SC相模原

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06-21-2025

 試合結果 

【6/21金沢戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

ツエーゲン金沢 0-0 SC相模原

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2025/062118/preview/#live

シュタルフ悠紀リヒャルト監督

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--試合の総括をお願いします。

私は初めてこの場所に来たんですけど、素晴らしい雰囲気のスタジアムで、とてもエキサイティングなゲームでした。VARがあれば我々が1-0で勝っていたと思います。以上です。

--ハーフタイムでCBの並びを変えた理由は?

攻撃での意図などいろいろありますけど、相手の49番(大澤朋也)のところで結構チャンスを作られていたので。そこに落ちながらのプレーに対する対応が上手な加藤(大育)を置いたのと、ピトリックがイエローカードをもらっていたので、コンタクトプレーが減るポジションに置いてカバーリングに専念させたいという狙いが大きなところで言えばありました。


FW/19 左部開斗

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--Jリーグデビュー、おめでとうございます!一歩目を踏み出した今、どんな気持ちですか?

2年半前に相模原に加入してから、なんだろうな……自分だけまだチームの一員になれていない感じがして2年半もがき続けてきたので、やっとスタートラインには立てたのかなと思います。今日は「自分がゲームを変えてやる」とチームのために走って、身体を張ることを心がけていましたけど、結果には繋がらなかったので残念な気持ちはあります。

--ようやくつかんだ出場機会ですが、練習や練習試合から手応えはありましたか?

そうですね。正直、ここ最近は自分の中でもやれる手応えは感じていて、自分が試合に出たらチームの助けになれるようなプレーができる自信は芽生えていました。それを今日の試合で結果に繋げたいなと思って、臨みました。

--これまで歯痒い時間を過ごしてきた中、手応えを得るまでに何かターニングポイントやきっかけがあったのでしょうか?

一昨年、相模原に新卒で入団した時、いっぱいいっぱいになってしまって自分のプレーがなかなか出せず、「チームの力になれない」という思いがあったので沖縄SVへ期限付き移籍をしました。それで今季、沖縄から復帰してからは、監督の指示をとにかく聞き入れつつ、自分のプレーを出すことを心がけてやってきています。自分の持ち味は運動量やシュートを打つことで、とにかくアグレッシブに、エナジーを出すというのを自分の持ち味としています。監督からは「エナジーを出して、練習に取り組んでくれているところに懸けてみたい」と言ってもらえたんですけど、それがきっかけになりました。

--遠征メンバーに選ばれて、昨日の宿舎ではどんな気持ちで過ごしていましたか?

途中出場になるのはわかっていましたし、難しいゲームになるんじゃないかと予想していました。だからこそ自分が出たら、気負わず自分の持ち味を全部出して、自分が試合を決めてやるっていう思いで過ごしていました。昨日の晩からピッチに立った時のことをイメージしていたことで、変に力が入ったり、緊張したりすることはあまりなく、実際の試合では淡々とプレーすることができました。

--相模原の選手として試合に出場したのは、2023年5月の天皇杯神奈川県代表決定戦 決勝以来776日ぶりでした。

そうなんですね。ここまで、めちゃくちゃ長かったですね……。毎日、もどかしい気持ちで悶々としていましたし、悔しい気持ちを1日たりとも忘れずにここまでやってきました。今回Jリーグデビューをして、やっとチームの一員になれたというか、スタートラインに立てたという思いがあります。ここから、また(以前の状況に)戻らず、自分が相模原の苦しい状況を好転させていけるように、自分の持っているものすべて出して、返していけたらなと思っています。

--今シーズンは同期の前田泰良選手もなかなかピッチに立てず、同じように歯痒い思いをしていると思います。2人で励まし合うことはありましたか?

同じように苦しい状況を経験したので、お互いの気持ちは一番よくわかっていると思いますし、だからこそ、2人で切磋琢磨し合っていました。言葉にはしていなかったですけど、「俺らがこのチームの状況を変えていく」というエナジーみたいなものがありました。今は泰良もすごく調子がいいですし、これから2人で流れを変えるような活躍ができたらいいなと思います。

--改めて、サガミスタへのメッセージをお願いします。

サガミスタの皆さんには長い間自分のプレーを見せられていなくて、なかなかチームに貢献できていませんでした。ただここからの残り半年間は、少しでも試合に絡んで順位を上げていけるようにエナジーを持って全力でプレーしていきたいと思っています。これからも応援していただけると嬉しいです。


DF/16 高野遼

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--4月20日の第10節・ギラヴァンツ北九州戦で負傷交代して以来、2カ月ぶりの出場になりました。左足から繰り出されるボールには変わらず期待感がありましたが、実際にプレーして見ての感触を教えてください。

2カ月ぶりだったので、まあまあキツかったですね。キックに関しては、もっと回数を増やしていきたいですし、質の部分はもっとこだわらないといけないと思います。

--試合は2試合連続でスコアレスドローという結果に終わりました。前半のシュート数が0本に終わった要因や、どんな部分に解決策があると感じていますか?

前半や途中から入った残り30分くらいは相手に結構ボールを持たれてしまいました。それにこの暑さもあったので、なかなかセカンドボールを拾えず、ずっと相手ボールというシーンが多かった。強度やセカンドボールの回収や、奪った後のプレーをもう少し大事にしないと、自分たちの時間をほとんど作れなかったというのが、僕が出た30分の印象でした。

僕たちの課題でもあるチャンスの少なさを改善していく必要はあって、もっともっと一人ひとりが「自分でやってやろう」という気持ちを持ってゴールに迫るプレーをもう少し増やした方がいいのかなと、外から見ていて思いました。

守って、守って、カウンターを仕掛けるとなると、やはりチャンスの量も少なくなってしまいますし、チーム全体で前にいくことができていないなと思います。

サイドで言えばボックスの中にボールを入れることも仕事なので、僕やウイングバックの選手がもっと積極的に仕掛けたり、クロスを上げるために推進力を生かして、チームを前進させられるようにならないといけません。あとは、後ろの選手のラインアップだったり、全体がもう少し前に前に、丁寧にプレーできたら変わってくると思います。

--練習では相手の守備を崩すためのコンビネーションをすり合わせていることもありますが、それ以前に今言われたようなことが大事になる。

そうですね。強度の部分もそうですし、自分たちで構える時間が多かったので、それで後半で疲れてしまい、なかなか繋がりを持てなかったのかなと思います。

--天皇杯ではJ2の水戸ホーリーホックやジュビロ磐田を破りましたが、意識次第で向上できる部分はありますか?

それも一つだと思います。僕も2カ月間、外から見ていて、なかなか答えは見つからなかったですけど、自分にできることだったらサイドから推進力を持って突破していくことです。まずは自分の武器をしっかり出して、もう少しチャンスの数を増やしていきたいと思います。

--高野選手としてはここからが再出発になるかと思います。次節のアスルクラロ沼津戦は、敗れれば最下位に沈んでしまう可能性もありますが、ここからの巻き返しへ向けた意気込みをお願いします。

ここまでの戦いで満足している人は誰もいません。サポーターの皆さんに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですし、もっともっと突き詰められるところは個人個人はあると思います。厳しい順位ですけど、振り返っても仕方ありません。これから夏になるので、試合も厳しくなってきますけど、なかなか試合に絡めていない選手が出場機会を得て競争もできているので、チーム一丸となって乗り越えて一戦一戦、勝ち点3を全力で奪いにいきたいと思います。