
《試合結果》
ザスパ群馬 1-4 SC相模原
【得点】
90+4'小西宏登(ザスパ群馬)
25'島川俊郎(SC相模原)
45'竹内崇人(SC相模原)
60'佐々木快(SC相模原)
63'佐々木快(SC相模原)
■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2026/081520/
シュタルフ悠紀リヒャルト監督

--試合の総括をお願いします。
素晴らしい雰囲気の中、たくさんの観客の皆さんにこういういいステージを用意していただいて、我々の選手も準備して積み上げてきたものをたくさん出せた、いいゲームだったと思います。最後に1失点という課題もいただきましたし、まだまだ伸ばしていかないといけない部分もたくさんあります。ただ、先週のホーム開幕戦に来てくださったたくさんのサガミスタに勝利を届けることができなかったので、1週間遅れにはなりましたけど、アウェイの地で勝点3を取ることができて、すごくうれしく思っています。
また、百年構想リーグでは地域ラウンドの最後に、群馬さん相手に非常に悔しいゲームを僕自身が経験したので、そのリベンジに燃えていました。まずはこの2026/27シーズンの群馬との第1戦で、借りを返せたかなと思っています。
GK/1 三浦基瑛

--今シーズン初先発になりましたが、どんな気持ちでピッチに立ちましたか。
特に緊張もなく、割と頭の中はシンプルでした。試合に出られる喜びだったり、感謝の気持ちが大きかったので、まずは全力でやろうと。勝ち負けはもちろんありますけど、自分が与えられたチャンスで、持っているものをすべて出すことは意識していました。
--おそらく三浦選手の特徴の一つであるキック精度を期待されて、今日先発されたのかなと思います。試合全体を振り返って、キックの部分も含めて総括をお願いします。
最初のキックオフで自分が思っていたキックができなくて、そこから悪い入りではあったんですけど、何本も蹴るうちに自分の中で感触をつかめました。相手の嫌なポイントだったり、どう蹴れば味方が競りやすいか、次の攻撃につながるかというところはずっと意識してきていたので、自分の持ち味であるキックを90分間通して出せたのはよかったなと思います。
--試合を通して、風の影響はなかったですか。
そうですね。いつも群馬のスタジアムは風が強いという印象があったんですけど、今日は落ち着いていて、芝のピッチコンディションもすごくよかったので、今日は自分の日だなという感じはありました。
--佐々木快選手の1点目の場面も、左サイドの杉本蓮選手を狙った三浦選手のキックが、ゴールの起点になりましたね。
特に試合前から狙っていた形ではなかったです。ただ、ゲームの中で相手のディフェンスラインが高いというところと、そこで杉本選手が少しフリーになっていて、スピードもあるので、裏にひっくり返したらどうだろうというところでボールを配給できました。それがゴールにつながったのはすごくうれしいです。
--65分と69分にはビッグセーブもありました。特に69分の相手のヘディングシュートは球も速く、失点してもおかしくないシーンだったと思います。
うれしかったですね。フリーで競らせてしまっていたシーンではありましたけど、100パーセントではないとはいえ、味方のディフェンス陣が体を張ってできる限り寄せてくれたり、コースを限定してくれたおかげで、自分が触りやすいところに飛んできたのかなと思います。自分の力だけじゃなく、味方にも感謝したいです。
--クリーンシートが見えていただけに、最後の1失点はすごく悔しさが残ると思います。相手もなんとか1点を返そうとする中で、競り合いから生まれた難しい場面だったと思いますが、あの失点を防ぐためには、どんなことが必要だったと感じていますか。
後ろからずっと声をかけ続けなきゃいけないと思いますし、味方がわかっていても、それでもしつこく言わないといけないと改めて感じました。それと、最後のところで自分がどれだけ体を張れるかというところが、やっぱり勝ちにつながると思うので、次は防げるようにしていきたい。今日は点差が開いた中での1失点ですけど、あれがもし0-0の状況で最後の決勝点になっていたと考えると、やっぱり悔やみきれないですから。練習からああいうシチュエーションを想定して、また取り組んでいきたいです。
--天然芝の練習場が使えるようになりましたが、GKとして感覚の違いはありますか。
衝撃が強くかかるポジションなので、そういう時の地面の柔らかさやクッション性は、人工芝とは全然違います。ケガのリスクだったり、足腰や膝だったり、いろいろなところへの影響は他のポジションよりもあると思うので。そういったところで、恐れることなく思い切り飛べますし、すごくいい練習ができているかなと思います。
--シーズンも始まったばかりですが、GKのポジション争いも過熱していきそうですね。
前節はベンチからのスタートで、キーパーはなかなか交代がないポジションですけど、こういうチャンスをもらった時に、いかに落ち着いて自分の持ち味を出せるかが大事だと思っています。もちろんスタートから出ることは目標ですけど、どういう場面になった時も冷静に対処できるように、引き続きやっていきたいです。
FW/9 佐々木快

--2ゴールおめでとうございます。まずは、それぞれの得点シーンを振り返ってください。
前半からニアを狙っていて、1枚前に相手がいたんですけど、蓮のボールがいい感じで浮いてきました。相手の足に触るかどうかというところでしたけど、触らない前提でDF間に入っていって、触られずにいいボールが来たので、うまく合わせられました。
2点目は(竹内)崇人と目が合った気がして、いつも通りニアのところに入っていったら、イメージ通りのボールが来ました。合わせるのは得意な形だったので、うまくニアに流し込めました。
--1点目はもう素晴らしいワンタッチゴールでしたが、決めた瞬間も気持ちよかったのでは?
試合前から「そろそろじゃないの?」と監督にも言われていて……。百年構想リーグが終わってから、プレシーズンも含めて点を取れていなかったので、そろそろ取ろうかなと思っていたら、決めちゃいました(笑)。
--2点目も息の合ったスルーパスを、しっかり決め切りました。
あそこのニアのところは、いつも練習でもやっているところでした。自分はそのまま来たのかなと思って、崇人に聞いたら『一番手前の選手にちょっと当たった』みたいに言っていたんですけど、イメージ通りのボールが来ました。ボレーは得意なので、うまく合わせられましたね。
--試合全体を振り返っていかがですか。
ゴールキックは、意外と百年構想リーグの時みたいにつないでこずに蹴ってくるという情報があったので、そこの競り合いとセカンドのところがまずポイントになると思っていました。ゲーム中はしっかりつないで崩してくるという感じだったので、僕たちのプレスでうまくはめて、カウンターにつなげるところはできたかなと思います。
あとは相手が右肩上がりで来て、こっちの右サイドの(中山)陸のところが空くという情報も入っていたので、そこも狙いながらプラン通りに戦えたかなと思います。
--群馬は立ち上がりの10分ぐらいまで、わりとロングボールを多く使ってくる印象がありました。前半のボール保持率は相模原のほうが少し高かったですが、持たされているようにも見えませんでした。実際にプレーしていて、そのあたりはいかがでしたか。
取って攻めていたというイメージだったので、悪い感覚はなかったですね。相手がつなぐならつなぐでプレスに行くし、蹴るなら蹴るで拾って攻めるという感じでした。どちらでも僕たちはよかったかなと思っています。
--前半よりも後半のほうが、プレスがうまくはまっていた印象があります。前半と後半で変わったことはありましたか。
相手が変わったのかなと思います。たぶん少し開き直ったというか、『もっと自分たちで回そう、やれるよ』みたいな雰囲気で来ていたので、それなら僕たちははめにいこうという感じでした。サイドのところでジャストにアタックできたり、フォワードに少し長めのボールが入ってきたところに、自分たちのセンターバックがしっかり強くアタックできていました。それが後半のいい流れにつながったのかなと思います。
--今の相模原は、いろんな選手が得点できるチームだと思います。一方で、ワントップの選手が多くのゴールを決めることも、強いチームには必要だと思います。そういう意味で、今日2ゴールを決めたことをどう捉えて、次につなげていきたいですか。
百年構想リーグでは、ちょっと若いやつらに気持ちよくさせちゃったので(笑)。やっぱりセンターフォワードの意地として、ゴールは取りたいなと思っていました。でも、自分のやらなきゃいけないことをやりながら、ゴールというところも意識していた中で、今日はうまく2点取れたので、こんな感じで積み上げていけたらいいかなと思います。



