FW/96 ブルーノ・サントス
--SC相模原でここまでプレーしてみて、どんな感触ですか?
相模原のみなさんにはすごく心地のいい環境でやらせてもらえていて、ここまですごくいい状態に仕上がっているなと思います。チームにも時間とともにだんだんと馴染めてきたと感じます。
--トラップの収め方や相手との駆け引きがフットサル選手のようでした。幼い頃はフットサルもプレーされていましたか?
11歳ぐらいの時にやっていて、ポジションはピヴォ(FW)でした。
--相手を前線で背負うプレーや見方をうまく使うスタイルだったのでしょうか?
そうですね。ワンツーとかワンタッチで落としたりするプレーや、自分の特徴であるスピードも使って中に入っていくということをやっていました。
--11歳まではサッカーとフットサルを掛け持ちしていて、12歳からはサッカー一本に絞った?
はい、11歳まで両方やっていました。
--シュートの技術がかなり高く感じます。得点の部分が自分のストロングになるのかなと思うのですが、今季は何点を目標にしていますか?
多くのゴールは取りたいと思っていますが、目標とするゴール数は決めていなくて、大事なのは試合のなかでチャンスがあればチームのために決め切ることです。
GK/1 三浦基瑛
--対外試合の回数を重ねることも増えてきたかと思います。そこで感じたことはいろいろあったのでは?
そこでわかることもありますし、試合感や清水エスパルスさんといった格上の相手から学ぶこともありました。できたことも見えましたし、怖がらずにチャレンジして、次につなげていきたいですね。
--3シーズンぶりに戻ってきて、チームの変わったところ、変わらないと感じるところはありますか?
だいぶ歳下の選手が多くなりましたし、自分も中堅という立ち位置になってきたので、ベテランに対してもそうですが、どう声かけをするかと気を配っていく必要もあるのかなと感じます。
--復帰とはいえ、知っているメンバーは少ないため新チームに来たような感覚もあるのでは?
そうですね。帰ってきたとはいえ、新しいチームに来たような感覚です。サガミスタの方は練習見学の時に「おかえり」と声をかけてくれて、うれしかったですね。
--GKチームはどんな関係性でトレーニングできていますか?
川島康暉選手も元気づける声をかけて盛り上げてくれますし、チームで一体感を持ってやれています。きつい時もみんなで声をかけてやれているので、そこは一番大きいかなと思います。
--新体制発表会でも言われていたように、見てほしい自分のプレーはセービングになるのでしょうか?
見てほしいというか、今そこに力を入れていて、最終的にゴールを守るプレーということで、一本でも多く決定機を防いで、どれだけ打っても入れさせてもらえないというようなイメージをつけたいですね。そうすれば、味方からの信頼も変わってくるので、そういうところでもっと止めなきゃいけないと思い「セービング」と言いました。
--今シーズン、個人としてはどんな1年にしたいですか?
プロに入ってから年間を通じて試合に出たことがないので、開幕から出場して1試合でも多くの勝利に貢献したいです。そのために、プレシーズンでは怪我なく準備していくことが大事ですし、GK4人での戦いになりますけど、どれだけ日頃からアピールできるかが大事になると思ってやっています。
MF/7 金城ジャスティン俊樹
--昨季は怪我での長期離脱もありましたが、今季始動からのトレーニングを見ているとかなりコンディションが良さそうに見えます。仕上がり具合はいかがですか?
まず昨季の話からさせていただくと、とにかく怪我が長すぎてサッカーどころではないほど酷い状態でした。全治2ヶ月のはずが5ヶ月以上かかり、復帰しても騙し騙しプレーする感じで、そのままシーズンが終わってしまって。自分としても悔しくもどかしい気持ちもありましたが、チームのトレーナー陣をはじめいろんな人たちのご協力もあって、今は何も気にせず100%でプレーできています。コンディションも上がってきていますし、プレーのなかで様々なチャレンジもできているのでいい感じです。
--やっと気持ちよくサッカーができるという感覚ですかね。
本当にその通りで、それがなによりうれしいです。一時は家から出られないほど悪化してしまい、痛み止めを飲んで寝ても、本来5、6時間効くはずが1時間で切れて起きてしまう日もありました。普通の生活もままならず、「いつサッカーができるの?」「そもそもいつ眠れるの?」という状態でした。ケアや強化の部分は続けながらも、今こうしてみんなとサッカーができているのが幸せです。
--今季はバックラインの一角でプレーすることになりそうですか?
そうですね。3バックの真ん中でスタートになりそうですけど、右もやれますし、元々ボランチなのでボランチでもプレーできると思います。自分のなかではどこのポジションでもやれる自信はありますし、出たポジションで自分の長所を出して貢献できればと。チームとしても昨季は悔しい思いをしましたし、今季は一つでも多く勝てるよう、チームとサガミスタで一丸となってオール相模原で戦えたらと思います。