SC相模原

SC相模原

MENU

NEWS DETAIL

05-24-2025

 試合結果 

【5/24天皇杯1回戦 vs 水戸ホーリーホック】試合結果・監督・選手コメント

《試合結果》

水戸ホーリーホック 0-1 SC相模原


【得点】
86' 武藤雄樹(SC相模原)



シュタルフ悠紀リヒャルト監督

0524-025.jpg

--試合の総括をお願いします。

(天皇杯は)ノックアウト形式の大会なので、次のラウンドに駒を進めることができて、自分の選手たちを誇りに思います。水戸ホーリーホックさんはカテゴリーも上ですし、森直樹監督は私がS級ライセンスの同期なんですけど、昨年就任したところから、素晴らしいチームを作り上げていて、今もJ2で4連勝と波に乗っていたと思います。

J2で3位にいる強敵に対して、前半は風下ということもあって、非常に苦しい展開を強いられました。あそこで失点して今日の試合を持っていかれていてもおかしくない、我々としては課題の残る、非常に情けない前半でした。後半は打って変わって、ハーフタイムで選手たちが気持ちを入れ直して、相手に恐れることなくぶつかっていってくれたことが、我々が優勢に進めるゲームにつながって、最終的にゴールネットを揺らす決勝点につながったと思っています。

我々はリーグ戦で非常に悔しい思いをしています。今日の後半の戦いをベースに、リーグ戦でも良い流れを持っていけるように、日常から選手たちのエナジーを引き出せるように、自分がもっと成長していかないといけない。今日はそのきっかけになるような後半ができたことを喜んでいます。

--後半にプレスの強度が高まったのは狙い通りでしょうか?

はい。もちろん、はがされるシーン、遅れているシーン、ファウルになるシーンなどもありましたが、怯えていても何も始まらないので。我々が目指しているものにチャレンジしていこうということで、後半は良いチャレンジができたと思います。



FW/11 武藤 雄樹

0524-054.jpg

--天皇杯1回戦勝利おめでとうございます!

ありがとうございます!

--決勝ゴールは劇的な時間帯でしたが、あの場面を振り返っていただけますか?

ちょっとカウンター気味な感じで、スペースが空いている中で最初にボールをもらえて。その後1回展開してっていう形だったんですけど、いいところに飛び込めたかなと思っていますし、サイドからの攻撃は練習している形なので、みんながつないで、良いところに届けてくれて、最後のゴールという自分の仕事ができてよかったです。

--中塩大貴選手からのアシストでしたが。

グラウンダーで良いボールが来て、本当に当てるだけだなってという感じでした。最初、三鬼(海)のところから島川(俊郎)にわたって、中塩に出てと、後ろの選手たちがどんどんボールを前に持ってきてくれたので。そういった攻撃ができたのは良かったんじゃないかなと。

--武藤選手の真骨頂であるワンタッチゴールでしたね。

僕の良さは2列目からゴール前に飛び込んでいくところなので、うまく相手に見られないポジションをとれたと思います。前回のリーグ戦でゴール前でトラップしてシュートチャンスを逃したシーンがあったので、今日はダイレクトで狙っていきたいな、振り抜きたいなと思ってたので、そういった意識も良かったのかなと思います。

--66分、2トップを2枚替えするタイミングで出場しましたが、シュタルフ監督からはどんな仕事を求められていましたか。

FWでしたけど、僕は前に張り付くというより、1・5列目のようにボールを引き出すことを求められていました。クサビのパスを受けて前を向いたり、展開したりというシーンは何回かつくれたのでよかったです。

--J2で3位にいる水戸ホーリーホックに勝てたことはチームにとって大きな自信になるのではないでしょうか?

なかなか勝ててない中で、こうやってカテゴリーが上の相手に勝てたことは自信になります。ただ、大事なのはこれで満足しないこと。リーグ戦の順位が何も変わったわけではありませんし、まだ何も成し遂げていないので、慢心しないようにしたいです。

--天皇杯2回戦はジュビロ磐田という、歴史も伝統もあるチームに挑むことになります。

僕たちはJ3ですが、カテゴリーが上のチームとやれるというのが、天皇杯の醍醐味だと思います。下のカテゴリーのチームからしたら楽しみですし、自分たちがやってきたことをぶつけて勝つことで、天皇杯という大会が盛り上がっていくはずです。僕たちが今大会のダークホースになれるような、そんな試合になったらいいなと思います。

--試合後はゴール裏でサガミスタにメッセージも送っていました。

やはり、なかなか勝てずに、ずっと悔しい思いをさせてしまっているので。今日も水戸まで応援に来てくれて、なんとか勝利する姿を見せたかったですし、笑顔で相模原に帰ってほしかった。そういった思いもあったので、よかったです。

--サガミスタとの集合写真では“がってんポーズ”もやっていましたが。

僕が主導してやっているわけじゃないんですけど……がってんさんは喜ぶんじゃないですかね(笑)。

--今日は美味しいお寿司を食べるんですか?

そうですね(笑)。久しぶりにゴールを決めたので。水戸から帰る時間がありますけど、仲間たちを一緒にお寿司を食べられたらいいなと思っています。

--次の天皇杯も、リーグ戦も武藤選手のゴールを期待しています。

はい、ありがとうございます!



MF/36 中塩 大貴

0524-040.jpg

--天皇杯1回戦勝利おめでとうございます!

ありがとうございます!

--格上のチームに勝つことは“ジャイアントキリング”と言われますが、カテゴリーが上のチームに勝った率直な感想を教えてください。

本当に「うれしい」の一言です。チームも苦しかったですけど、僕自身も苦しい思いをしていたところがあったので、なんとか一つ、僕が出て結果を残せればと思っていた中での試合でした。前半は自分たちの勢いを出せずに、相手にやられてしまう回数が多かったんですけど、後半は戦うところを表現して、1点もぎとれたのでよかったと思います。

--中塩選手にとっては1カ月ぶりの公式戦出場でした。シュタルフ監督から求められていたものは。

相模原のウイングバックはどちらかというと攻撃的なポジションだと思うんですけど、僕はボールをしっかり引き出して配球するところがメインなので、僕にしかできないプレーを出してほしいということは言われていました。

--「僕にしかできないプレー」で、今日は決勝ゴールのアシストという目に見える結果を出しました。

武藤選手のところにボールが入ってから、全員でゴールに迫っていくというところを表現できた走りだったし、クロスだったと思います。ずっとチャンスは狙っていましたし、必ず僕のところで結果を残そう、結果を残さないとこの先はないなと。まだまだ課題は山積みですけど、一つの結果を出せたことはよかったです。

--天皇杯の2回戦ではジュビロ磐田と戦います。

また一つ試合が増えたということは単純に喜ばしいことですし、上のチームとやって倒せばリーグ戦にも勢いがついていくと思います。

--中塩選手はガミティと仲良しですが、今日の勝利後はガミティと喜びを分かち合いましたか?

はい、写真を撮りました(笑)。

--中塩選手の活躍を見たいと思っているサガミスタは多いはずです。

僕自身、今季あまり試合に出られていなくて、出た試合でも結果を残せてなくて、まだまだサガミスタのみなさんに名前や活躍を届けられていません。中塩がいてよかった、中塩が来て良かったと思ってもらえるように。勝ちをみなさんと分かち合いたいし、ファミリアをもっと踊りたいです。