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06-08-2024

 試合結果 

【6/8奈良戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

奈良クラブ 2-1 SC相模原

【得点】
6'小谷祐喜(奈良クラブ)
32'藤沼拓夢(SC相模原)
54'岡田優希(奈良クラブ)

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2024/060809/live/#live



戸田和幸監督

--試合を振り返って。

昨シーズンもここで悔しい負け方をした相手でもありますし、選手たちがどんどん成長している姿を見ながらここまで戦ってきました。今日もサポーターがたくさん来てくれたので、勝って帰りたかった。選手には、奈良クラブさんはビジョンがあってコンセプトがあって、コツコツ積み重ねてきた素晴らしいチームだから、しっかりリスペクトをした上で全力を尽くそうという話をしました。選手は全力を尽くしたと思いますし、その上で今日は負けましたけど、「すぐ次に向かうぞ」と、悔しがった上ですぐ切り替えて次に向かうという話を僕もしましたし、選手からも出ていました。全力を尽くして今日は負けましたけど、次で勝ち点を取れるようにまた準備したいと思います。

--負けがしばらくなかったことで、油断につながってしまったのか?

それはまったくありません。前節も先に失点をして、その中で彼らは非常に良く戦ってくれて逆転して勝てました。相手があることなので、相手がすることがわかっていた上でも、局面、局面での攻防があるわけなので、どこが相手でも上回ることはもちろん、我々が望んだ展開とか局面にはなりません。奈良クラブさんには奈良クラブさんのスタイルがあって、クオリティがあるという話をした上で今日の試合に臨んだので、油断があったとはまったく思いません。

もちろんもっとできたことはあるかもしれません。セットプレーから決定機もありましたし、我々もできることをたくさん見せたなかで、我々の方が今日は点が足りませんでした。昨季、我々がどれだけ苦労したかということを考えれば、対戦相手を低く見積もるということもない。全員悔しいと思いますけど、勝っても負けても一緒です。悔しい気持ちを共有して、またみんなで乗り越えていけるようにもっていけたらと思います。

--中盤でつなぐ奈良クラブに対して、最終ラインからロングキックを蹴るシーンが多く見られました。

相手はホームなので、ホームということは奈良クラブさんは必ず自分たちのスタイルを押し通してくるという話をしました。前節、奈良さんは大阪で試合をして(0-0で引き分けた試合後の)コメントも読みましたけど、望むような試合展開じゃないなかでの勝ち点1だったと思います。でもここは奈良さんの場所なので、下からも運ぶでしょうし、それをしっかりと止めにいったなかで、我々はプレーすることを準備して選手もパフォーマンスを発揮したと思います。

奈良さんが思うように前進できたと感じる場面がどれぐらいあったかわかりませんけど、我々に関してはしっかりとできていることが多かった。そのなかで相手の守備をどう越えていくかに関しては、どう立つか、どう向かうかで変わると思います。背後を当たり前に取りにいくということは、フットボールにおいては自然なこと。背後もありますし、中もありますし、外もあります。あとは相手のサイドハーフの立ち方とかたくさんあると思いますけど、決して蹴らされたというよりは、狙いがあってプレーした部分だと思うので、惜しい場面はあったと思います。また振り返りますけど、しっかりと相手をリスペクトした上で、攻守もトランジションも一生懸命やってくれたんじゃないかと思っています。

▪︎戸田監督記者会見のコメント全編はYouTubeで公開中!
https://youtu.be/GNlRJv2Wh0U?si=fQtAHujsebet2JLY

DF/4 山下諒時

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--リーグ戦での複数失点は今季2度目になりましたが、どんな90分になりましたか?

1失点目も2失点目も、前節とは違って相手のやりたいことというより自分たちの流れのところでのミスでした。1失点目は自分がファウルして与えたところからのセットプレーでしたし、2失点目は前で失ってカウンターを受けて、後ろのリスク管理不足ということもあって、そこを確実に決められてしまっていた。崩されて、崩されて喫した失点ではなく、勝負のところで負けていた。2試合連続で失点してしまって、ディフェンスラインとしては情けないというか、非常に悔しい気持ちです。

--今振り返っていた失点の場面は、どう対応すべきだったと感じていますか?

1失点目は、田中陸選手のところから自分がそもそも離れてしまって、数的不利な状況を作ってしまったせいでした。まずは自分がボールサイドに寄っておけば、相手のカットインに対してもう一つ早く対応できていました。でも自分が離れてしまっていたから、カットインするためのスペースが空いてしまって、相手もテクニックのある選手だったので遅れをとってしまった自分の手が出てしまいました。まだ映像を見返してないですけど、後ろがもっと流動的にスライドしなければいけなかったのと、判断が悪かったのかなと思います。

次の2失点目は、自分たちの右サイドのところで、相手が一人ランニングしているのが目に入ってしまって、自分が元々ついているマークのところがちょっと曖昧になってしまい、マークについていた選手がフリックして、サイドを変えられてしまいました。広いスペースでほぼ数的不利なくらいな状態で守るようになってしまいました。まず、攻めている時のリスク管理と時にはファウルで止めるという判断も込みで、ミスが重なってしまってのカウンターでした。自分たちは走れるチームですし、戻るところは戻っていましたけど、リスク管理と潰すところの判断で問題が伴っての失点でした。前線の選手がやり切ることもそうですけど、後ろが攻めている時のリスク管理が大事だと思うので、そういうところをもっと改めてやっていかなければいけないと思います。

--久々の敗戦となりましたが、中3日でモンテディオ山形との天皇杯2回戦が控えています。

個人的に、出場するチャンスがあるなら出場して上のカテゴリーのチームと試合がしたいです。カテゴリーが上だからといってもリスペクトはしすぎず、勝ちにいく気持ちを大前提に臨みたいですし、一発勝負ですので、まずは失点しなければ試合が終わることはない。後ろの選手としては今2失点してしまっていますし、天皇杯を無失点で終えて上のステージへ進めたらと思っています。

FW/9 藤沼拓夢

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--32分に決めた同点弾を振り返ってください。

あれは(伊藤)恵亮がよく粘って出してくれたので、恵亮に感謝したいです。

--相手GKとの1対1はすごく冷静でしたが。

シュートを打つ前にGKのことを見て角度をつけることができましたし、思い通りの運びとシュートを打つためのコースどりはできていました。ボールはちょっとGKに当たってしまったと思いますけど、入ってよかったですね。

--公式戦3戦連発となりましたが、ゴールへの感覚はいかがですか?

天皇杯からも続いてゴールは取れているので、感覚はいいです。そのなかでも、終了間際の決定機やダイ(加藤大育)からロングボールが出てトラップが決まっていれば(相手GKと)1対1という場面もあって取りこぼしもあるので、そこは自分の技術や集中力次第だと思います。また練習から磨き上げなければいけないなと思いました。

--久しぶりの敗戦となってしまいましたが、試合後はどんな話をチームでしましたか?

もちろんみんな悔しがっていましたけど、悲観的になりすぎる必要はないと思います。内容的にもできた部分は多かったと思いますし、失点も自分たちでどうにかできるようなかたちだったので、各々話し合っている様子もありましたし、必要以上に落ち込んでもいませんでした。

--水曜日にモンテディオ山形との天皇杯が控えていますが、チームとしてどう向かっていきたいですか?

連敗は避けたいですし、強いチームというのは連敗しないと思います。次はリーグ戦じゃなくて天皇杯で、相手が格上とはいえ、リーグ戦につなげるためにも勝ちにいきたいと思います。