SC相模原

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03-30-2024

 試合結果 

【3/30讃岐戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

SC相模原 2-1 カマタマーレ讃岐

■得点
43'徳永裕大(SC相模原)
76'オウンゴール(カマタマーレ讃岐)
90+1'瀬沼優司(SC相模原)

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2024/033020/live#live/

戸田和幸監督

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--4-4-2を基本フォーメーションとしている讃岐に対して、普段とは異なる3-4-3でぶつけた狙いと試合を終えての感想を教えてください。

ここは相手ありきじゃないです。自分たちとして攻撃の質をどのくらい上げられるかと考えた時に変えました。人も変えましたけど、例えばトップ下の位置に入る選手にタスクがあったとして、ちょっと難しく感じている部分があったとしたら、もう少しスタートの位置を明確に定義してあげて、その上でどのくらいゴールに向かえるかというところを考えて変えたのが理由です。

その上でプレスももちろんしますけど、スタートの位置がちょっと変わって中盤が2枚とCFが変わるので、序盤はちょっとズレたところもありましたけど、プレスに関しては毎試合みんなよくやってくれていますから、攻撃のほうをどれくらいゴールに向かえる場面を多くできるかということで、フォーメーションを変えました。まだ記録を見れていないので印象論でしかないですけど、ゴールに向かう鋭さ、迫力、回数はもっとできると思っていますけど、前節に見られた課題はある程度前に進んだ部分があって、2点取って勝てたので、交代した選手も含めてよくハードワークしてくれたと思います。

こちらのCKからPKを与えたバタバタした場面もあって、これに関してはハーフタイムにプロの仕事をしようという話をしました。いろいろあった試合ですけど、そういった中でも勝ち点を3つを取れたことは素晴らしいこと。その上でもっともっと質を上げなけれないという話をして締めました。

■戸田監督記者会見のコメント全編はYouTubeで公開中!
https://youtu.be/ApKzXwbjJL0

MF/6 徳永裕大

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--2-1と大きな勝利を挙げられたかと思います。試合を振り返っていかがですか?

前半は自分たちが1週間用意してきたものを出そうということで、相手の裏を狙い続けた結果、1-0で終えることができました。そこでいつもならゼロで抑えて1-0という試合が多い中、相手に同点弾を決められてしまったんですけど、もう1点取って複数得点を取れたことはチームの成長を感じます。こういう試合を勝ち切れるチームが上位に食い込んでいけるチームだと感じますし、本当に今日の勝ち点3は大きいと思います。

--先制ゴールの場面は田中陸選手がスラしたようなかたちで、徳永選手の元へいいボールが来て、見事なボレーが決まりました。

映像をまだ見れてないのでわからないですけど、感覚的には田中陸からすごくいい落としが来たので、そこで一度一呼吸を置いてゴールとGKの立ち位置をゆっくり見れたことがすごく大きかったなと思っています。あとは枠に入れるだけで、しっかりボールに当てることを意識しました。

--ビッグチャンスがそこまで多くなかった中で訪れた千載一遇のチャンスでも冷静にいられた?

そうですね。前半はあまり決定機という決定機がなかった中、ワンチャンスを決め切れたことは大きかったです。

--相模原復帰後初ゴールとなりました。ギオンスで決めた久しぶりの得点はいかがでしたか?

個人的にもそろそろ結果がほしいと思っていたので、結果を出せたことはよかったですけど、もっともっと改善する点はチームとしても個人としてもたくさんあるので、そこを練習から突き詰めていきたいです。

--改善すべき点はどんなところにありますか?

守備では球際やクロスを簡単に上げさせないという、バトルの部分がまだまだ自分は足りません。攻撃では止める・蹴るという基礎的な部分でイージーなミスが多いですし、そこをしっかりと繋げるようになれば自分たちのリズムでもっと楽な展開にできると思います。そこをどんどん練習からやっていきたいです。

--徳永選手は先発出場だろうが途中出場だろうと試合にスッと入れるイメージがあります。

どっちがどっちというのはなく、先発の時は1週間用意してきたものをイメージして入るだけですし、途中からでも試合を見ていれば自分がどんな感じで入ろうとイメージしているので、そこはやることは変わらないです。

--来週もホームゲームになります。意気込みを教えてください。

相手はFC岐阜ということで上位争いになってくると思います。勝ち点6くらいの価値が懸かった試合になると思うので、1週間全員で準備をして連勝できるようやっていきたいです。

FW/39 瀬沼優司

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--前節、今季初黒星を喫した後の試合で勝ち点3を取ることができました。

負けた後の次が大事だと思っていました。ずるずる引きずってしまうと順位が落ちてしまうので、切り替えて勝つことが大事だし、今日の試合は勝ちを手繰り寄せるためにみんなと必死に努力をして練習してきました。いろいろ内容に関して言いたいことはありますけど、結果だけを見たら勝って反省して次に進めるので、それはチームにとって非常にいいことだと思います。

--第1節、第2節と連勝をして以来の勝利になりました。ここから勢いをつけるためのきっかけにしたいですね。

今日の試合も厳しい戦いと展開になりましたけど、こういう試合を勝ちに転ばせるようみんなで進んでいけることはすごくいいこと。それは昨シーズンの自分たちに足りなかったところでもあるし、こういう試合を増やすことで今の立ち位置を保てると思います。昨シーズンより成長しているところはあるし、もっともっと成長していきたいと思うので、それはまた一つのきっかけになればいいなと思います。

--練習からチームの雰囲気はすごく良さそうに見えました。

これまでの試合はネガティブな内容ではなかったですし、結果が出ていない時のほうが内容的にはネガティブではないというか、この前の試合(ツエーゲン金沢戦)に関してもなんとかできたよねっていう試合でした。改善すべき点を毎週毎週トレーニングで取り組んでいるだけなので、それがゴールを目指すところでチャンスを結構作れていましたし、日々のトレーニングでの意識だったり、危険なところに入っていく意識や危険なところにボールを送り込む意識をトレーニングで積めました。それがちょっとずつ結果に結びつく時もあれば、結びつかない時もありますけど、今日は結びつけられたので、反省しながら前に進めているんじゃないかと思います。

--失点のシーンについては?

(ニアポストで)前に入られてしまって、僕は一つ前にいましたけど股の間か足の横を抜けてしまい、後ろの選手も僕でさらに見えなくなってそのままゴールに入ってしまいました。反省すべき点は、相手の江口(直生)選手がゴールを直接狙ってくるというのはスカウティングでもわかっていましたけど、わかった上でそれをやらせてはいけないですし、自分たちがもっと勝っていくためにはああいう失点をなくさなければいけない。ましてや自分は途中からピッチに入った選手で、ゲームにもっと勢いを与えなければいけない立場なのに難しい状況にしてしまい、すごく反省の多い試合だったと個人的には思います。

--今日の瀬沼選手のゴールは、まさに危険なところに入っていく意識や危険なところにボールを送り込む意識から生まれたゴールだったのでは?

結果に結びついたところもそうですし、そのほかの前半のチャンスでもそういうところにボールを送りこめていたからですし、中にも入れていました。そういうシーンを作れていたことが大事だと思いますし、その中で相手も必死に守ってくるから守られてしまう時もありましたけど、脅かす数を増やすことが大事だと思っています。その一つが結果に結びつけばいいですし、それが今日は一つ結びついたと思う。その質や危険なところに入っていく質は永遠に求め続けていかないといけない。また明日から次の試合に向かっていきますけど、それを繰り返しやっていくだけですね。

--クロスの滞空時間が長く、その間はどんなことを考えていましたか?

「絶対にこのままじゃ終われない」と思っていましたし、もう死に物狂いでゴールへ飛ばそうと思っていました。仲間が前半を必死に戦っていた中であのスコアで動いていたのに自分のミスでゲームを難しくしてしまいました。一本でもいいからチャンスが来たら絶対にゴールに飛ばす思いで飛び込んで、結果的にゴールへ結びついてよかったです。あの危険なところにボールを送ってくれたこともよかったですし、中に飛び込むのも練習からの意識づけだと思います。練習と試合はやっぱり繋がっているんだなと思いました。

--来週もホームでの試合になります。意気込みを聞かせてもらえますか?

サガミスタの方々の声援も感じられますし、ホームで戦えることは自分たちにとってプラスでしかありません。勝ってホームで戦えますし、勝って反省した状態で試合に臨めることはチームにとってすごくいいこと。今日みたいに来てくださったみなさまや応援してくれる方を喜ばせられるよう、簡単なゲームはないですけど、自分たちに勝利を手繰り寄せられるよう必死に戦いたいです。

DF/55 田代真一

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--相模原に加入後初先発で勝ち点3を得ることができました。試合を振り返っていかがですか?

理想の展開、内容ではなかったですけど、3ポイントを粘り強く取れたことはよかった。自分としてもシーズン序盤を怪我で出遅れてしまっていたので、個人的にもなにがなんでも3ポイントがほしかったので、そこはホッとしているというか、一つよかったなと思います。

--田代選手自身は立ち上がりから冷静で、安定感のあるプレーをしているように見えました。

最初のゲームはいくつになっても緊張感を感じながらやるものだと思います。その中でベテランと言われる年齢でもあるし、全体を見ながらみんなが思い切りプレーできるよう心がけて声をかけたりプレーを選択していました。

--一つ前のラインの選手たちにある程度限定させて、相手のFWに入るボールを田代選手自身が前に出てカットするというシーンが何度かありましたが。

よかった部分もありますけど、修正すべきところもありました。特に攻撃面では守備陣はしゃべりながらできた部分もありますけど、まだまだこれから良くなると思います。このチームは試合をしてポイントを取りながら選手個人もチームとしても成長していかないと上のカテゴリーに戻れないですし、そのためにやっているので、結果を出しながら成長したいです。

--先制点のシーンでもサイドからボールが上がるタイミングで、跳ね返りをある程度予測して先にポジション修正をしてボールを回収して起点になっていました。

守備からというのは意識していますけど、ああいうところは感覚的な部分でたまたまこぼれてきたので決めてくれた選手に感謝したいですね。全員で取れたゴールだと思いますし、よかったです。

--終盤に勝ち越してから試合をまとめる時間はチームとして冷静に戦えましたか?

全然ダメだと思います。もっとうまくゲームを締めることができたと思いますし、試合が終わってから何人かの選手に言いましたけど、もっとやるべきことがあったと思う。ラストのプレーで失点していてもおかしくないので、ああいうところは全然ダメだと思いますし、今後に向けてしっかり伝えていきたいと思います。

--来週もホームゲームとなりますが、意気込みを聞かせてください。

一戦一戦だし、毎日1日1日でもあると思うので、成長できるよう取り組んで、結果を出してこのスタジアムを満員にして、上のカテゴリーへ戻れるようやっていきたいです。

MF/8 橋本陸

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--いつもの3-5-2ではなく3-4-3で試合はスタートしました。今日の狙いとしてはいかがですか?

相手が4-4-2というフォーメーションで、背後やサイドバックとサイドハーフの中間でボールを受けることが自分自身のポジションはタスクでした。背後に抜ける動き出しやタイミングは合っていましたけど、綺麗に通ることはあまりなかったので、そこは修正しないといけないと思っていました。でも前半はクロスを上げられていたし、そういった部分はよかったと思っています。

--PKを与えてしまった場面は敵陣でのCKから讃岐の吉田源太郎選手にカウンターを仕掛けられるという流れでした。

あの場面になる前に3回くらい止められるシーンがあって、そこで3回とも相手のほうが出だしが早く抜け出させてしまいました。それは二度とやってはいけないプレーだと思うし、CKのこぼれで僕たちは後ろに3枚も残っている中で相手に先に触られるというのは絶対になくさないといけません。PKより前のところで止めないといけなかったと思います。

--後半は相手がシステムを変えて対応してきましたが、展開をどのように振り返りますか?

ああやって拮抗していた中でもっともっと裏への抜け出しが必要だったかなと思います。途中からはシャドーに入りましたけど、キツい中でもどんどん裏抜けしないといけないと感じました。

--シャドーの位置でプレーした感触はいかがでしたか?

相模原では初めてでしたけど、もともとシャドーでプレーしていた時期もあったので、やりにくさはなかったですね。足下で受けるよりも裏に抜けて相手を引っ張る動きを求められていたと思いますし、そういったことに関しては試合終盤は疲労もあって、GKのキックに対して少し反応が遅れたこともありました。そういう意味ではもっともっとやらないといけないと思いました。

--今日は最終的に勝ち越して、勝ち点3を得ました。この勝利が持つ意味は大きいのでは?

昨季と今季を比べてみると昨季はこういった内容のよくない試合で勝ち切れなかったり負けることが多かった。今季は勝って修正ができていて、それは強いチームの勝ち方だと思います。そこは自信を持ちたい。しっかりと修正をしながら来週の試合に臨みたいと思います。

--前節今季初めて負けてしまいましたが、昨季とは違って引きずることなく結果につなげることもできました。

そうですね。連敗しないというのはチームでも話していますし、内容は誰も満足していないと思います。サガミスタの声も選手たちには届いているし、納得していないのはわかっているので、サガミスタに納得してもらえるようなプレーをして、観客をもっと増やしたいと思います。