SC相模原

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02-24-2024

 試合結果 

【2/24北九州戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

ギラヴァンツ北九州 0-1 SC相模原

■得点
79' 綿引康(SC相模原)

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2024/022413/live#live/

戸田和幸監督

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--試合を振り返って。

新しいシーズン、最初の試合を、素晴らしいスタジアムで、ピッチコンディションで試合ができました。たくさんのサポーターがいる中でどれぐらいできるかを見ていました。緊張しているだろうな、ボールが足につかないだろうなというのは織り込み済みで入ったものの、想定よりもうまくいかない場面が多かったかなという試合展開になりました。

そんな中でも勝ち抜いていくチームになるための粘り強さというのを、見方を変えると確認ができた試合でした。難しい試合になりましたが、交代選手も含めてみんなで走って、1点取って勝てたというのは素晴らしい結果だったと思います。

勝負事なので運も必要ですし、今日はそういうものもあって勝てたと思います。僕たちが目指すものに向かっていけるように頑張ろうと最後の円陣で話しました。

--今年のSC相模原はこういうサッカーをするというのは見せることはできたでしょうか?

メンタリティという意味では見せられたものはあったと思います。昨シーズンも難しい試合がたくさんあって、序盤戦、中盤戦は勝ち点をとれない試合も多かった。

北九州はクオリティの高い、良いチームだというのは、スカウティングでわかっていました。その相手にどれぐらいできるか。苦しい試合になることは想定していましたが、もう少し敵陣でプレーする時間を増やしたかったです。

もっともっとできるようになりたいですが、相手のことをしっかりリスペクトした中で、今日できることはやってくれたと思います。僕の立場からすると、その上で質を追求していかなければいけない、やらなければいけないことがたくさんあるなと感じているところです。

--サイドの選手がボールを欲しがっているのに出せないシーンが多かったように見えました。

敵陣に入っていく方法は、自陣から運び出す、敵陣で相手からボールを奪うという2つあるとすると、どちらも課題はありました。

試合後に、北九州の増本(浩平)監督と話ができたのですが、僕らがもっと出てくる(前からプレスをかけてくる)と思っていたと。もっと前に出ようと思ったのですが、できなかったところがありました。

自陣からうまく運ぶところでは、相手はプレスが速かったですが、どう食いつかせるか、外せるかというところ。準備のスピードを速くしたり、サポートに入ったり、そうやって中から前進できれば、自然とワイドも空いてくると思います。

もっともっとやらなければいけないなと現場の責任者として感じました。

--後半の頭から押し込まれる時間が長くなりましたが、あそこを耐え切れた要因はなんだったと感じますか。

自分たちから仕掛けていこうと掲げていますが、あの時間帯は(北九州の攻撃を)受けてしまったなと。あそこは猛省を促そうと思っています。ベテランの選手もピッチに立っていて、彼らは経験を持っている。試合前のミーティングでこれまで開幕戦はどんなものだったか、何回やったかと聞いたんです。独特なものがある、緊張感がある、じゃあ、どういうふうにすればよいかは確認していたので。

ああいうふうになった時は、僕から伝えるポイントはありますけど、何を言っても跳ね返すのは選手しかできません。後半のスタートは良くはなかったですし、あの場面ではやるべきことはやっていなかったと思います。厳しい言い方をすると、仕事をしていなかった。勝ちたかったら、ああいう始め方はしてはいけません。どうやって始めるかはずっとやってきてますが、それができなかった理由は必ずあるので、見つけなければいけないし、もっともっと追求していかないといけません。

FW/39 瀬沼優司

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--難しい試合でしたが、開幕戦を勝ち点3をとって勝ったことは大きいのでは?

開幕戦ということで、お互いに緊張感があり、準備してきたことが出せたかというと出せたとはいえません。その中でもしっかり勝って勝ち点3を持って帰れる、勝って反省していけるというのは、チームにとってはよいことだと思います。ここで出た課題をチームで反省して、改善して、次の試合に向けて競走していきたいです。

--キャプテンとして最初の円陣でどんな声をかけたのでしょうか?

準備してきたことを出そうということ、縮こまらずに思い切っていこうということを、みんなに声を掛けさえてもらって、試合に臨みました。

--前半は相手にボールを持たれながらもディフェンス面では悪くなかったように見えましたが。

守備のところは準備してきたこと、追い込んでいくべき場所に追い込むところとかはうまくいったところもあります。ただ、そこでボールをとりきれなかったところが多かったので反省していきたいです。

攻撃のところはもっともっとやれたなと個人的には思います。パスを受ける場所や、ボールを受けた後のプレーとかは、もっともっと質を高めていきたいです。

--来週はホーム開幕戦となります。

今日もアウェイにたくさんのサガミスタが駆けつけてくれて、すごい後押ししてくれて。僕らは応援してくださる方々を喜ばせたいので、ホームということで、たくさんの方に見に来ていただいて、僕らが勝って、喜んで帰っていただけるように、また明日から良い準備をしていきたいです。

GK/1 三浦基瑛

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--開幕戦をクリーンシートに抑えました。

僕自身、開幕戦に出るのが初めてだったので。ただ、初めてのスタジアムじゃないということと、北九州のスタジアムには良い思い出ばかりなので、苦手意識もありませんでした。ウォーミングアップから、自分自身のコンディションがいいなと感じていました。立ち上がりはシンプルに行こうと意識していて、ファーストシュートを止めたことで、リズムに乗れたかなと思います。

--ファーストシュートはニアに体重を残しつつ、ファーに飛んできたシュートを弾きました。

ボールだけを見ることなく、相手の位置を把握しながら自分のポジションをとったので、余裕を持って落ち着いて対応できたと思います。

--瀬沼選手へのパントキックやロングキックも正確に通っていました。

相手のセンターバックがヘディングが強いということで、球質は様子を見ながら蹴っていました。後半に修正をかけて、セヌくんの手前を狙ったり、相手のサイドバックのところに蹴ったりしました。セヌくんもよかったと言ってくれたので、あれを続けていきたいです。

--後半に至近距離からのシュートを止めた場面もありました。

相手の勢いがあって、前半と違って焦ったところもありましたが、後半の最初のシュートだったので絶対に触らなきゃいけないと。DFがコースを限定してくれたので、あとは触るだけでした。自分の理想の反応ではなかったですけど、しっかりと外に弾けました。相手も結構悔しがっていたので、あそこはポイントだったのかなと思います。

--試合終盤の苦しい時間帯はどんなコーチングをしていましたか。

相手のゴール裏の声援もあって、前半よりも声が届きにくい状態でしたが、できるだけ短く、ハッキリと伝えるようにしました。

--3シーズンぶりのホーム復帰で、来週はギオンスでのプレーとなります。

自分自身、2年間棒に振ったわけではないので、しっかりと成長した姿を見せたいです。開幕戦をアウェイで勝てたことは大きいと思うので、ホーム開幕戦でも勝てたらと思います。

DF/5 綿引康

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--アウェイでよく勝ち切ったという試合だったと思います。

前半は前から行ってボールを奪えるシーンもありましたが、後半は流れが悪くて、自分たちのサッカーができませんでした。それでも勝利できたのは素直にうれしいですし、勝ててよかったです。

--決勝点のシーンはコーナーキックのこぼれ球からでしたが。

あれは……(藤沼)拓夢とツインシュートみたいになって、お互いに俺が打ったって言ってたんですけど(笑)。僕の中では自分のゴールだと思ってます。ただ、どちらが決めたにしても、ゴールを決められたのはよかったです。

--無我夢中で押し込んだと。

はい、とにかくシュートをふかさないように。

--勝ち点3をとったことは大きいのでは?

でも、このままの内容では勝ち続けるのは無理だと思うので、今日の試合の課題を持ち帰って、次の試合で勝てるようにやっていきたいです。

--次はホーム開幕戦となります。

まだ1勝しかしていないので、勝ち点を積み重ねていって、サガミスタのみなさんと一つでも多く喜びを分かち合えるようにしたいです。

MF/27 西山拓実

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--アウェイでの開幕戦で勝ち点3をとれたことについて。

開幕というので硬くなるのはわかっていましたが、思っていた以上に難しいゲームになったなと……。昨年であれば間違いなく落としていた試合だったと思います。それを勝てたというのが、正直に言うと、不思議な気持ちです。内容には誰一人満足していないですけど、アウェイで難しいゲームで勝てたことは良かったです。

--西山選手が中盤で相手のパスをカットする場面が何度もありました。

今日も(自分がマークする)トップ下の矢田(旭)選手を浮かしてしまうこともありました。ただ、昨年に比べると中盤で奪い切れるシーンは明らかに増えているので、そういう強さみたいなものは少しずつついてきているのかなというのは感じています。

--フィジカル的にもたくましくなっていると感じます。

筋力を増やすとか、体幹を鍛えるというよりは、バランスよく動ける体をつくっているという感覚です。

--後半の立ち上がりはかなり押し込まれましたが。

失点してもおかしくないシーンもあったんですけど、チームの中で守る時は守ろう、しっかりブロックを作って構えようという話はしていたので。今日は運に助けられたところもあったので、改善していきたいです。

--良い雰囲気でホーム開幕戦を迎えられるのではないでしょうか。

はい。今日はアウェイだったので、ホームで勝つ姿を見せたいです。終わった後に戸田さんも「もっとうまくならないといけない」と話していましたが、今日はチームとしてやってきたことを出せた場面が少なかったので、結果も大事ですけど、内容も上積みしたいです。

DF/16 高野遼

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--先発出場して、長い時間ピッチに立ちました。

リーグ戦に出るのはかなり久しぶりだったのですが(2021年以来)、変に硬くなってもしょうがないですし、今の力を出すだけだと思っていました。

--相手にボールを持たれる時間が長かったですが。

もうちょっと相手陣内でボールを持てる時間を増やしたかったです。ゴールを常に狙いながら、パスを回すところは回していければ。勝ったけど、伸びしろはたくさんあると思うので。ただ、勝った中でこうやって反省できるのは良いことだと思います。

--コンディション的にはいかがでしょうか。

トップコンディションまでには、もうちょっと時間が必要かなと思います。88分までプレーできましたが、欲を言えばスプリントをもう5本ぐらいして、もっと攻撃に厚みを出していきたいです。

--ホーム開幕戦に向けてサガミスタへメッセージを。

サガミスタのみなさんのおかげで勝てたと思うので、来週はホームということで、僕も初めてのギオンということで楽しみにしています。みなさんの応援を受けて戦えることを楽しみに、その誇りを持ちつつ、2連勝を目指していきます。