SC相模原

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08-06-2023

 試合結果 

【8/5讃岐戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

SC相模原 1-0 カマタマーレ讃岐

得点
90+1' 藤沼拓夢(SC相模原)


■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2023/080508/live/#live/

戸田和幸監督

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--3週間前の奈良クラブ戦で相模原ギオンスタジアムでの406日ぶりの勝利。それから2試合勝っていなかったものの、ホームで再び勝ち点3をとりました。今の率直な気持ちを教えていただきたいです。

選手のパフォーマンスと様子を見ていて「勝つな」とは思っていました。選手それぞれがずっと努力を続けていたのと、このタイミングで新しく加入してくれた選手たちの能力と努力。(齊藤)聖七と(東)廉太は(SC相模原に合流してから)3日しか練習していません。初日はどうかな、緊張してるかな、フィジカルコンディションはどうかなっていうところから始まりました。

ただ、2日目のトレーニングを見た時に、これはいけると感じて、スタメンで起用しました。ほとんど(チームで)合わせてないようなものでしたが、そういった中でコミュニケーションをとったり、個人としてできる準備と努力を全員がしてくれました。

今日は途中から安藤(翼)と藤沼(拓夢)が試合に出ました。もちろん、自分としては彼らに伝えたことはあって、彼らも悔しさはあったはずです。特に拓夢はずっとスタートから出ていたので。課題は課題、期待は期待というものがあって、「爆発を期待している」と伝えた中でやってくれました。

そういう意味では、チームが1つ層が厚くなったという言い方もできるでしょうし、これまで我々はこういう試合で勝てなかったり、負けたりしてきたので、そういう意味では自信になるような一戦になったと思います。

■戸田監督記者会見のコメント全編はYouTubeで公開中!
https://www.youtube.com/watch?v=lpYXSbpqz-w


DF/32 東廉太

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--初めてJリーグのピッチに立っての感想を教えてください。

ルヴァンカップと天皇杯はFC東京で出ていたんですけど。やっぱり、リーグ戦っていうのは長期の結果が大事になってくる中で、1試合1試合がすごく大事な試合になります。1試合の重みは全然違います。今日は相模原のサポーターに喜んでもらえるような結果や、チームのみんなのためのプレーとか、勝ちにつながるプレーを意識していました。

--SC相模原での練習参加は3回。先発出場が決まった時の心境は?

準備はして東京から来ていたので。3日という期間は短くはなかったです。周りの選手もうまくコミュニケーションをとってくれて、やりにくさはありませんでした。あとは、相手のプレスを外したり、もっとチームを助けられるプレーをできたら、もっと楽な展開になったんじゃないかなと思います。

--3バックの真ん中でプレー。戸田監督からはどのようなことを求められていましたか?

とにかく思いっきりプレーしてほしいと。自分の持ち味を評価してオファーしてくださったので、まずは自分の持ち味を十分に発揮して、遠慮なくプレーしようと思っていました。ビルドアップやロングパス1つでも、弱気なパスじゃなくて、ラインを割るぐらいの長いパスだったりとか、そういう気持ちでやったつもりです。

--東選手の持ち味である空中戦の強さも見せたと思います。

そうですね。ヘディングの部分っていうのは自分の1つの武器なので。自分がマークした選手は結構強かったですけど、点を取らせなかったのはよかったです。ただ、何度か負けてる部分だったりとかあったので、負けちゃいけないなと感じましたね。

--前半が風下、相手が風上という状況で、結構対応の難しさもあったと思うんですけど、そこに関してはどうでしたか。

風下の試合はプロになってからは初だったんですけど、風上に比べて風下は守備も攻撃もやりにくさはあります。うまく前半を無失点で耐えれたのが大きかったです。

--失点をゼロで抑えていたことが、最後のゴールにつながったと思います。

守備としては無失点、クリーンシートで終わらせるのが仕事です。今日は最後に(藤沼)拓夢くんが点を取ってくれて 勝てたので、そこは本当に攻撃の選手は守備の選手に感謝して、守備の選手は攻撃の選手に感謝してっていう、そういう気持ちが生まれてくれば、もっといい試合ができるのかなと思ってます。

--SC相模原の選手として、初めてピッチに立って、初めての試合で勝利したことについては。

サポーターの方の雰囲気もすごく良くて、試合中も応援の声が聞こえてきて、すごく力になっていました。自分にとってもJリーグでの初めての試合で勝てたっていうのが、本当にうれしいです。

--自分が入って、勝ち点3をつかんだっていうのは、チーム内での信頼感につながる?

自分が入ったから勝てたかはわかりませんが、最初からいた選手も、途中から入った選手も、みんなが頑張ってつかんだ勝利です。今チームがいい流れに乗っていると思うので、この流れを崩さずに、自分も勝利の力に少しでも貢献できたらなと思います。

--19歳ですよね?(笑)。しっかりしてるから、19歳としゃべってる感じがしないんですが……。3日間の中でも積極的にコミュんケーションをとったのでしょうか。

自分から話すっていうのは、昔から得意なので、そこはやってきたつもりです。でも、周りの選手も本当にベテランの選手から大卒の選手まで全員が自分とコミュニケーションを取ってくれて。戸田監督をはじめスタッフのみなさんもすごくいい雰囲気で迎え入れてくださったので、メンタル的にもやりやすかったです。

--ここからプロ選手としてどんどん羽ばたいていくのを楽しみにしています。

ありがとうございます。でも、まだまだこんなもんじゃないっていうのを、次の試合から見せていきたいです。


MF/29 齊藤聖七

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--SC相模原に来てのデビュー戦を振り返っていただけますか。

勝つって気持ちいいな、と。ゴールが入った瞬間、笛が声が鳴った瞬間、あの瞬間っていうのが、サッカーをやっていて本当に最高の瞬間です。この先も、勝ち続けたいと思っています。

--チーム合流即スタメンという形になりましたが、戸田監督からは求められたことは。

自分の特徴を生かすことです。ビルドアップの場面で、ボールを前進させるためには、ハーフスペースで受けて絡んでっていうのを、今週の練習でずっと言われていたので。それを意識して臨みました。

--ハーフスペース、ライン間でボールを受けて前を向くとか、攻撃の潤滑油になるプレーが多かったと思います。

あれが自分の特徴だと思っています。ドリブルも得意ですし、前に運ぶことも得意ですし、少しでもボールを前進させることでラインを上げられると思います。

--SC相模原というチームに、どんな印象を持っていますか。

僕は神奈川出身なので、ジュニアユース時代に(FCパルピターレ)、SC相模原と試合をしてやられたりしたこともあって。自分の中では「あの強い相模原」っていうイメージがあります。

--初めてのJ3での公式戦で緊張感はありましたか?

自分の立ち位置としては、(プロ選手として)崖っぷちだったので、緊張というよりは、本当に1試合にかける、集中するという気持ちでした。

--これからの意気込みを改めて聞かせていただけますか。

チームにとっても選手にとっても自信につながる勝利だと思います。戸田監督も言ってましたけど、今日みたいな展開でこれまでだったら、0-0で終わってしまうとか、最後に1点取られて負けてしまうっていうのが続いていたと。今日のように最後の最後で決めきれるチームが本当に強いチームですし、ターニングポイントになるんじゃないかと思います。これからもチームの潤滑油になりながら、目に見える数字を残すことにフォーカスしていきたいです。


FW/9 藤沼拓夢

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--率直な感想を教えてください。

本当に勝ててよかったです……はい、それだけですね。

--今シーズン、基本的にはずっとスタメン出場してきて、今日はベンチスタートでした。今日の試合に向けてはどういう気持ちで入りましたか。

自分の中にはいろいろな気持ちがありましけど、そういうのはピッチの上で結果で示さないといけないと思っていたので。本当に試合に出たら、得点を取ろうっていうのは強く思っていたので、それが結果に現れてよかったかなと思います。

--ゴールシーンは岩上祐三選手のミドルシュートをGKが弾いたところを詰めたものでした。

あのシーンは祐三さんなら、強いシュートを打つだろう、枠にも入れるだろうと思っていました。シュートを打つ前から、こぼれ球を狙っていた分、GKが大きく弾いたわけじゃなかったですが、素早く反応できて先に触ることができました。

--GKとの距離も近くて、シュートコースもほとんどなかったと思います。

ゴロだったら入らないなと思ったので、浮かすことだけは意識していました。ニア上というか、GKの肩口あたりを狙ったら、うまく決まりました。途中出場だったので、体力的にも、ちょっと余裕があったのかなとは思います。

--アディショナルタイムでの勝利を決定づけるゴールでした。

たまたま自分のところにボールがこぼれてきましたけど、それまで90分戦ってくれたみんなが本当に走って、体張って、この暑さの中でやってくれましたし、 ベンチメンバー含めてのチーム力だと思ってるんで、それは今日いい形でほんとに全員で勝ち取った勝利だなと思います。

--途中出場で結果は出したけど、スタートでやっぱり出たいっていう気持ちはもちろん強い。

めちゃくちゃあります。スタートで出て、最後もピッチに残ってたいですね、やっぱり。

--藤沼選手の勝負強さをアピールできたのではないでしょうか。

まあ、外してきたのもたくさんありますし……。僕は苦しい時にチームを助けられる人を「ストライカー」って言うと思っています。今日や奈良戦は良かったと思いますけど、助け損ねた試合がいっぱいあるので、まだまだ改善点は多いです。

あと……全然関係ない話していいですか。

--はい、どうぞ。

今日、前半のエンドが逆になってたじゃないですか。僕、後半、あっち(アウェイ側)に攻めると点とるんですよ。奈良戦もそうだし、去年の(途中出場で2ゴールを挙げて勝利に導いた)宮崎戦もそう。

--確かに!今日もとれるなって思ってたんですか?

ちょっとは思ってはいましたけど……(笑)。でも、こっち(ホーム側のゴール)でとりたいんで。あんまり良いジンクスだとは思っていないですけど(笑)。

--あと、ファミリアも歌ってたじゃないですか。

恥ずかしかったです(笑)。

--歌ったことは?

ありません。すごい苦手なので(笑)。

--どうでしたか。自分先導でのファミリアは。

誰かやりたい人いる?って言ったんですけど、誰も手を挙げなくて……。

--でも、今日は藤沼選手しかいないでしょう!

はい、今日は(笑)。