MF／14 安藤翼
－－新加入選手が入ってきて、チームは前節勝利を挙げることができました。チームとして、個人として、最近の調子はいかがですか？
チームとしては、開幕からいたメンバーでしっかりとやってきたものがあって、新加入の選手が新しい風をもたらしてくれています。それが練習や試合の結果にも現れています。誰が出てもやれるチームだと思いますし、それがうまく合えばという形だと思うので、それが今は徐々に良くなっていると思っています。
個人としては、もっとできると思っているし、この前も決定機はありました。出た時にどういうパフォーマンスをするかというのを自分は意識しているので、ピッチでもっともっと結果を求めてやっていきたい。上にいかなければいけないし、残留しなければいけないと思っているので、満足することは全くないですし、次、必ず勝ちたいです。チームとして慢心ではなくて自信はあるので、そこをうまくゲームにつなげたいです。
－－6人の新加入選手が入ってきて、どんなところに変化を感じますか？
練習の質が高くなりました。セヌさん（瀬沼優司）はどちらかといえばプレーで見せてくれて、（岩上）祐三さんは厳しく言ってくれる。（東）廉太や（齊藤）聖七、（東）ジョンはピッチで表現してくれるタイプで、そこに（増田）隼司も加わって、みんなで高め合いたいし、負けていられないです。いい競争ができていると思っています。
－－選手の層が厚くなったことで、まさに競争は激しくなっていると思います。
僕自身は同じポジションの選手から盗むこともそうですけど、負けられない部分もあるので、いい競争意識が生まれています。この前の試合で言えば、自分が出た15分でなにができるかをもっと追求しないといけないし、とにかく自分にフォーカスすることが大事です。僕以外の選手もみんなそこは意識してやれていると思う。誰を起用するか決めるのは監督なので、僕たち選手はピッチでどれだけのパフォーマンスを発揮できるかだけ考えてやっていきたいです。
－－スタートから出たい思いはあると思いますが、コンスタントに試合に出られている現状をどう捉えていますか？
正直もっと試合に出たいですし、点を取りたい思いもチームに貢献したい思いもあるので、そのために結果を求めてやっていきたいです。毎日毎日が勝負だと思っているので、その日にやる紅白戦にすべてを懸けていますし、毎日のトレーニングがすべてです。自分がレベルをどんどん上げていくことでチームにもいい循環が生まれると思うので、そこはブレずにやっていきたいです。
－－今週末のアスルクラロ沼津戦へは、どんな気持ちで向かっていきたいですか？
出たら必ず点を取りたいですし、この前もチャンスはあったので、それを絶対に決めるための準備をひたすらしたい。自分が点を取って勝ちたいですけど、そういうゲームがなかなかないので、サガミスタを喜ばせられるように戦いたいです。チームに懸ける思いは誰よりも強いと思っていますし、これだけ応援して、声をかけてくれる方たちのためにも、結果で恩返ししていけるよう、次の沼津戦は必ずゴールを決めます。
MF／24 牧山晃政
－－ここ最近はフォーメーションが変わって牧山選手のポジションにも変化があり、さらには新しい選手も加わりました。ここ最近の公式戦での感触はいかがですか？
新加入選手が入ったことでロングボールが増えてきて、変わってきた面もありますけど、元々自分はそういうチームでやってきたので、やりにくさはないです。かと言って今までやってきたことがなくなった感じもないので、うまくフィットしている感じが自分の中ではあります。
－－ポジションがボランチから一列前に上がって、どんな違いがありますか？
ポケットやゴール前に飛び出すために、自分の特徴である「走り」を出しやすくなっているので、やりがいを感じています。大学では4-4-2の2ボランチをやる時もありましたけど、1アンカーの時はいい選手がいたので、自分は一列前に入って、サイドにボールが入ったら縦に走ってスペースを空けるランニングをしていましたし、やりにくさはないです。
－－牧山選手は球際に強く、ボールを刈り取りにいくイメージがありますが。
そこは継続してやれているなと思います。開幕当初やチームに入る前と比べると、攻撃の面では技術が上がってきているなという感覚もあります。
－－新しい選手が入ってきて、競争が激しくなっているなかでも牧山選手は前節も先発で出場されていましたが。
メンバーにはずっと入ってますけど、スタメンで出ている回数はそんなに多くないと思っています。もっと食い込んでいかないといけないなと感じています。
－－チームは前節勝利を収めました。いい競争ができていることが源泉になっているように感じます。
競争力は間違いなく上がっていると思います。勝ったことで「もっとやれるんだ」という実感が沸いてますし、プラスの感覚でいます。
－－前節は勝ったものの、勝ち点の近い北九州も福島も勝ったことで順位は変わりませんでした。
でもその分、中位との差も縮まったので、残留争いするチームが増えますし、ネガティブな感情はないですね。
－－今節は今季初の連勝が懸かった試合でもあります。試合への意気込みを教えてください。
初めて勝った福島戦の後の讃岐戦では連勝できなかったですし、奈良戦の次の今治戦も勝てなかったので、次こそは絶対に連勝したいですし、それができればもっといい順位へと上がっていけると思います。この一戦は絶対に落とせないです。