をやっていて、いいクロスといいチャンスは作れていました。結果は残念でしたけど、許したピンチも少なかったと思うので、勝ち点3を取るには運が足りなかったと思います。

--ハーフタイムでどんな指示を出し、交代選手によってどんな変化をつけようと考えていましたか?

前半もすごくよかったと思いますけど、私の感覚では途中から前の選手と後ろの選手の距離感に、意思疎通のズレがありました。例えば後ろの選手が蹴りたい時に前の選手は受けにいこうとしたりしたので、つなぐ時はつないで、蹴る時は蹴るで、同じ画(え)を描いていけるようにハーフタイムでは伝えました。

交代した選手については、出ている選手も頑張っているので悩ましいところではありましたけど、彼らの良さを考えた上で試合をひっくり返せるような交代を今日は早めに切ったつもりでした。瀬沼もセレモニーがあってメモリアルな試合で決め切れなかったことは悔やまれますけど、スタメンもサブの選手もトレーニングから励んでくれたと思うので、1週、非常にいい準備を見せてくれたと思います。

FW/39 瀬沼優司

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--0-1という結果になりましたが、ピッチ内外で今日の試合をどのように感じていますか?

今日の試合に関してはイベントなど、クラブの方もすごく力を入れて、この試合に懸けて盛り上げようとたくさんの人を集めてくれた試合でした。内容はどうであれ、来てくれた人に対して結果を残して楽しい気持ちで帰ってほしかったですけど、その結果を得られず残念な気持ちが率直にあります。でも試合が終わった後のサガミスタの方々の温かさは自分たちに対して期待をしてくれているんだと受け取れました。今日はすごく悔しい思いをしたし、みなさんにも残念な思いをさせてしまいましたけど、中断期間を挟んだ残りの試合でこの悔しい思いを忘れるくらいの試合で昇格までチームをもっていきたいと思っています。そう感じるくらい、悔しい気持ちになった試合でした。

--瀬沼選手は単独で突破を試みたりと、勝利への執念を感じました。どんな気持ちで戦っていましたか?

自分たちは自信を持って守れています。それは整理して続けていく部分で、課題は攻撃のところでゴールにねじ込んだりシュートを決め切るところです。自分は今日は途中出場だったのでチームに勢いをもたらせるように意識して試合に入りました。

--チャンスをたくさん作れていたなかで、決め切れない課題も見えましたが、この試合を次にどうにつなげていきたいですか?

相手もたくさんチャンスはありましたけど、チャンスの数で言えば相模原の方が多く作っていたと思います。そのなかでどっちが決めるかという戦いが今後も多く続いていくはずです。守備の選手は本当に頑張ってくれているので、自分を含めた前の選手が奮起して(点を決めて)いつも頑張ってくれている守備の選手を助けたいです。毎試合11人のスタメンと7人のサブメンバーが選ばれていますけど、競争からメンバーに入れていない選手もいます。選ばれた選手は、そういう悔しい思いをしている選手の気持ちも背負ってピッチで責任を果たさなければいけないですし、勝つことで選ばれなかった選手の悔しい気持ちも少しは報われると思います。勝ちながら競争をしていくのはいいサイクルですし、これからも勝負どころの試合はあります。その時に自分たちが結果を手繰り寄せられるよう、中断期間をいい期間にしたいと思います。

--前の選手と後ろの選手で同じ画を描けていなかったという話も監督からはありました。

そこは中の選手たちでコントロールしなければいけないと思います。前の選手も後ろの状況を見ながら「今は後ろが苦しそうかな」と思ったら、パスコースを作るために顔を出したり助けに入らないといけません。90分間ずっと自分たちのペースでビルドアップすることは理想ですけど難しいので、蹴る時間も出てくる。蹴った時に前で収めたりセカンドボールを拾ったりして、前で頑張ることが後ろを助けることになると思います。そういうところは試合のなかで感じながら改善するしかありません。練習からお互いの立ち位置を確認したり、流動的にボールを受けるといったことはやっていますけど、それをゲームで出しながらも、それができない時は前がいかに体を張って踏ん張れるかが大事になります。苦しい時間で自分は体を張ってボールをキープするとか、後ろの選手が楽になるような頑張りを出したいと思っています。

GK1/三浦基瑛

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--前期で敗れてしまった古巣との試合で気合いは入っていたと思いますが、0-1という結果になりました。

負けてしまって、すごく悔しい気持ちですね。前回対戦の時とは相手も雰囲気が変わっていましたし、自分たちも監督が変わってやるサッカーも変わったなかで90分を通して前回対戦の時ほど相手の勢いをそこまで感じず自分たちのペースで試合を運べていたと思います。チャンスも多く作れていましたけど、1本来るか来ないかのピンチを自分も含めたディフェンス陣がジャッジのところも込みでブレずにサッカーをやらなければいけませんでした。惜しいシーンはありましたけど、惜しいだけでは上にはいけないですし、後ろは後ろで続いていたクリーンシートを継続させたかったです。

--相手の決定機を何本も防いでいたなか、失点した場面は少しアンラッキーな部分もあったのでは?

前半もいい守備から入って、相手にそこまでチャンスを作らせなかったですし、自分として気をつけていたのは、金沢は奪った後は縦に速いサッカーを仕掛けてくるので、つなぐだけがすべてじゃなかったところと、保持ばかりになると相手の思うツボになってしまうので蹴るところは蹴る、つなぐところはつなぐという味方との意思疎通を常に心がけていました。

--後半、相手選手と1対1になりかけたところ三浦選手がペナルティエリアギリギリまで飛び出してボールをキャッチした場面もありました。

自分が金沢にいた時からそうでしたけど、CBが持ったらFWが背後に走りだすことをずっとやっていたので、予測はつきやすかったです。背後のケアはここ数試合から心がけていましたし、うまく処理できてよかった場面でした。

--チャンスをたくさん作れた手応えもありつつ、敗れてしまい中断期間はどのような時間を送りたいですか?

中断期間で選手の入れ替わりはあるかもしれないですけど、チームの今の強みは守備力だと思っているので、そこはベースに続けたいですし、自分も中断明けに試合に出られる保証はありません。なので練習から試合を想定してやっていきたいと思います。