SC相模原

SC相模原

MENU

NEWS DETAIL

09-14-2025

 試合結果 

【9/13岐阜戦】試合結果・監督・選手コメント

G0uL6KQbEAA0LUE.jpeg


《試合結果》

SC相模原 0-5 FC岐阜

得点
25' 泉澤仁(FC岐阜)
45+1' 泉澤仁(FC岐阜)
58' 川本梨誉(FC岐阜)
74' 西谷亮(FC岐阜)
78' 北龍磨(FC岐阜)

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2025/091318/preview/#live

シュタルフ悠紀リヒャルト監督

5DD_1539.jpg

--試合を振り返って。

ホーム、アウェイに関わらず5失点で負けるというのは、本当にいけないスコアだと思うので、申し訳ないですし、残念な結果になってしまったなという気持ちがあります。

今まで、僕らのこの流れを支えていた堅守が、今日は隙だらけだったので、そこを岐阜さんに突かれたのが敗因だったのかなと思います。大事なのは、これを教訓に次のゲームにつなげていくことだと思うので、自分がまた良い仕事ができるように1週間、次に向けて頑張りたいです。

良かった点としては、もちろんゴールネットを揺らせなかったら意味はないんですけど、ボールの動かし方、組み立てを含めて攻撃の狙いどころは悪くなかったかなと。

5点差もつくとポジティブな要素を見失いがちかもしれませんが、点差ほどの差があったゲームではなかったと思います。失点シーンも人数は揃っているので、崩されたというより、集中できていなかったのが全てかなと思います。

--前線からの守備がハマらずに相手チームのペースになった印象がありましたが。

僕たちは基本的にはミドルゾーンで構えて、しっかりスクリーンをつくって、ボールを奪って前に運んでいくことを狙っています。前半は風下で、あれだけ風が吹いていて、シンプルに(岐阜の)大きいターゲットマンにボールを入れられると、そういう試合展開になるのは致し方ないかなと。

むしろ、そういう面ではよく耐えていたというか、25分に失点するまでは1回(相手の)流れをよく耐えて、自分たちの流れに盛り返していて、自分たちの成長を感じたところでした。徳永(裕大)のファーストチャンスは良い守備からの決定機でしたし、ボールを握った時の動かし方やチャンスの作り方はよかったですし、本当に紙一重です。

僕はずっと言っていますが、このリーグの難しさは不確定要素のところで、2失点目は前半のアディショナルタイムに食らってますけど、中山(陸)の顔面に相手の腕が入っているように見えましたし、そのボールロストからだったので。結局、運が良い方が勝つと思えてならない。コントロールできない部分、プラス、今日は僕らが隙が多かったので、そこは突き詰めていかないといけません。

--相模原の右サイドから崩される場面が目立ちましたが、守備の問題は感じていましたか。

相手が左サイドに人数が多かっのと、(岐阜の左サイドの)泉澤(仁)もうまいですし、チャンスを作られているシーンはあったんですけど、途中から(FWの)髙木(彰人)を(右に)引っ張ってきて、(左シャドーの)中山を少し前に出して、ラスト15分ぐらいは仕組みの問題はなかったと思います。

2失点目は(中盤での)ボールロストのタイミングで、あれは僕らのフリーキックだったと思う。ボールを奪った時にウイングバック(西久保駿介)が攻撃参加するのが僕らの強みなので、そこで笛が吹かれなかったらウイングバックは戻れません。あとは(右CBの加藤)大育がカバーできたと思うので、クロス対応の隙を突かれたのは間違いありません。

--2点を追う試合展開で、ハーフタイムにはどういった指示をしたのでしょうか。

まず、もう1失点しないことが前提にありました。3点差になるとゲームに勝つのは難しくなるので。相手は攻撃は良いですが、守備が安定しているチームではないので、後半に3点分のチャンスを作ることはできると思っていました。

守備の仕組みをもう1回整理した上で、アクシデントもありましたが、前田(泰良)を入れて前から良い形で守備もできていました。

だからこそ、本当に3失点目が余分だったと思います。ロングボールで背後をとられて、1回は防いだんですけど、(GKが弾いた)リバウンドのところで相手のほうが早く反応して押し込まれてしまった。

いつも……というか最近の我々だったら失点してしないシーンだったはず。崩されていないのに5失点というのは、ありえない話です。一歩の詰めとか、“最大の抵抗”ができなかったゲームだったと思います。

--この5失点を薬にしていく?

そうですね。勝ち点3以上を失ったわけではないので。5点差というのは得失点差的には痛いです。リーグ戦なので「-5」というのは最後の順位にも少なからず影響が及ぶと思うので、絶対に繰り返してはいけないゲームだと思います。

忘れてはいけないのは、良いペースで勝ち点を積んできたことが今日の試合でチャラになったわけではないので、切り替えて。薬じゃないですけど、こういうゆるみを見せたら、このリーグは勝てない。

もう1回、練習から「一人一人が最大の抵抗を続ける」というこを肝に命じて、次に向けて、ファイティングポーズをとってやっていくしかないと思います。
シュタルフ悠紀リヒャルト監督記者会見のコメント全編はYouTubeで公開中!
https://youtu.be/IBGjDBZ5Ero?feature=shared

MF/4 島川俊郎

5DD_0612.jpg

--5失点という結果になりましたが、どう振り返りますか。

数字の通り、情けない試合をしてしまいました。

--前からそこまで追う守備をしないというのはチームのスタイルとのことですが、それでもミドルゾーンでも相手の動きをうまくセーブできなかった印象です。

前からの守備をまったくしないというわけではないし、自分たちの行ける時はもちろんやろうという姿勢はありました。ただ、俺も含めて一人ひとりの守備の強度のところが、完全にチームとして緩んでいた。そこが全てかなと思います。

--そこは、試合の入りの部分から?

そうですね。正直、試合序盤に自分たちが先制できていれば、もっと違った展開になったと思います。特に僕たちの右サイドのところ、相手から見れば左サイドに対して、もう少し人数をかけて守備できればよかったと反省しています。後半は自分の中盤のところでシステムを少し変えて臨みましたが、試合中にもっと柔軟に調整する必要があると感じています。

--連勝が続いていたところでの思わぬ結果になりましたが、糧にするしかない?

今日を含めて12試合全部勝ち続けなければいけない状況で、この5失点という結果は、選手全員相当なダメージを受けています。ただ、「そう簡単に甘くない」という現実を突きつけられたと思うので、これをおっしゃった通り糧にして頑張りたいと思います。

DF/5 田代真一

5DD_0875.jpg

--ホームで大敗となりました。

0-5という結果が全てです。今はゲーム終わったばかりだから冷静ではないですけど、しっかりと反省したいです。

--0-1で止められていればというところで、失点を重ねてしまいました。どこで崩れてしまったという印象ですか。

あんまり崩れたという感覚はないですが、ただこの結果なのでそう思われても仕方ないし、受け止めるしかないです。2点目、3点目で厳しくなったとか、そういう見方もあるとは思いますけど、当たり前だけど全部失点はよくない。後ろをやってる身としては、もちろん責任を感じています。

--最終ラインだけの問題ではなく、噛み合わせ的に全体の守備がハマらなかったことが要因の一つだと思いますが、ピッチ上でどう感じていましたか。

そうですね。たしかに噛み合わせ的にもハマらなかったという感覚はあります。ただハマらないゲームは今までもありましたし、それをゴール前でしっかりとブロックできたり、掻き出せていたのが今日はできなかったから、5点取られて負けてしまった。

あとは、点差が開いてしまったとしても、次に繋がる1点さえも取れなかった。そこも含めてとても課題の多い試合になったし、「自分たちは、まだまだ」だと思い知らされました。

――失点のたびに集まり、田代選手が中心となって他の選手に声をかけていましたが、どんな言葉を?

常に自分は、「試合は90分間ある」という意識を持っています。だからスコアがどう動いても、最後に勝って終われるように組み立てていこう、と。2点取られても3点取ればいいし、メンタル面で「こういうこともある」と準備していたので、みんなにも「大丈夫、大丈夫」と声をかけていました。ただ、うまくいかなかったなと思います。

――ここまで積み上げてきたものが、この1敗で消えるわけではないと思います。

残り11試合ありますが、これを最後の黒星にしないといけない。自信を失わず、これまで積み上げてきたものは簡単にはブレないと思うので、本当にラスト11試合にすべてをかけたいです。