SC相模原

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10-28-2023

 試合結果 

【10/28松本戦】試合結果・監督・選手コメント

game_stats-30676 (8).png 《試合結果》

SC相模原 0-2 松本山雅FC

17'山口一真(松本山雅FC)
30'小松蓮(松本山雅FC)


■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2023/102815/live/#live/

戸田和幸監督

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--前半の2失点が勝敗に大きく影響したと思いますが、前半のパフォーマンスについて、どのように感じていますか。

僕らは僕らで、順位を上げたいという重要な時期にあるので、もがいている感じはある中で、今週も一生懸命トレーニングしてきました。一方で、松本山雅さんからすれば、J2昇格を絶対の目標とするチームで、(現時点では)昇格圏とはかなり開きがある。ここを落とすと、昇格がなくなるかもしれないという状況にあるチームです。だからこそ、応援もたくさん来るし、襲いかかってくると。

下がらずに相手に向かっていく、裏返していく、しっかり試合に入っていくぞというのは伝えていて、選手も意識して取り組んだとは思うのですが、プレースピードの速さと、こぼれ球をとるところ。

1失点目に関してはセットプレーからの流れだったのですが、ボールが切れるまで、笛が鳴るまでプレーを続けなきゃいけないというのが出てしまったと思いました。ボールサイドに人数が足りなかったどうかは、まだ映像を見せませんが、(ボールに寄せるのが)遅かったという。ゴールに向かってプレーをさせてしまった結果が失点ですし、ああいう形で失点をしたときに、試合が難しくなることは事実です。トレーニングを積んではきていますが、自分も見直さないといけないですし、もったいないと思うので。

あとは相手の強みである、小松(蓮)選手、菊井(悠介)選手、ワイドの選手など個々人の特徴を踏まえて準備はもちろんしてきました。選手が恐れているとは思わなかったですし、カウンターの場面もつくれていましたが、相手が前からガンガン来るのをもっと裏返したかったなというのはあります。うまく敵陣に入れた場面もありましたが、もっとできたかなと思っています。

前節(愛媛FC戦)の課題としてボールをつないで前進する、クリーンな形を目指しつつ、(ボールを運んで)相手のプレスを止めたり外したりするトレーニングをしてきたので、國廣(周平)を含めてやってくれましたも。引っかかった時もありましたが、うまく前進できた場面もあったので。向かってくる相手を外す、(プレスの)勢いを使った中で相手の薄い場所にボールを持っていくところは、どのぐらいできたかは、しっかり見なければいけないと思います。

前半に2失点したことが試合を難しくしたのは事実です。2失点目についてはコーナーキックからで、コーナーに至るまでの、どうやってコーナーをとられたかも見なければいけません。

■戸田監督記者会見のコメント全編はYouTubeで公開中!
https://youtu.be/vsWTVsxGrvg?feature=shared

MF/47 岩上祐三

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--岩上選手にとっては古巣対決で、試合前に岩上選手の名前がコールされた時に松本山雅サポーターからも拍手が起こっていましたが。

すごくありがたいです。サポーターのチャントも変わっていないですし、僕自身は(自分も)応援してもらっているような感じでした。

--チームとしては圧を受けてしまったのが、入りがよくありませんでした。

相手の方が勢いがあったのかなというのは正直認めるしかありません。山雅の選手としても、あれだけ多くのサポーターが来ていたら行かなきゃいけないというのもあるし、それで自分たちは飲まれてしまったのかなと思います。

--1失点目はサイドでボールを持った選手に岩上選手が対応しましたが。

映像で確認していませんが、山口(一真)選手にボールが入った時に切り返すというのはわかっていましたが、左足でGKとDFの間に低いボールを入れられるのが怖かったので、スライディングで下のコースを消そうとしました。誰かがカバーに来てくれるかなと思ったのですが、誰もいなくて、フリーで打たれてしまいました。

--先制点がもたらす影響は大きかったですか?

ダメージは大きかったです。ましてや山雅のサポーターの前で決められてしまったので。

--全体を通じて松本山雅の球際の寄せ、切り替えの速さに押されていた印象があります。

相手は負けたらJ2昇格がなくなる中でしたし、あれだけ来るのはわかっていましたし、それを上回れなかった自分たちの力のなさだと思います。

--4試合、勝ちがない状況です。どうやって打開していきたいですか。

勝負事なので勝つことも勝てないこともあります。一喜一憂せずにやっていきたいです。このチームは若い選手が多いので、僕のような選手がカバーというか、声かけはしていけたらと思っています。

GK/35 東ジョン

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--松本山雅に対して、スカウティングをして臨んだと思いますが。

まだJ2昇格の可能性を残していて、勢いがあるのはわかっていました。相手の勢いに怖気付いたわけではありませんが、心のどこかで相手を上に見ていたところがあったかもしれないし、エネルギーが足りない試合になってしまったと思います。

--1失点目の場面はシュートが来ると思っていたのか、あるいはクロスを警戒していたのか?

シュートが来るとは思っていました。ちょっと(山下)諒時がブラインドになっていて、ブレてもいたのですが、コース的には何がなんでも触らなければいけなかったですし、次につなげるしかありません。

--今日の1失点目はセットプレーのこぼれですし、2失点はコーナーキックから決められたものでした。

全体的にセットプレーからやられるシーンが多かったです。オフサイドになりましたが、後半にもゴールを決められそうになった場面もありました。もうちょっと、GKとしては自分が出られるボールは出る、もっとピリッとするような声がけをしなければいけないなと。チームの中では若い方ですが、GKはリーダーシップを持つ役割があるので、そこはもっと突き詰めていきたいです。

--セットプレーからの失点を防ぐためにできたことは?

なるべくコーナーにならないようにすること。ファウルも多かったので、メンタル的なケアという、無駄なファウルをさせないようにするとか、できたことはあったと思います。ただ、90分の中でセットプレーは必ずあるので、全部が全部防げるわけではないかもしれませんが、確率を減らすようにやっていければと。

--ここ数試合はDFラインの顔ぶれが変わっています。

チームとして、何試合か勝っていなくて試行錯誤していると思います。自分はその中で出させてもらっているので、チームとして大事なことはメンバーが変わったとしても共有していきたいです。

MF/20 若林龍

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--7月1日のヴァンラーレ八戸戦以来、かなり久しぶりのスタメン出場となりました。

(10月22日に行われた)練習試合のFC東京戦ですごい良いプレーができて、「今週ワンチャンあるな」と思っていたら、チャンスが来たという感じです。

--左ウイングバックとして、攻撃と守備はどちらにウェイトを置いて入りましたか?

自分は攻撃の選手ですが、今日は守備から入ろうと決めていました。スカウティングでも相手のサイドバックが足が速いということだったので、守備の強度やプレスのスピードを意識していました。

--相手のプレスに苦しめられ、高い位置までボールを運ぶ場面がつくれなかったように感じます。

かなり前からプレスに来ていたので、もうちょっと背後のスペースにボールを蹴ってくれたら、僕と大くん(右ウイングバックの加藤大育)で受けられたんじゃないかなとは思います。4バックで相手のサイドバックが上がっていれば、そこの背後にスペースはできていたので。

--橋本陸選手が左ウイングバックで出続けていますが、ここからポジション争いをしていきたい?

本当に結果しかないと思っています。結果を出すことでしか自分の価値は証明できません。今日は結果を出せなかったのですが、またイチからやり続けて、攻撃も守備も高い水準を出せるようにしていきたいです。こうやってスタメンで出るまでに3カ月以上かかったので、チャンスを逃さないように頑張りたいと思います。

--若林選手はプロ1年目で浮き沈みを経験していますが。

試合に絡めない時も、自分の信念を持ち続けていたので、気持ちが折れることはありませんでしたし、ネガティブには1回もならず、常にポジティブに取り組めました。残り5試合も、それを大事にしながら、やっていきたいと思います。