SC相模原

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04-06-2024

 試合結果 

【4/6岐阜戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

SC相模原 1-1 FC岐阜

■得点
53'藤岡浩介(FC岐阜)
67'福井和樹(SC相模原)

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2024/040605/live#live/

戸田和幸監督

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--首位のFC岐阜を相手に、先制されながらも追いついて勝ち点1を取りました。率直な今の感想を教えてください。

とても良い試合でした。だから終わった後に、それを(選手たちに)伝えました。ただ、例えばスローインからあれだけ運べたりとか、こぼれの反応がちょっと遅いことがきっかけで、試合は意外にも動いてしまいます。本当によく走っていると思いますし、相手も途中から前進するのを諦めてキーパーから全部蹴っていましたが、それはみんなが一生懸命トレーニングしたことで相手に向かっていったから。まだ記録を見れてないですけど、そういう意味では内容としてもすごくよい試合だったと思いますし、素晴らしいゴールも決められた。あれこそ「まさに」という得点で、「練習してきたよね」っていうもので取れました。その分、勝ちたかったし、勝たせたかったです。

今日、勝ち切れなかった理由はいろいろなところにあるんでしょうけど、そんなことより一球を逃すな、と。一回のプレスに気持ちをもっと込めて、そこに準備をしないと、前半のように運ばれてしまうこともあった。そういうことを選手には伝えました。ただ、首位のチームが相手でもできることはしっかりあるし、それをしっかりと相手にぶつけたときに、感じられた手応えはおそらくあるので、なおさらそういった細かいところまでしっかり見ていけば、次に戦う時は違う形で試合ができるかもしれない。

上を目指すというチームである以上、ホームで首位が相手でも勝ち点1でOKとはしたくありません。ゴールが近くにあって、そもそもの目的を忘れたようなプレーがまだまだ多い。そういったところは選手に伝えました。ただ良い試合だったとは思います。

■戸田監督記者会見のコメント全編はYouTubeで公開中!
https://www.youtube.com/watch?v=bD9bGiGtoFM

FW/22 福井和樹

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--首位のFC岐阜との試合は1-1という結果になりました。

岐阜は前半10分からアグレッシブに来て、得点をしている回数が多かったので、立ち上がりは大事にいこうというところで、それはできていました。後半にああいうかたちで失点してしまい難しい状況になりました。自分は開幕戦から課題であるゴールを決められましたけど、試合は引き分けてしまったので、そこは課題かなと思います。

--ゴールシーンは振り返っていかがでしたか?

自分はゴール前になかなか顔を出せていなくて、コーチ陣からゴール前にどんどん入っていくことが課題と言われていました。そこをずっと意識してやってきた中で、今日はああいうゴール前にいたことで(橋本)陸くんがいいボールをくれたので、ゴールにつながったと思います。今は少しホッとしています。

--ファーへ走っていくまでに考えていたことは?


陸くんがいい感じに抜けてくれて、練習中からああいう感じでいいボールを上げてくれていたので、ディフェンスの選手が被っていて、あとは合わせるだけでした。あそこへ走れたことが一番よかったと思っています。

--シュートも難しかったのでは?

ああいう難しいシュートは得意なので、ボールが来た時は自信を持って振り抜けました。

--追いついた後も相模原が押し込んで、福井選手のいい落としやシュートもありました。

点を取れたことはよかったですけど、それ以外にも決めるチャンスはあったし、ああいうところで決めないとチームが苦しい状況になっていくと思う。追加点も取れる選手になっていけるように、練習からシュートにこだわってやっていきたいと思います。

--とはいえ、欲しかった1点を取れて、今後勢いに乗っていけそうな感覚は?

そうですね。1点取ったことを自信に、どんどんシュートを狙ってゴールを量産できるようになりたいです。

--ディフェンス面では福井選手がいいプレッシングをかけているように見えますが。

そこは何度も確認していることで、前に食いつきすぎないようにすることや、間を通されないようにとか、プレスをどう狙っていくかを自分でも考えてやっています。自分のところで奪ってチャンスにできればと思いますし、攻撃だけでなく守備の面でも走ってチームに貢献できる選手になりたいと思っています。

--ここから連戦になり、タフな試合が待っていると思います。意気込みはいかがですか?

この少ない期間でどれだけ回復できるかだと思います。いい準備をして試合に臨めるよう、1日1日を大切に過ごしたいです。

FW/39 瀬沼優司

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--先制され、追いつくかたちでの引き分けになりました。

当たり前ですけど勝ち点3を目指して準備してきて、自分は今日は途中からだったので、その役割をしっかり果たすために試合を見ていました。前半は準備してきたことが表現できていた時間が多くて、選手たちの声もよかったです。後半、セットプレーから先に失点してしまいましたけど、その後に途中から入った選手も含めたみんなで追いついて、もう少しで追い越せるところまでチャンスは作れていました。なんとか勝ちに持っていきたかった悔しい試合でした。

--リーグに暫定首位で立つFC岐阜と対峙してみて、強かったと感じたか全然戦えたという感じなのか。どんな感触でしたか?

能力は高く、今首位のチームだったので、相手にチャンスを作らせてしまい危ない場面もありましたけど、そこでも準備してきたことを比較的多く出せたと思います。まだまだ足りないところ、反省するところはありますけど、勝負どころでなんとか勝ちにもっていけた試合だったんじゃないかと個人的には思います。

--84分には瀬沼選手にも非常に惜しいシーンがありました。ニア上を狙ったシュートだったのでしょうか?

自分のところも含めて、あれを一本決めていたら勝てたかもしれなかったですし、相手にもそういうシーンはあったかもしれません。自分たちとして決めるべきチャンスがあって、あのシーンはGKとゴールを見る駆け引きのなかで、ちょっとGKを見る時間が長くなりすぎてしまって、狙ったところにボールを蹴れませんでした。首位や上位との試合では、ああいう少ないチャンスを決めてチームの力になりたかったので、みんなに非常に申し訳なく思います。もうピッチで取り返すことしかできないので、次の試合では決めて貢献するしかないので、前向きに取り組んでいきたいです。

--前節のゴールシーンもそうでしたが、瀬沼選手がライン際で駆け引きをして飛び出した時に、ボールがいいタイミングで出てくるという場面が増えている印象があります。

そうですね。そういう意識づけで前の危険なところに飛び出すこと、そこを見ることをトレーニングでやっています。それが試合に多く出せていると思いますし、チャンスの数が増えていることは前向きに捉えたい。あとは前の選手に限らずチャンスが来た選手がそれをゴールに結びつけることは課題でもあると思います。あれは決めるべきシーンでしたし、決めるだけのシーンだと思ったので、決められるように練習からまた努力していきたいと思います。

--勝ち点は取れていますので、上をさらに狙っていきたいですね。

相手は首位だったので、今日は挑戦者として食らいついていこうとみんなが必死に努力をしたことは全然ネガティブではありません。今日の試合でも、もっとこうできたとか、こうしたら相手にチャンスを与えないようにできたという場面がたくさんありました。そこは改善していけるように、もう一度岐阜と対戦する時はお互いどういう順位にいるかわからないですけど、その時は勝ちにもっていけるように毎試合みんなで成長できるよう努力していきます。

DF/3 水口湧斗

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--水口選手自身は3月6日のルヴァンカップ1回戦、ザスパ群馬戦以来の公式戦でした。どういった気持ちで試合に入りましたか?

リーグ戦では2節を終えてからずっとメンバーを外れて試合に絡めていませんでした。約1カ月間、メンバー外を経験して、リーグ戦に絡むために練習から頑張った結果、途中から試合に出られたという感じでした。

--加藤大育選手との交代で、そのまま右のウイングバックに入っていました。どんな指示を受けましたか?

先週の練習試合で、後半の途中から今までで初めてのウイングバックをやらしてもらって、今日もそこで使ってもらいました。1-1の状況だったので、まずは守備で失点しないようにすることと、ゴールキックはしっかり競って起点になるという指示があって、そこはできたかなと思います。でもまだポジショニングだったり、出た後の戻りだったり、自分のなかでつかめてない部分がまだ多いので、そこは練習から頑張りたいと思います。

--ゴールキックの軌道を頭で変えて、瀬沼選手への決定機を作った場面もありましたが。

あそこは自分のストロングポイントでもあります。とにかくモトくん(三浦基瑛)からいいボールが何度も来ていたので、それをなんとかセヌさん(瀬沼)や和樹に流してチャンスを作ろうと思っていたなかで、良い形を作れたと思います。

--首位の岐阜と勝ち点1を分け合ったことについて、水口選手はどう捉えていますか?

首位の岐阜が相手だったと言っても自分たちも力はありますし、勝てた試合でもあったと思う。引き分けで満足はしていませんし、首位のチームを倒さないと自分たちが上にいけない。次から連戦になりますし、チームとしても自分としてもしっかり準備して頑張りたいと思います。

--ウイングバックも継続して取り組んでいく?

やったことのないポジションですけど、試行錯誤しながら試合に絡むためにどこでもやれるようになりたいですし、いろんなポジションができた方が自分の価値は上がる。与えられた場所で全力を出すだけなので、どこだろうが関係なくできることを精一杯やっていきたいですね。

--今までのキャリアの中でもサイドでプレーしたことはありましたか?

中学2年の時に一度サイドバックをやっていたくらいで、あとはずっと真ん中でした。ウイングバックは攻撃のクオリティも上げていかないといけないので、そこはもっと練習していきたいです。チームとしては今日引き分けてしまい、次の試合が大事になってきます。自分自身はどこのポジションだろうが、勝つための準備をしっかりやっていきたいと思います。

MF/15 前田泰良

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--今日は西山拓実選手とダブルボランチを組んで出場していました。これはシーズンの開幕前から準備してきたものだったのでしょうか?

昨シーズンの終わりくらいからトライしていました。今シーズンのプレシーズンや開幕からの4試合はボランチより一列前のインサイドハーフの方でやっていて、今日は一つ降りたところで自分の走力やこぼれ球を回収すること、展開を含めて監督に評価してもらってダブルボランチで出ることになったと思います。今日を振り返ると良いシーン、悪いシーンはあって、もっと長くプレーしたかったですけど、最低限のプレーはできたかなという感じでした。

--一列前にいた徳永裕大選手と福井選手がプレッシャーをかけにいって、そこに前田選手も連動してボールをボランチの位置で取ろうとしていた?

そうですね。FWを含めた前の3枚はCBに当てにいって、ブルーノ(・サントス)のところは相手のダブルボランチの一枚を背中で隠しつつ、もう一枚の庄司(悦大)選手を僕が取りにいくようなかたちでした。相手のダブルボランチは経験のある2人で、今日は自由にやらせないという気持ちでいました。立ち上がりから良い圧をかけることができて、相手がやろうとしたボールを持つプレーを消せたと思っています。

--徳永選手と前田選手がポジションチェンジをしながらプレスをかけにいっていたように見えました。

僕ら2人はどっちもできるタイプだと思っています。大体のポジションはありますけど、バランスは気にしつつ入れ替わっても問題はないし、僕もガンガン前にいく時はある。その時はバランスを取ってもらうという話をしていたので、もっとアグレッシブに前に出ることやアシストをして結果に繋げるところまでいきたかった。ただ攻撃の質が足りなくて、そこは上げていけたらと思います。

--自分でプレスをかけて奪い返す場面もありましたが、縦につけるパスを相手に取られてしまうことが多かったように見えました。パスをちゃんと通して前進できるようにしていきたかった?

そうですね。まずは質にこだわらないといけません。ミスのあるスポーツなので、そこで取られても、今言われたようにトランジションで取り返すことができれば、それはそれで良いとは言い切れないですけど、トランジションからまた得点に繋がる場合もある。そこはすぐに切り替えて、全員で頭を回していかないといけないのかなと思います。

--前田選手は足が止まることなくプレーを連続していて、戸田監督はそこを評価してピッチに送り込んでいると感じます。

ボールを受けてはたいて、また動いて、ロングボールが入ったら、こぼれ球を拾いに出て、また戻る。僕の特長はその連続だと思っているので、あまり目立たないかもしれないすけど、チームにとって良い素材になれればいいなと思っています。

--今日はプレースキッカーも担当していましたが。

狙い通りにいった部分とミスになってしまった部分がありました。最後のFKも、自分がピッチに立っていたらチャンスになったかなと思います。ああいう時に立てていられるよう、プレー時間も伸ばして、セットプレーから得点に繋げられるようにもっと練習したいです。

--CKでファーをよく狙っているように見えました。

今日はファーが狙いどころではありましたけど、キックがちょっと大きくなりすぎてしまった。もっといいボールを蹴れるはずなので、練習から自信をつけていけるよう頑張ります。

--岩上祐三選手や長谷川雄志選手のFKをよく見て研究しているのでしょうか?

そうですね。毎週セットプレーの練習もあるので、他の選手のキックを盗んで、成長していきたい思いは毎週変わりません。負けていられないですし、「泰良になら任せられる」と思われるよう、いいキックを見せていけたらと思います。