SC相模原

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04-28-2024

 試合結果 

【4/27宮崎戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

テゲバジャーロ宮崎 1-1 SC相模原

■得点
31'加藤大育(SC相模原)
67'吉田朋恭(テゲバジャーロ宮崎)

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2024/042713/live#live/

戸田和幸監督

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--試合の総括をお願いします。

ホームで勝って天皇杯予選で勝って、ここでも勝ち点3を得ることを目指しました。昨シーズンも(アウェイの宮崎戦では)点を2つとって、一時逆転しましたけど、そこから追いつかれて引き分けに終わりました。昨シーズンも言わせてもらったかもしれないですけど、こぢんまりとしたスタジアムですけど雰囲気がすごくありますし、ホームのサポーターがすごく多い。僕らの選手からすれば、うまくプレーできた時間もありつつ、失点した後に会場の雰囲気が変わるといったことを選手たちも感じていたと思います。その後も難しい時間がありましたけど、それに選手はしっかりと耐えながら、交代選手も含めてゴールを目指してくれました。

我々からすれば今シーズンもここで勝ち点3をとれなかったですけど、難しい場所でよいプレーもありながら勝ち点1はとれました。次、ホームに帰った時に勝ち点3をとれるように準備をしっかりしようという話をして終えました。選手はよくがんばったと思います。

--後半の途中までは主導権を握った戦いができていたなか、失速してしまった要因は?

潮目が変わる瞬間というのがあると思っています。会場の雰囲気がたしかに変わったことと、交代選手も入ってきて、相手にボールをもたれるなかで受け身になって守備対応することと、自分たちでどんどん向かっていくプレスの違いはあると思いますけど、うまくできている時間帯は相手にしっかり向かえているということ。あとはピッチがすごくよかったですけど、僕らの選手からすると少し緩く、普段そういうところでなかなかプレーできていないので、そういうところでのこぼれ球の処理とかコントロールのズレが実際にあったと思います。

そういうなかで失点もあって、自陣で構えて耐えなければいけない時間がありましたけど、最後のところまでよく食らいついてブロックしてくれました。ハイラインの手前のところで僕らの右から入られる場面が多かったですが、これは右が絞りすぎたり、後ろから押し出す声が足りなかったりで、ボールを持っている人に対しての距離が遠くドリブルされたり隙間にパスを通されたということがあったと思います。そういうところは課題として残りました。あとは奪ったボールをどれだけ失わずに敵陣まで入っていくか。できるようになった部分もありますけど、少しずつミスが増えて相手にボールをもたれて自陣で耐える時間が少し増えました。

--次節はFC大阪との試合になります。

スタイルとして確立されたものがあって、監督さんが変わっても同じようなことをしっかりと打ち出してタフに戦ってくるチーム。ただし僕らは昨シーズンの終盤にホームで5点とって勝っています。ホームで相手にフットボールをさせないことはすごく重要なテーマ。強いチームだと思いますし、どんな試合も難しくなりますけど(相模原に)戻って準備をして、たくましい姿を見せられれば十分戦えると思いますし、勝ち点3をとれると思っています。

試合が終わったあとの選手たちは悔しがって下を向いている瞬間がありましたけど。勝ち点1をとったことを次につなげることが大事。客席とピッチが近いことも含めて僕はここでプレーすることは、すごく素晴らしい経験だと思っています。やりづらいところもあるなかで一生懸命戦って、下を向いて終わってほしくないので、キチッと伝えて次にまた向かえたらと思いますし、次の試合で証明できるよう努力したいと思います。

■戸田監督記者会見のコメント全編はYouTubeで公開中!
https://youtu.be/aQItXvZPs90?si=DGPGdz4GRKDJrBqw

DF/2 加藤大育

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--1-1の引き分けとなりましたが、まずは今シーズン初得点となったゴールシーンを振り返ってください。

かたちが作られていたゴールで、練習通りでした。チーム全員で取ったゴールでしたし、ミナ(水口湧斗)が完璧な落としをしてくれたので、あとは自分が押し込むだけでした。仲間に感謝ですね。

--ゴール後の反応は喜びを爆発させるわけではなく、反応が薄かったように見えましたが……。

あれはミナのゴールだと思っちゃって(笑)。自分が触る前にゴールへ入っていたのかなと思っていたけど、映像で確認したらゴールに入る前に自分が触っていたって気づきました。得点した感じをもうちょっと出したかったんすけど、(ゴールを決めたと思っていた)ミナのほうに行ってました。もうちょっと全身を使って喜びを表現したかったのはありますね。

--64分に宮崎は水戸から加入してきたばかりの井上怜選手を入れてきて、加藤選手とマッチアップする機会も多かったです。情報量の少ない選手だったかと思うのですが、やりにくさはありませんでしたか?

やりにくさはなかったですね。でもテクニックがある選手だったので最初は難しくなるかもしれないとも思いましたけども、仕掛けてこられても大丈夫っていう自信もあったので、難しさは感じずに、やっていました。

--チームとしては相手に押し込まれる時間もあって、決定機を作られた場面もありました。ディフェンス面の感触はどのように感じましたか?

最近は失点も少ないまま来ていたので守備に手応えはありました。ただ宮崎とは昨シーズンも同じように前半にいいかたちで得点を取って、そこから後半に難しい展開になってしまうという、同じかたちになってしまった。そこはもっと反省しないといけません。

--そのなかでもポジティブに感じる要素はありましたか?

難しいことのほうが多かったですね。先制して、追加点を取ることが必要になってくるなかで、追加点を取れないまま試合が進むとああやって難しくなって、相手に押し込まれてしまったので。今、自分たちの課題である複数得点を決めるためにも、もっともっと得点力を上げなければいけないと感じています。

--チャンスはゼロではなかったと思いますが、得点につなげるため、どんなところを伸ばす必要があると加藤選手は感じましたか?

自分はサイドの選手なのでクロスからのアシストだったり、左サイドから入ってくるクロスに対して逆サイドの自分が飛び込んで得点を決めるといった、数字に残る活躍をしなければいけないなと思っています。

--次戦は5月3日にホームでFC大阪との対戦になります。そこへ向けてはいかがですか?

ホームゲームになるので、勝たなければいけない試合になります。今日得た追加点を取るという教訓をもって、また1週間の練習に臨んでいきたいなと思います。

FW/14 髙木彰人

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--今日の試合がSC相模原の選手としてのデビュー戦となりました。どんな気持ちでピッチに入りましたか?

勝っている状況で出たので、しっかりとリードを守りつつ追加点を取りにいけたらいいなと思って入りました。

--デビュー戦でしたけども、特別な気持ちはなく普段どおりの気持ちで試合に入ったのでしょうか?

相模原でのデビュー戦ということで、まずは自分のプレーを出せたらいいなとは思っていました。ここまで怪我が長引いたりして試合になかなか出られず、今回からメンバーに入れましたけど、30分近くも試合に出ていたので、ゴールをとりたかった。やっぱりゴールが一番印象に残ると思いますし。結果的に追いつかれてしまっていますし、シュートも打てていたので、そこは決め切りたかった。

--GKの三浦基瑛選手から長いフィードを受けてシュートを打った場面もありました。

あれに関してはちょっとシュートの瞬間にちょっと力んでしまいました。そういうところはコンディションだったり心の余裕だったりのところで、未熟さが出たのかなと思います。落ち着いてファーにシュートを流せればチャンスになっていたと思いますし、次はああいった場面でもしっかりと決めれらるような準備をしていきたいなと思います。

--終盤のカウンターでは西山拓実選手へのパスがズレてしまった場面がありましたが、これから試合を重ねていけばそうした感覚も良くなっていきそうでしょうか?

あそこの場面はシンプルに僕の判断ミスでああなってしまっていました。拓実とその奥に走っていた味方(吉武莉央)のことは見えていたので、そこにしっかり合わせられたらよかったですし、カウンターの質は僕個人もそうですけど、チームとしてもっと高めないといけない。それができれば得点のチャンスはより広がると思いますし、そのためにもコミュニケーションをしっかりとってやっていけたらいいかなと思います。

--髙木選手としてはここがスタートになります。次節はホーム・相模原ギオンスタジアムでの試合になりますが、意気込みを教えてください。

そうですね。次はホームのギオンスでやれるので、大勢のサガミスタのみなさんに直接勝利を届けたいですし、自分自身も得点だったりアシストという数字を残せるようにプレーしていきたいなと思います。

--外から見ていて、ギオンスの雰囲気はいかがでしたか?

アウェイではU-23に来たこともあって、その印象もありますけど、ホームの選手としてあのピッチに立つ楽しみもあります。メンバー外で外から見ていた雰囲気とピッチで感じる雰囲気は実際違うと思うので、そこは楽しみたいなと思います。

MF/6 徳永裕大

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--久しぶりに宮崎のスタジアムでプレーしてみて。

サッカー専用スタジアムで観客席との距離がすごく近くてプレーしやすい芝生でしたし、すごくいいスタジアムだったなと思いました。

--普段の練習場と比べると、芝生が少し固かったと戸田和幸監督は話していました。

いつも練習場と比べれば少し固さはあったかもしれないですけど、個人的にはこのピッチで2年間やっていたので、そこはあまり感じなかったです。ここは1プレー、1プレーごとの歓声をすごく感じられるし、1プレーの声援で流れが大きく変わる雰囲気があるスタジアムなので、サッカー選手としてプレーのし甲斐があるスタジアムだと思います。

--試合については、前半はずっとボールを握りながらも、効率的な攻撃に結びつかなかった印象がありますが。

前半は守備のところでうまくハマっていた部分はあったと思います。攻撃の部分も下からつなぐのと、(ロングボールで)押し上げてそこから作っていく攻撃を使い分けながら、押し込むことはできていたけど、あまり決定的なシーンがありませんでした。セットプレー本で点を取れたことは今シーズンの相模原の強みでもあると思うし、そういう流れのなかから得点を取れて、試合を折り返したことはすごく良かったんじゃないかなと思います。

--選手は徳永選手がいた頃と比べてだいぶ入れ替わりましたが、宮崎との試合はどうでしたか?

知らない選手の方が多かったですけど、(一緒にプレーしていた)橋本(啓吾)選手は前で収められるし、勢いとか強さもあるので、嫌な選手でした。青山生選手も推進力があって右足のクロスを今日も何本か上げていたし、パワーアップしていたなと思いました。

--次戦はFC大阪との試合になります。意気込みをお願いします。

この勝ち点1を次につなげられるかがすごく大事になってきます。相手は上位のチームですし、上位に食い込んでいくためには絶対に勝たなきゃいけない試合になります。ホームで勝ち点3をしっかりとって、上位に食い込んでいければなと思います。