SC相模原

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09-28-2023

 練習情報 

練習レポート(瀬沼優司選手、増田隼司選手)

FW/39 瀬沼優司

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--今節は順位が近い相手との大事な一戦になります。どんな準備をしてギラヴァンツ北九州戦へ臨みたいですか?

特別変わることはないですけど、大事な試合ということは認識しています。順位が近いので、ここで勝てればポイントの差をつけられます。ここ2試合、引き分けが続いていますけど、自分たちの成長を感じるというか、あと勝ちまで一歩のところまで来たゲームをできている。それは1週間いい準備をしてこれているからゲームの内容に表れていると思います。今週も変わらずいい準備を続けて、北九州戦は勝ち切ることを意識して臨みたいと思っています。勝負を分けるのはちょっとしたことだと思いますけど、そこにこだわってやっていきたいです。

--ここ2試合、おっしゃるようにいい内容の試合ができていたと思います。これを勝利へ昇華させるには、なにが必要でしょうか?

個人的には「追加点」だと思っています。守備でも狙い通りの守備ができていて、2試合とも先制まではできています。岐阜戦は前半の締め方で課題があって、勝ち切れず引き分けで終わってしまいました。前節の福島戦は、先制して折り返すところまではいけましたけど、後半のちょっとしたところで追いつかれてしまいました。でも、見えにくいかもしれないですけど(チームは)前には進み続けていて、内容も良くなっています。守備に関しても岐阜戦より福島戦の方が狙いを持ったことがさらにできていました。そんななか、追加点でゲームを決め切ることが足りなかったと個人的には思います。自分たちの手で勝ちを手繰り寄せられるチャンスがあるなかで引き分けに終わっているので、北九州戦は先制した上で追加点を取って、勝ち切ることを目指したいです。

--追加点を決め切るには、なにが必要になりますか?

「質」という言葉で片付けていいかわからないですけど、最後のところは個の質だと思います。個人がどれだけ冷静にやれるかだと思いますけど、今すごくいいことはチームとしてフィニッシュまで持っていけてること。そこまでいけてなかったらゴールのチャンスはないですけど、前節もあと一歩シュートや相手を外すところで最後の質が伴えばゴールまでいきそうなシーンがあって、それはポジティブなことだと思います。自分自身、福島戦でのチャンスの場面は決めなければいけなかったし、そこは個人の反省点なので北九州戦ではその悔しい思いをぶつけて、自分のところで仲間がチャンスを作ってくれたら仲間のために沈めたいです。

この前の福島戦が終わったあと、みんなが本当に悔しいでした。「アウェイで引き分けに終わってよかった」という空気が一切なく、自分自身も「勝たなければいけない試合を自分たちのちょっとしたところで取りこぼしてしまった」という気持ちで、それはポジティブな状況でもあると思うので、次は勝ちにつなげてみんなで喜べるようにしたいです。もやもやした気持ちをパワーに変えてぶつけていきたいですね。


MF/30 増田隼司

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--直近2試合は1-1のドローとなっていますが、内容面での手応えと課題感をどのように感じていますか?

つなぎの部分やビルドアップではやれることが多くなってきて、後ろからのビルドアップもみんな自信を持って丁寧にやれているなとこの2試合で感じました。結果的に1-1で両方先制してから追いつかれる展開で、前回の福島戦は(1-0で前半を終えた)ハーフタイムに「もう一度引き締めていこう」という話をして追いつかれているので、次の1点が大事だなと思っています。前半のうちに取れるならもう1点決めておきたいし、岐阜戦は前半終了間際に失点しているので、2点目を取りにいくことが大事だな、と結果から見たらそう思いますけど、内容はどんどん良くなっているなと思います。いい形で得点はできていると思うので、ここからチームとしてもう一段上にいくためにも、追加点を決めることが次の段階なのかなと思います。

--守備では前からしっかりとけん制できている印象がありますが。

チームとしてもボールを持てない時に、自分たちのペースで回させていい形でボールを奪う場面が増えてきています。持たれていてもそこまで崩される感覚がないので、そういうのは周りと話してうまくやれているからなのかなと思います。

--前の選手を探しつつ、コースがあれば自分でもシュートを打っていく。

そうですね。この前の試合も自分のシュートがなかったので。パスもいいですけど、もう少し自分でいくシーンも増やさないといけないです。

--8月に移籍してきて、チームのやり方には慣れてきましたか?

慣れてきましたね。「話しながらやっていかなければいけない」というのは最初からわかっていましたけど、選手の特徴や自分の特徴も把握できてきて、今はチームにどんどん馴染んできているかなと思います。

--ちなみに、オファーを受けた際はどんなことを言われましたか?

印象に残っているのは「首も振れていて、バックステップでボールを受けられる」と言われたことですね。あまりそういうことを指摘されることがないので、「すごいところ見てるな」と思いました。ライン間で受けてそこからのスルーパスや、ビルドアップの時にアンカーの選手を助ける両方に関わってほしいというのは今もずっと言われています。

自分は能力の高いタイプではなく、足がそんなに速くないですし体も大きくないので、相手を見ながらプレーすることを昔から意識してきました。そういうところを求められていることは嬉しいですし、もっとやっていかないとなと思います。

--相模原に移籍してきて、どんな部分を伸ばしたいと考えていますか?

一番は得点やアシストのところですけど、それ以外のアシストの前のパスもですね。この前の試合では、自分が(綿引)康くんにパスを出して、康くんが折り返してゴールが決まったようなプレーも大事だと思うので、チャンスメイクの回数も増やしたいです。あとは後ろからのビルドアップで自分も関わって、チームがスムーズに回るようにしたい。目立たないプレーかもしれないですけど、大事なところなのでそういうとこをはうまくなっていきたいです。