SC相模原

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03-24-2024

 試合結果 

【3/24金沢戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

ツエーゲン金沢 1-0 SC相模原

■得点
30' 梶浦勇輝(ツエーゲン金沢)


■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2024/032415/live#live/

戸田和幸監督

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--今日の試合を振り返って。

連戦の最後、FC琉球、大宮アルディージャと引き分けて、ここ(金沢)に来たんですけど、素晴らしいスタジアムで、昨シーズンJ2にいたチームで、能力の高さ、フィジカルの強さもあるので、そこと真っ向勝負しなければいけないところはバトルをしなければいけないけど、相手の強みをできるだけ消そうと。おそらく、(ツエーゲン金沢が)何か変えてくるんじゃないかと予想していて、実際にメンバーもかなり変えてきたんですけど、相手のスピードとパワーを外して背後をとるということ、長いボールを蹴ってくるので、蹴らせないことが一番ですけど、どうしてもGKからの長いボールは出てくるので、そこを渡り合いながら、自分たちとしてゴール前まで入っていって、勝利を目指したいということで試合に向かいました。

試合が終わって選手に言ったのは、いろいろな面を提案して決めたのは自分なので、選手たちの努力には感謝している、次の試合で結果が出せるように一旦休んで、また頑張ろうと。今日もたくさんのサポーター、サガミスタの方たちが来てくれたので、勝利を届けたかったですが、残念ながら今日は勝てなかったので、次の試合でまたしっかり勝って、サポートに応えられるように、また努力したいと思います。

--金沢の圧がすごくて、ビルドアップでつなごうとしたところで、ボールを奪われてショートカウンターを受けるシーンが多かったと思います。パスのつなぎがよくなかったのか、前の選手のアクションの質や量に問題があったのか、どう感じていますか。

どこから最終的に自分たちが目指したい場所にボールを持っていくがテーマだとして、前節の金沢の試合も見た上で、彼らの基本的な守備時の立ち位置と、どういうふうにボールを奪いに来るかということに対しての狙いはありました。ただ、実際に試合が始まってみた時の相手の圧は確かにありましたし、その中で相手の中盤の脇、ウイングバックの後ろ、センターバックの背後をとるというところが何度か形としては出ていたと思います。

そこに持っていくための土台がビルドアップだとすると、(金城)ジャスティン(俊樹)や山下(諒時)の立ち位置、それに対する田中のサポート、ウイングバックの立ち方で、吉武(莉央)、徳永(裕大)などが背後に出ることなど、狙いとしては持っていたんですが、選手からすると、ボールを持っているけど、動いた後に相手が寄せてくるのが、すごく早く感じたのはあったと思います。相手に対しての立ち位置が、前半の途中でうまくいかなくなったところがあったので、(修正点を)伝えた上で後半に入ったんですけど、(アンカーの)長谷川(雄志)を含めて、ボールを動かすことに関しては必要だと思っていたので。

最初から長いボールを蹴ることもありますが、僕らは金沢と違いますから、違うプランで試合に入った時に、もう少し前半で下を安定させられたらよかったなというのがありました。(プランを)決めているのは自分なので、選手たちが迷いなくやれるように、その瞬間にここだというのを見つけられるように、伝えてトレーニングしなければいけないという反省があります。

■戸田監督記者会見のコメント全編はYouTubeで公開中!
https://youtu.be/fXDeDxkipME?si=8T54pKyWllK3EgT4

GK/1 三浦基瑛

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--ツエーゲン金沢を退団した際のリリースで「金沢ゴーゴーカレースタジアムに対戦相手として戻ってきます」と話していたことが実現しました。

対戦相手ですけど、新スタジアムでプレーできて、うれしかったです。僕自身は(金沢在籍時に)建設途中で見学で1回訪れただけで、プレーしたのは初めてです。石川県は天候が悪い日が多いんですが、スタンドに屋根もあって、地元のサポーターの方も見やすいんじゃないかと思います。

--金沢に凱旋して、相模原のGKとしてプレーして、勝ちたかったと思いますが。

自分の中では特別な思いはありましたが、試合前から緊張することはなく、プレーに集中できていました。前半に失点してしまいましたが、2失点目以降を与えないようにして、自分たちのチャンスにつなげられたらと考えていました。

--失点シーンはセットプレーからでしたが、スカウティングでも警戒していたのでしょうか。

相手のDF陣は身長が高くてパワーがあるので、セットプレーが脅威になるので警戒はしていました。今日のような大きな相手だと、(身長差がある)ミスマッチの選手が多くなりますが、それでも100%で競らせないとか、やるべきことをやって、セットプレーの失点は防いでいきたいです。

--相模原のビルドアップに対して、金沢のプレッシャーが早くて苦しんでいる印象がありました。

前半、コイントスでエンドが変わって、金沢サポーターの圧を受ける形になって、そういう雰囲気に飲み込まれて、イージーなミスもあったので。アウェイの環境でもブレないで自分たちのサッカーをやることが大事になると思います。

--金沢サポーターの前で成長した姿を見せられたのでは。

2年間、試合はあまり出られなかったですが、その中でも成長できた部分はあると思っていますし、ピッチに立ってプレーを見せられて恩返しができたのかなと思っています。

FW/39 瀬沼優司

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--リーグ戦では初めての黒星となりました。

結果はすごく残念でしたけど、負けた後、これから自分たちがどう反省して戦っていくかが大事になると思います。

--これまで負けていなかったチームが負けたことで、自信が揺らぐような不安はありませんか?

そこは心配はしていません。自分たちにとって、琉球戦や大宮戦の引き分けは、内容的にはポジティブな面も多かったですし、勝てたと思います。今日も勝って次に進めれば最高でしたけど、金沢も必死に戦ってきましたし、自分たちの思い通りにいくことばかりではないので、今日の結果は受け止めて、次の試合に向けて準備していきたいです。

--今日の試合で感じたチームとしての課題は?

今日はセットプレーで失点につながっているので、一番に反省すべきところだなと思います。セットプレーに関しては、相手もしっかり準備してくるし、いろいろな工夫をしてくる中で、毎試合反省して改善して成長していく必要があります。

--ブルーノ・サントス選手に代わって入った時に、どういうふうにゴールへのイメージを描いていましたか?

僕が出る時は1点ビハインドだったので、やることははっきりしていました。守備は前から勢いを持ってプレッシャーを入って、ゴール前で合わせられたらと思っていました。ゴールを決められるチャンスは何度かありましたが、クロスの強さや、ボールの角度とか、ちょっとしたところでゴールが決まるか決まらないかは変わってくる。そこは悔しいです。

--ツエーゲン金沢は瀬沼選手にとって古巣となります。金沢ゴーゴーカレースタジアムでプレーするのは初めてだったと思いますが。

ツエーゲン金沢というクラブで、先輩たちが積み重ねてきたものがあったからこそ、新しいスタジアムができたと思います。そこで、選手としてプレーできたのは、サッカーをやってきたなかでもうれしい瞬間でした。距離も近いし、声も通るし、サッカー専用スタジアムの良さがすごく詰まっているなと感じました。

--相模原にも、こういうサッカー専用スタジアムがほしいですね。

まさに、そう思いました。自分たちも、SC相模原も、戦いを積み重ねていく中で、クラブも成長して、選手も成長して、いつか自分たちのサッカー専用スタジアムでプレーできたらいいなと。

DF/4 山下諒時

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--率直に、今日の結果をどのように振り返りますか。

セットプレーで失点してしまって、難しい試合にしてしまいました。ああいうところで点をとって、逆転まで持っていく力が、今のチームにはまだないというのが悔しく思います。

--ビルドアップの場面では、山下選手とジャスティン選手が後ろに並んで、田中陸選手がボランチ気味のポジションをとっていましたが。

相手が1枚でプレスをかけてくるという想定で、自分とジャスくんのところで数的優位をつくって、陸くん、雄志くんのところにつけて前進しようという狙いでした。相手もちょくちょくプレスの形を変えてきたり、相手があまり前から来なくなったりした時に、効果的にビルドアップをできなかったという感覚があります。うまくいかない時に、試合の中で変えていかないといけないですし、後ろから前進しながらゴールまで運んでいくというのを、うちのチームとして目指しているので、そこは取り組んでいきたいです。

--山下選手のところでボールを持つ回数が多くて、左サイドに偏っているように見えましたが、どういう形を狙っていたのでしょうか。

自分の武器として対角に蹴るというのもあるんですけど、今日は前半だったら、前に(吉武)莉央くん、(西山)拓実がいて、細かいところが得意な選手がいたので、距離感を近くして同サイドで崩せるなら崩そうと。ただ、そこで自分がもっと高い位置をとって攻撃参加ができたらよかったのかなと思います。自分たちで狭い方、狭い方に行ってしまっていたので、そこで変化をもっとつけるべきだったなとは感じます。

--立ち上がりはブルーノ・サントス選手への長いボールを蹴っていた印象もありますが。

最初は相手陣地に運びたいということで、ブルーノを走らせていました。ただ、ブルーノがサイドに流れすぎてしまうと、ストライカーの選手がいなくなってしまうので、2列目の選手が飛び出して、ペナルティエリアの角をとって、ブルーノが真ん中で勝負する場面をもっと作りたかったです。