SC相模原

SC相模原

MENU

NEWS DETAIL

10-05-2023

 練習情報 

練習レポート(温井駿斗選手、加藤大育選手)

DF/6 温井駿斗

DSC_0334.jpg

--前節は7月1日のリーグ戦以来の公式戦でした。72分からの出場でしたが、どんな感触でしたか?

今まで出たことのない右のCBでの出場でした。そこで出ていたクニ(國廣周平)も久しぶりの出場だったので、足をつったりしてアクシデントは起きるかなと思っていたので、元から心の準備はしていました。出場してから早めに2点目が入って、やることはシンプルでしたし、落ち着いてできたかなと思います。

--温井選手はウイングバックのイメージが強いですが、CBで出ることは想定済みだったということでしょうか?

そうですね。綿引(康)がメンバーに入っていなくて、クニが右のCBでスタメンということだったので。練習でも一度右のCBに入ることがありましたし、もしかしたらCBの左でも右でも出る可能性が高いかなと思っていました。

--左利きでありながら逆の右のポジションに入って、相手は必死に攻めてくるという、やりにくさもありそうですが。

左と右じゃ体の向きが逆になるので、変な感じになるところはありましたけど、試合に出る時も戸田(和幸)さんから「駿斗ならできるから、自信を持ってやってくれ」と言ってもらえたことも大きかったです。

--翌日は水戸ホーリーホックとのトレーニングマッチがありましたが、その試合の感触はいかがでしたか?

元々在籍していた水戸と久しぶりに対戦できて、水戸の選手とも会えたのは嬉しかったですけど、プレーに関してはいつも通りできたかなと思います。

--チームが好調のなか、久しぶりに公式戦のピッチに戻ってきて、ここから個人としても大事な時期になってくるのでは?

「残り9試合で、最大27ポイント取れるから27ポイントを取ろう」と戸田さんも話していて、チームには夏に新しい選手も加わってより新しい競争が生まれています。そのなかで自分も負けないよう、残り9試合はより自分にフォーカスして、チームが勝てるようやっていきたいです。

--プレータイムをさらに伸ばしていって、いずれは先発に返り咲きたい思いも?

そうですね。出場することを目標にしています。自分がベンチでもメンバーに入っていなくても、自分にしかできないことがあると思うので、そのなかで第一にチームの勝利のためになにができるかということを考えて、試合に出た時は自分のよさを最大限出していきたいです。


DF/2 加藤大育

DSC_0364.jpg

--前節のギラヴァンツ北九州戦は、かなりプレッシャーのかかる試合だったと思います。どんなメンタルで試合に臨めましたか?

シックスポイントマッチということもありましたけど、それを意識しすぎると硬くなりすぎてしまうので、いつも通りやってきたことを出せるように考えて試合に臨みました。戸田さんも言ってた通り、相手には経験値は高くてクオリティのある選手がいますけど、順位では自分たちより下にいて、向こうの方が焦る気持ちの方が強かったはずです。そこで自分たちも焦ってしまうと相手の思うツボになると思ったので、冷静に試合に入るよう心がけていました。

--前半戦の内容はあまり良くない印象で、後半の立ち上がりには先制を許してしまったなかで逆転勝利を収めるという試合でしたが。

前半は厳しい戦いで、中の選手同士で「前半は耐えるぞ」と声をかけあっていました。後半が始まってすぐに失点してしまいましたけど、自分たちは崩れないチームなので、やってきたことをしっかりとやって、1点取れば逆転できると思っていたので、とにかくまずは1点を目指して練習からやってきたことを慌てずやろうとしていました。僕たちはカウンターでも点を取れるので、いい形で点を取れたことがよかったなと思います。

--夏の補強でベテランの選手が加わりましたが、最近は加藤選手をはじめとする当初からいた若い選手のたくましさも増しているように感じます。自身の変化をどのように感じていますか?

経験ある選手が入ってきたことで、試合中のメンタルの作り方は勉強になります。そこでセヌさん(瀬沼優司)や(岩上)祐三さんを見習って、チーム全体にどういうふうに声をかければいいかとか、どういうプレーをしたらチームが前向きになるかということを意識してやっています。

--振り返れば、補強が行われる前の奈良クラブ戦で勝てた成功体験もチームにとって大きな影響を与えているように感じますが。

そうですね。チームって勝って成長するものだと思うので、その成功体験が自分たちの自信にもつながっていると思います。そこで新しい選手も入ってきて、競争がより激しくなっているので、その分みんな危機感を抱いて自分の特徴をより発揮できるようになってきたことは、すごくいいことだと思います。

--今節は開幕戦で対戦したガイナーレ鳥取との試合です。

とにかく目の前の試合に勝つことを意識してやっていきたいです。そこから一つひとつ上に上がっていけたらいいなと思っていますし、自分たちが持っているものすべてを出しきりたいと思います。