《試合結果》
FC大阪 0-2 SC相模原
得点
64' 福井和樹(SC相模原)
90+4' 髙木彰人(SC相模原)
■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2025/083015/preview/#preview
シュタルフ悠紀リヒャルト監督
--タフな試合を2-0で勝ち切りましたが。
FC大阪のスタイルは良くも悪くもブレないので、自分たちがどう立ち向かうかを考えてきました。しっかりと臨めたことが勝ち点3につながって非常にうれしいです。
--ギラヴァンツ北九州、天皇杯のヴィッセル神戸、FC大阪の3連戦、どのような狙いで3戦目のメンバーを選びましたか。
相手が激しくプレーしてくるのはわかっていたので、そこで弱音を吐くのでなく、火がつくようなタイプを中心に選びました。
天皇杯でプレーできない西久保(駿介)、中山(陸)、田鎖(勇作)はフレッシュな状態で今日の試合に臨めることが確定していたので、その3名を軸にして、北九州戦や神戸戦での消耗具合も見ながら、他のメンバーを決めていきました。
神戸戦でPKを外した福井(和樹)は悔しい気持ちがあったはずなので、1発やってくれるだろうと。
--SC相模原にとってFC大阪のホームスタジアム「東大阪市花園ラグビー場」は昨シーズン、J2昇格の望みが断たれた場所でもあります。そこで勝ち点3をとれたことは、チームにとってもサガミスタにとっても大きいのでは?
ラグビー場なので、芝生も長いですし、散水もしません。“サッカー”をするにはやりにくさはありますが、その中でも勝ち点3をとらなければいけない。初めて来た時に比べれば、どういう環境かというイメージはわかっていますし、そこの経験値は大きかったです。
--暫定順位で8位まで上がったものの、プレーオフ圏内まで勝ち点で開きがある中、どのように残り13試合を戦っていきますか。
J3が最後までもつれ込むリーグだというのは自分が一番よくわかっています。順位表に一喜一憂するのではなく、目の前の相手を倒していく、それがあと13回求められるということです。今日勝てたのはよかったですけど、長野戦(9月6日・ホーム)に向けて、勝ち点3をとるためのベストな準備をしていきます。
--天皇杯の神戸戦がNHK BSで放送されたことで、相模原への注目や期待が高まっているのは感じますか?
どうなんでしょう(笑)。私自身は正直あまり感じていません。確かに、「相模原、惜しかったね」と言われることはありますが、あと1週間もしたら誰も話題にしなくなる。なぜなら、負けてしまったので。記録に残って初めて記憶に残るものですし、ただただ勝ち切れなかったことが悔しいです。でも、天皇杯が選手たちの自信になったことは間違いないので、その自信をリーグ戦にぶつけてもらえたらと思っています。
MF/22 福井和樹
--決勝ゴールの場面を振り返ってもらえますか。
(西久保)駿介が裏でもらった時に、DFが詰めてきていたので、マイナスに入ればパスが来るんじゃないかと思って走り込みました。あそこの角度(右45度)からのシュートが得意というのは、チームメートはわかっていますし、良い落としが来たので気持ちよく(左足を)振り抜けました。
--FC大阪のGK山本透衣(とうい)選手は京都産業大学時代のチームメートです。
透衣とはいつも連絡し合っていて、試合ができるのを楽しみにしているので、今日は決められてよかったです。大学時代から透衣はファーよりはニアのほうが得意じゃないというイメージがあって、うまくニアに打てたかなと。
--天皇杯の神戸戦から中2日、どのように気持ちを切り替えましたか。
神戸戦では大事なシーンで決められず、PKも外してしまって……。寝る時にもあのシーンが頭に浮かんでくるんです。やれるなという手応えもあった分、逆に悔しかった。今日は久々にスタートからの出場でしたし、自分が決めて勝つんだという気持ちでした。
--ゴールの場面も含めて、右シャドーの福井選手と、右ウイングバックの西久保選手の関係性が非常に良かったと感じました。
はい。試合前からコミュニケーションをとって、お互いのポジションを見ながら動こうと。僕が外に出たら、駿介が中に入ったり、相手を困らせることを考えていました。
--悔しい経験を乗り越えた福井選手がチームを勝たせる存在になることを、サガミスタも楽しみにしているはずです。
本当に結果を残すだけです。(天皇杯という)悔しい試合があって、次につながったので、どんどん続けていきたいです。
DF/26 西久保駿介
--約1カ月ぶりのスタメン出場でしたが、どんな気持ちで臨みましたか。
3連勝の最終試合でフレッシュな自分は他の人よりも頑張らないといけないなとは思っていました。地上戦でも空中戦もバトルで負けないようにということを気をつけました。
--前半から西久保選手の右サイドでの攻撃参加が目立ちましたが。
大阪は4バックなのでサイドバックが上がってきたら、その背後は空くというのはわかっていました。前半から何度か裏を狙っていて、パスを受けることができたので、これを続けていけばチャンスはあるなと。
--福井選手の決勝ゴールは西久保選手の軸足の後ろを通すトリッキーなパスから生まれました。
(竹内)崇人くんがボールを持った時にフリーだったので、目が合ったから裏に走ればパスが出てくるな、と。あの場面は外側ではなく内側に入っていたので、ペナルティーエリア内まで侵入できました。自分でシュートを打つことを考えていたのですが、相手が思ったより近くに来ていて、中に切り返そうとしたら(福井)和樹くんが見えて。ほとんどコースが空いていなかったので、切り返しをパスにしたという感じです。
--西久保選手が出場した右ウイングバックは藤沼拓夢選手や三鬼海選手など競争が激しいポジションです。どんなところをアピールしていきたいですか?
裏を狙っていくのもそうですし、セットプレーとか、どんどんゴールに絡んでいきたいです。同じポジションの選手からは見習うところもたくさんありますが、自分にしか出せないストロングポイントもあると思っています。ライバル関係というか、切磋琢磨して、良い競争をできればよいなと。
--リーグ戦は残り13試合となりますが。
自分が来た時は残留争いをしていましたが、そこから流れが良くなって、プレーオフ圏内が見えてきています。ただ、ここからは全試合を勝つぐらいじゃないとプレーオフ圏内には入れない。そのためにも、僕自身も含めてチーム全体を底上げしていきたいです。
FW/14 髙木彰人
--天皇杯での激闘から中2日、アウェイで勝ち点3をとれました。
神戸戦からメンバーも大きく変わった中で、スタメンで出ていたメンバーが良い戦いをしてくれた中で後半に(福井)和樹がゴールを決めて。そこから押し込まれる時間帯もありましたが、PKで追加点をとれて勝ち切れたのは良かったです。
--髙木選手は1-0でリードした82分に投入されましたが、追加点を取りに行くのか、そのままクローズするのか、どちらの意識が強かったですか。
後ろの形を変えるというよりは、5枚でしっかり守りながら、ドリブルの推進力がある(杉本)蓮が入ったので、僕と蓮で行けるなら2人でシュートまで行っちゃおうと。ただ、無理な時はボールをキープしようというのは思って入りました。
--まさに「ここぞ」という場面で攻撃のスイッチを入れたのがPK獲得につながりました。
僕から蓮へのパスがちょっと長くなったんですけど、強引に突破を仕掛けてくれたことでこぼれ球が生まれて、(竹内)崇人が反応してくれて。PKでしたけど、前回のゴールからだいぶ期間が空いちゃっていましたし、早くゴールを決めたかったので、ホッとしたというのが正直な気持ちです。
--ストライカーにとってゴールが決められない時期が続くのは苦しいものでしょうか。
はい、かなり……。ただ、FWが点をとっていかないと勝てないし、チームとしても勢いに乗っていきません。僕だけでなく他のFWも含めて、どんどんゴールを決めていきたいです。
--サガミスタも髙木選手のゴール量産を期待しているはずです。
サガミスタのみなさんも期待してくれていますし、誰よりも自分自身がやらないといけないと思っています。自分に自信を持ってやっていきたいです。