SC相模原

SC相模原

MENU

NEWS DETAIL

09-14-2023

 練習情報 

練習レポート(栗原イブラヒムジュニア選手、佐相壱明選手)

FW/26 栗原イブラヒムジュニア

DSC_6514 copy.jpg

--前節の鹿児島ユナイテッドFC戦で、久しぶりに公式戦のピッチに立ちました。今のコンディションはいかがですか?

体の状態は正直そんなに悪くないです。ただ、公式戦と練習試合は別物なので、普段の練習試合や練習での状態をそのまま出せず難しい状況でもありました。そういう意味でそんなに気持ちよくプレーはできなかったイメージ。僕が出た時は0-2で負けていた状況で、点を取って結果をひっくり返すという意味合いで入れてもらったと思うんですけど、それができなくて自分としては非常に悔しい印象です。

--前節はどんな部分でうまくいかなかったと感じていますか?

立ち上がりはよく戦えていたと思いますけど、そこから相手にボールを握られて誰が最初にプレッシャーにいくかで後手になるシーンが多かった。失点の場面もそういうところでズレが生じて入れられてしまいました。自分たちはボールを持って前進するスタイルですけど、僕が出た時は下に人数をかけているのにロングボールに頼ってしまうことが多く、相手にセカンドボールを拾われることが多かったです。長いボールを蹴るならもっと前に人を置いた方がよかったですし、そういうことを中で修正できていれば、もうちょっと脅威を与える戦い方ができていたと思います。

--それまで、チームは公式戦3連勝を挙げていました。ここ最近のチーム状況をどのように見ていましたか?

ずっと勝てる試合を落としてきたなか、結果がついてきたことは出ている選手にとっては自信になりますし、チームは前向きな雰囲気になってきています。それでこの間の試合は負けてしまいましたけど、誰も「次負けたら2連敗だ」と思いながらプレーしている選手はいないですし、3連勝はこれからに対して大きな意味を持つんじゃないかと思います。

--今週のトレーニングで取り組んでいることは?

基本的には毎週同じ流れで練習をしていて、その中で相手ありきのスポーツなので、相手の特徴を考えて配置や動かし方で特別なにか前の週から今週で何かが変わったイメージはないです。先週できなかったことをもう一度意識して取り組めていると思います。

--最近はCBではなくFWでの起用が増えていますが、感覚はいかがですか?

CBはやらないと忘れてしまうポジションですけど、「CBがどう」とかはあまり考えてないです。“CBの俺”というのは正直、感覚としてなくて、今はFWとして出場数を重ねているところで結果にもっともっとこだわってやりたいですし、練習で悪いプレーが出てしまった時は「うまく気持ちを切り替えたいな」と思いながらやっていて、試合に向けてどんどんチャレンジしたいと思いながらやっています。

--練習でも前でプレーしていることが多いですけど、今CBでプレーしたい気持ちは?

元々やっていなかったポジションで、プレシーズンに積み上げてきて開幕戦にスタメンで出たところまではよかったです。でもそこから出られなくなった時に、練習試合でFWとして出て結果を出せてFWになったという意味では「自分はやっぱりFWの方が向いてるのかな」と。でも、CBを経験したことで試合の見方とか流れを読むという、前では感じられないことを感じられたので、またサッカーの幅が広がったと思います。肌で感じるのと見て感じるのは全然違いますし、プラスになった経験です。別に、FWも好きですしなにも(ネガティブな感情は)ないですね。試合を見てくれる人からは「最近CBやってないじゃん」って言われますけど、自分はあまり気にしてないというか、なんて言ったらいいか難しいですけど、試合に出たら「FWとしての役割を果たしたいな」と今は思っています。

--前節はノーゴールで敗れ、連勝は「3」で止まりました。次のFC岐阜戦は今後を占う意味でも大事になりそうですが。

メンバーに入れるかわからないですけど、出たら自分は勝利に向かってプレーするだけです。負けた次の試合は本当に大事で、自分たちの立ち位置で連敗は本当にしてはいけないこと。なにがなんでも勝てるように、試合で100パーセントを出せるような準備を残りの練習でしていきたいです。


MF/22 佐相壱明

DSC_6478 copy.jpg

--前節、佐相選手は復帰後初めての先発出場でした。

正直なところ、めっちゃいいわけではないです。ウイングバックも試合の途中からやることはありましたけど、頭からっていうのは今季初めてだったので、まだ慣れきっていないところはあります。でも、右足のクロスとか自信持って蹴れているので、そこをもっと出せたらいいかなと思っています。

--佐相選手が怪我をしてしまった第18節・奈良クラブ戦の後半からチームは3-5-2を採用し続けています。新しいフォーメーションにフィットしてきている感覚は?

3-5-2はアウェイのギラヴァンツ北九州戦でもやっていて、その時は3-5-2の3ボランチ(インサイドハーフ)で、そっちの方が頭のなかは整理されています。ウイングバックになるとちょっと景色も違うので、もっと練習が必要だなと思います。

--前節は対面に立つサイドバックの選手がサイドに張らず、プレスをかけにくい立ち位置にいられたように見えましたが。

前半、失点したシーンもプレスをかけにいって奪えなくてカウンターっぽくなりました。プレスをかけにいったけど取れなかった時の甘さというか、サイドバックが(内側に)入ってくるのでミスマッチが起きて、いきづらくなったところはあったので、そこはもっと周りと話し合わなければいけなかったなと思います。ハーフタイムに(高橋)健二さんに「右は出ていくのが早いからゆっくりでいいよ」と言われて、そこである程度はできましたけど、やはり試合中にもっと話さないといけなかった。なかなか難しいとは思いますけど、やはり話さないとできるものもできないと思ったので、もっと話したいです。

--「出ていくのが早い」というのは?

元々、左の(橋本)陸くんが高い位置からプレスをかけにいっていたなか、右も出れるタイミングがあったので、(綿引)康と話し合って結構出していましたけど、スライドが間に合わなくなる時があったので、それで「落ち着いて。マッキー(牧山晃政)を外に出して、慌てずプレスにいこう」と言われました。後半は相手の擬似カウンターが、なかったわけじゃないですけど前半よりかは大丈夫だった印象でした。

--離脱している間に選手が増えましたが、今のチーム内の競争をどのように捉えていますか?

(増田)隼司くんみたいな上手な選手もいて、マッキーも「すごくやってるな」と思うので、負けてられないですね。

--牧山選手はどんなところがよくなりましたか?

プレスは前からよかったですけど、ボールを失わなくなりました。タメて(味方を)使って、走ってということが整備されている感じがするので、今は負けてるなと思います。でも、周りのみんなからたくさんのことを吸収できているので楽しいですね。

--リハビリ中はどんなメンタルで過ごしていましたか?

怪我するタイミングは一番最悪だったと思います。新加入選手がたくさん入ってきて、やりたいのにやれない気持ちが大きくて悔しかったですけど、途中から「しょうがねえや!」って思って気持ちを切り替えて「早く戻ろう」というマインドになりました。焦りより「長引いたら嫌だから、ちゃんと治そう」という気持ちが大きかったです。

--ただ、FC琉球戦から戻ってきてチームの連勝にも絡んでいます。チームは前節敗れてしまいましたが次の試合が大事になるなか、佐相選手個人としても出場機会をまた確保したいところなのでは?

個人としては、今はサイドのポジションなので相手の嫌がることをもっとできるよう練習から意識したいです。チームとしては、ここで連敗したら連勝した意味がないと思う。次の岐阜も強いですけど、僕たちもやれることはたくさんあると思うので、チーム一丸となってやるだけだと思います。