SC相模原

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09-07-2023

 練習情報 

練習レポート(福井和樹選手、東ジョン選手)

MF/41 福井和樹

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--大学生でありながらJリーガーとしての一歩を踏み出せた感想はいかがですか?

チームに合流して4日でしたけど、ベンチに入れてもらえて試合に出させてもらえたというのは、自分のなかですごくいい経験になりました。これからも出場機会を伸ばせるよう、みんなに信頼してもらえるよう、日々の練習から結果を出していきたいです。

--残り少ない時間に加え、数的不利で1点リードを守らなければいけないという状況でしたが。

あの状況で出場できたことはすごく嬉しかったです。一人少ないなか、自分が一番フレッシュな状態だったので、「走れる分、走ろう」と思ってプレーしました。5-3-1で、自分が2人を見るような感じで、「みんなにもよく走ってくれた」と言ってもらえましたし、勝利で終われてすごく嬉しかったです。

--状況も状況なのでプレッシャーはありませんでしたか?

緊張よりも「走ろう」という気持ちの方が大きかったです。このまま勝って終わるために自分が一番貢献したいと思っていたのと、出る時にみんながハイタッチをして声をかけてくれたので、それが緊張を消してくれたと思っています。

--短い出場時間で、一人少ない状況だったためデビュー戦では自分の持ち味を出しづらかったと思います。サポーターには、自分のどんなプレーを見てほしいですか?

ボールを持った時のクオリティや、左足からのシュートですね。大学3年になってから自分のなかで得点力が上がってきたつもりで、得点を見てほしいです。元々はドリブルが武器で、ゴールに直結するプレーを高校から求められてやってきました。それが今になってついてきたかなと思うので、苦しい時に自分が得点を決めて、それが勝利につながればいいなと思います。

--2列目からスルーパスなどでゴールをお膳立てするよりも、自分で得点を奪いにいくようなプレーが多い。

そうですね。でも、自分のなかでは相手が届かないパスなどボールを持った時のアイディアは人より武器にしています。試合ではスタンドのみんなが驚くようなプレーをどんどん出して行けたらいいなと思います。

--プロキャリア最初のクラブにSC相模原を選んだ理由は?

練習に参加した時、チームの雰囲気がすごく良かったですし、戸田和幸監督のことは元々知っていたので「ここで指導を受けたい」という気持ちになりましたし、「ここでJ2昇格に貢献したい」と強く思ったので、相模原に決めました。

--ガンバ大阪ユースの同期が続々とプロの内定が決まってJリーグデビューを果たしている選手もいますが、刺激は受けていましたか?

ユースの同期は高校3年間一緒に過ごしてきた仲間なので、先にデビューしていたら悔しい気持ちと焦る気持ちもありましたけど、「焦らないで結果を残していこう」とずっと思っていました。ここからはライバルとして、試合に出場し続けてユースの同期と当たった時は負けないようもっと成長したいです。


GK/35 東ジョン

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--チームは現在3連勝中です。後ろから見ていてディフェンスの感覚はいかがですか?

3試合で2失点ですし、守備でみんな粘り強くやれています。自分はJリーグに出てまだ7試合で、通算100試合出場を達成した(橋本)陸くんが声がけをしてくれたり(岩上)祐三さんとかみんなに周りに助けられています。監督がよく言ってるように「全員攻撃・全員守備」を徹底できているから結果に結びついてるのかなと思います。ミナくん(水口湧斗)やディフェンスラインが本当に頑張ってくれていますし、こっちは流れてきた数少ないボールを止めるだけですし、そこは自分が強みとしているところです。

--フィールドの選手が体を投げ出してシュートコースを限定していることで、GKとしてはどこに飛んでくるか予測しやすいのでは?

そうですね。めちゃくちゃ守りやすいです。

--試合を重ねるごとに、東選手の安定感も増しているように感じます。

最初は自分のことでいっぱいいっぱいで、特にデビュー戦なんかは緊張していました。試合を重ねていくなかで、仲間への声がけや試合全体を通して自分がなにをしなければいけないか、やることを増やせています。ここからは今まで以上にチームの勝利に貢献したいと思っています。

--チームは複数得点を決める試合も増えています。後ろか見て、攻撃面でのクオリティはどう感じますか?

スタメンで出ている選手もそうですけど、最近はカル(デューク・カルロス)や(安藤)翼くんだったり、途中から出て流れを変えてくれるような選手がたくさんいます。そういう意味ではピッチに入ったら誰でも点が取れるといういい状態だと思って見ています。こっちが守れば「点を取ってくれる」という安心感があるので、もっともっと連勝記録を伸ばしていけるかなと思います。

--今節の鹿児島ユナイテッド戦は、「15周年記念ドリームマッチ」も行われるため会場に多くの方が足を運ぶ見込みです。

ファンがあっての僕たちのチームですし、小さい子どももたくさんくると思うので、みんなに見てもらえるということはありがたいことです。みんなが見ているから特別がんばるというわけではないですけど、次も勝ちにいけるよう思い切って戦いたいです。3連勝で終わるのか連勝をもっと伸ばせるかでこれからの順位に大きく関わりますし、これで満足しているわけではないです。シーズン後半で巻き返していきたいと思っているので、貪欲に勝利にこだわってやって、できるだけ上の順位で終われるようにしたいです。