SC相模原

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09-21-2023

 練習情報 

練習レポート(齊藤聖七選手、山下諒時選手)

FW/29 齊藤聖七

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--FC岐阜との試合を経て、今週取り組んでいることは?

今日、ミーティングで前節のフィードバックがありました。岐阜は事前の想定以上にボールを持ってきたので、僕たちが守備に追われる時間が長くて、中央に経験のある庄司(悦大)選手がいて、そこの立ち位置をつかむのが自分を含めて難しく感じていました。そのなかで自分らのストロングになりつつある前からのプレッシングが何度かハマったところがあって、それはどの相手に対してもストロングになっているので、その良さが出たシーンを抜粋してくれて「これを続けていこう」という話がありました。

--岐阜は4バックが基本布陣でしたが、変則的な立ち位置でビルドアップをしてきたことで、誰がどこへプレスをかけにいくかがハッキリしなかったのでしょうか?

(増田)隼司くんが指示を出してくれるので、どっちが中を閉めてどっちが外にいくっていうコミュニケーションは常に取っていました。相手の右サイドバックにいた生地(慶充)選手はユースの頃から知ってる方ですけど、元々サイドバックの選手ではないこととうまい選手だというのは知っていました。何度かやられてしまったところはありましたけど、自分と隼司くんでハメていたことの方が多かったと思います。

--相模原がボールを持っている際は齊藤選手が低い位置にまで降りて、組み立てに参加して前進する場面もありましたが。

ボールが前進するには選手一人ひとりの立ち位置とかオフザボールの動きとかもありますけど、ボールを(積極的に)触って前に運んでいける自信がみんなに出てきたと思うから、みんなのボールに関わろう、関わろうとする動きが増えてきたのかなと思います。

--2試合前の鹿児島ユナイテッドFC戦は0-3で敗れていますが、自信をなくすことなく岐阜戦に臨めていたのでしょうか?

0-3なので完敗というスコアですけど、内容を見れば自分たちの肌感覚としてはそんなに悪くなかったので、週明けの練習からネガティブになっている選手はいませんでした。みんな切り替えて次に向かえていたことがよかったと思います。

--今週末対戦する福島ユナイテッドFCはここ最近、調子を上げているイメージがありますが。

正直、相手がどことか関係なく、自分らは常にチャレンジャーとして戦うしかないですし、置かれている現状を考えれば相手はどことかを気にする必要はないです。自分たちがやってきたこと、やれていることを継続してできれば自ずと結果はついてくるのかなと思います。

--7月30日に清水エスパルスから育成型期限付き移籍をしてきて、チームとしても個人としても変化は感じますか?

そうですね。自分はボールに関わる回数が多いですけど、コミュニケーションは取れますし、選手個々の特徴も把握できています。今のスタメンはシーズン当初のメンバーとは大きく違うと思いますけど、途中から入ってきた自分らはチームに勢いをつけさせないといけないですし、当初からいて今も出ている選手たちは僕ら以上にやってくれていると思います。それがうまく融合して、いい化学反応が起きていることでチームは斜め上を向いているのかなと思います。

--個人としては初ゴールも決めたいところですね。

動きが良くても、そろそろ取らないと認めてもらえないと思うので、そろそろ取ります。

DF/4 山下諒時

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--前節の岐阜戦を振り返って。

こっちにもチャンスがあったし、相手にもチャンスはあって、(東)ジョンが1対1を止めてくれたこともあった試合でした。相手には前線に速い選手がいたのでミナ(水口湧斗)とコミュニケーションを取りながら、(ンドカ)チャールス選手の背後(へ走ってくる動き)はうまく消しながら自陣深くまで侵入させないことを意識していました。

--夏以降、4バックから3バックにシステムが変わりましたが新しいフォーメーションには慣れましたか?

自分たちの左サイドは(橋本)陸くんとうまくコミュニケーションを取って、左が前に出るようにしています。スライドのタイミングも慣れてきた感覚はあります。守る時は(ウイングバックが下がって)5枚になるんですけど、プレスはしっかりかけにいくということでディフェンスラインの全員が下がってしまうと前線からのプレスが意味のないものになってしまいます。前線の選手がプレスをかけてくれるからこそ、4バックの時より自分たち後ろの選手が出ていける。前線のプレスに合わせて後ろもついていって、ラインがコンパクトになるような守備を意識しています。

--プレスをかける上で大切になることはどんなものがありますか?

ミナと相手が大体1対1になっていることが多くて、自分が前に食いつきすぎて後ろへの準備ができていないと、自分のマークに裏を取られてミナと相手が1対2になってしまいます。自分は前に出るけど、単独で出ているわけではなく、チームとしてハメるために前に出ているので、食いつきすぎて自分の背後のスペースを取られないように意識しています。

--岐阜はシステムを可変させてきて、前へのプレスがかけにくそうな印象でしたが。

事前の情報だと前期よりつないでこないという想定がありましたけど、相手に中盤にうまい選手がいて、背後に蹴れる選手、裏に走れるFWがいたので、自分たちはラインを上げつつも後ろをケアしないといけなかったので、そういうところで戸惑うタイミングや時間帯はありました。

--今節の福島戦へ向けては、どんなところが大事になりますか?

福島は今、すごく調子を上げていて、勢いのあるチームだと思います。つないでくるサッカーを展開してくると思いますけど、ボールを持てる時は自分たちで持ちたいし、相手の前進を自分たちのプレスで止められたらチャンスは広がると思います。個人としては、この前とその前の試合で3失点と1失点していて、自分がついていたマークから決められています。前期の福島戦は、勝ちましたけど1失点しているので、無失点で勝てたらベストだなと思います。